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必殺まっしぐら!  第10話 「相手は草津温泉の乗っ取り男」

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必殺まっしぐら!
必殺まっしぐら! (配信数12話)

かつて仕事人チームのメンバーだった秀は、闇の殺し屋・神楽坂宗右衛門の配下となっていた。秀は一目ぼれした吉原の遊女見習い・若紫を身請けする金を作るため、日本全国を飛び回る中、もう1つの闇の殺し屋・向島仁十郎一派との抗争に巻き込まれていく。

■キャスト
三田村邦彦
秋野暢子
大沢樹生
菅原昌子
睦五朗
藤岡重慶
桃山みつる
笑福亭鶴瓶
西郷輝彦


■スタッフ
脚本:篠崎好、中原朗、石川孝人、保利吉紀、田上雄、江科利夫
監督:工藤栄一、原田雄一、松野宏軌、津島勝、水川淳三
音楽:平尾昌晃

©ABC/松竹

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  • 第1話 「秀が帰って来た!」
    第1話 「秀が帰って来た!」

    錺職人の秀は、裏の世界では「簪の秀」の通り名で知られる凄腕の仕事人。そんな秀に、吉原の名主総代・丁字屋藤七殺しの依頼が入る。藤七はヤクザの親分・鉄輪の権造らと組み、新たな色街・新吉原を作るため長屋の住人たちを無理やり立ち退かせていたのだ。

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    第2話 「相手は京の欲ボケ貴族」

    今回の仕事の相手は、京の公家・宇多野小路篤麿。篤麿は京都御所で食膳を用意する大膳職を務めているが、その立場を利用して私腹を肥やしているという。近江屋・江差屋・京白川堂の三者が篤麿に大金を貢ぎ、汚いやり口で商売敵たちを追い込んでいるというのだ。

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    今回の標的は、壇ノ浦の浜に現れる平家の亡霊。最近この亡霊が人をとり殺す事件が起きており、つい先日も巫女がとり殺され、その父である神主も跡を追うように入水自殺してしまったという。亡霊が現れる際には、琵琶法師の祇園精舎が聞こえるらしいが……。

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    第4話 「相手は長崎のぜいたく女」

    今回の仕事の標的は、長崎奉行・戸倉出雲守の細君・紀和。彼女はその地位をいいことに外国人からも様々な賄賂を受け取り、その上公然と不貞を働いていた。しかし出雲守は、そんな妻の所業にも一切口出し出来ないでいた。実は紀和は、将軍の御落胤だったのだ。

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    今回の標的は、伊達家六十二万石の国家老・秋月主膳。すでに藩の実権を掌握した主膳は、病身の藩主にまだ幼い長男・鶴千代へ家督を譲るよう進言。その上で跡継ぎとしての自覚を促すため、鶴千代を自宅に一時預かることにするが……実はこれには、裏があった。

  • 第6話 「相手は佐渡金山の乱脈男」
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    今回の標的は、佐渡金山で人足を集める山師・加茂屋市兵衛。しかし加茂屋は親切で人が良く、周囲から「仏の市兵衛」とまで呼ばれる好人物であった。綾麻呂の調べでは、山師仲間の頭領で島一番の実力者である大黒屋角兵衛の方がよほど怪しいというのだが……。

  • 第7話 「相手は徳島剣山の暴力修験者」
    第7話 「相手は徳島剣山の暴力修験者」

    今回の標的は、阿片を使って人々を操る阿波・剣山の修験者・土佐坊俊源とその一味。阿波へ向かった秀は道中で修験者・日顕と知り合うが、彼もまた阿片中毒に苦しんでいた。一方、男装して女人禁制の山へ入山したお銀は、女だと見破られ捕えられてしまう。

  • 第8話 「相手は大阪の大塩平八郎」
    第8話 「相手は大阪の大塩平八郎」

    仕事に困って神楽坂の元締に直談判した秀は、何やら訳ありの仕事を請けることに。しかしこの仕事の標的が大塩平八郎だと聞いて、綾麻呂は二の足を踏む。大塩平八郎と言えば元大坂東町奉行所の名与力として知られる人物で、とても悪人とは思えないというのだ。

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    今回の標的は、尾張柳生の総帥・柳生連舟。尾張へ向かった秀たちは、将軍家に恨みを抱く連舟一味が幕府転覆を企てていることを知る。しかし相手はいずれも剣の達人揃いだけに、うかつに手を出せば返り討ちにされてしまう。秀たちは、密かに機を伺うが……。

  • 第10話 「相手は草津温泉の乗っ取り男」
    第10話 「相手は草津温泉の乗っ取り男」

    今回の標的は、関八州取締・佐久間直正とつるむ草津の吉金屋吉兵ヱ。草津では吉金屋が依頼人の旅籠を乗っ取り、湯治にやってくる大目付のために泊り客を全部断っているという。敵の内情を探るため、綾麻呂と東吉は公家と公家侍に化けて旅籠へ潜入するが……。

  • 第11話 「相手は向島の元締」
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    今回の標的は、世間では「仏の善七」と呼ばれている搗き米屋・杵一の主人・善七。耳を疑う秀だが、神楽坂の元締の話では先日の米問屋・下総屋一家が惨殺された一件も、実は善七の仕業だという。秀は元締の許可を得て、善七の裏の顔を探ることにするが……。

  • 第12話 「相手は江戸の大魔王」
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    秀を狙う刺客の攻撃はこれまで以上に激しさを増し、ついには自宅に放火されるまでになってしまう。そんな中、神楽坂の元締から向島の元締・仁十郎殺しの仕事が。しかしもはや仲間すら信用できなくなった秀は、この仕事を一人でやり遂げる覚悟を決めるのだった。

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