お客様の環境は「公認店」ではありません。
こちらからお近くの公認店を検索できます。

海棠が色付く頃に  第28話 盗まれた伝統

この作品もオススメ

海棠が色付く頃に
海棠が色付く頃に (配信数52話)

10年前に失踪した美容師の父を捜すため昆楊にやってきた顧海棠は、ひょんなことから街一番の化粧品店・朗里春を経営する朗家の三男・朗月軒と出会う。そして、朗里春で働き始めた彼女は最初こそ印象の悪かった朗月軒の優しい素顔を知って彼に惹かれていく。同時にある出来事から父の失踪に朗家が関係しているかもしれないと考えた顧海棠。彼女は朗家に“化粧鬼”と呼ばれる化け物が出て、離れに謎の住人がいるという噂を聞いて…。

■キャスト
ダン・ルン
リー・イートン
イン・ハオミン
チャン・ヤージゥオ
アレックス・フォン
カーマン・リー


■スタッフ
演出:ホー・シューペイ
脚本:チェン・リー
   スー・イーティン

© Jetsen Huashi Wangju Media Co., Limited

関連しているジャンルの作品

Page Top

次の話

話数一覧

あらすじを見る
  • 第1話 成人礼披露会
    第1話 成人礼披露会

    10年前に失踪した父を捜すため母、弟と昆楊に引っ越してきた顧海棠(こかいどう)。彼女はひょんなことから街一番の化粧品店・朗里春を経営する朗家(ろう)の次男・朗月軒(ろうげつけん)とケンカになり、昆楊の令嬢たちが成人を祝う披露会に呼びつけられる。そこで顧海棠がなりゆきから昆楊の軍の長官・龍徳水(りゅうとくすい)の娘・龍莫嫿(りゅうばくかく)のヘアメイクを引き受けると…。

  • 第2話 天敵との再会
    第2話 天敵との再会

    披露会で刺客に命を狙われた朗(ろう)家の主人・朗斯年(ろうしねん)は、商売敵の施済周(しせいしゅう)が黒幕だと見抜く。そんな中、龍莫嫿(りゅうばくかく)からデートに誘われた朗月軒(ろうげつけん)は披露会で彼女を美しく変身させた化粧師を連れてくるならと条件をつけ、現れたのが顧海棠(こかいどう)だったことに驚く。一方、顧海棠は高慢な朗月軒の態度に腹を立て、再び彼とケンカしてしまうが…。

  • 第3話 朗里春の工房
    第3話 朗里春の工房

    弟・顧夏合(こかごう)のために学費を稼ぎたい顧海棠(こかいどう)は、朗里春の工房で働くことに。折しも朗月軒(ろうげつけん)は35年ぶりに皇室御用達の品、鴻雁紅を復活させようと意気込んでいた。一方、龍莫嫿(りゅうばくかく)と犬猿の仲の易蓉蓉(えきようよう)が顧海棠の腕を見込んで専属化粧師になってもらいたいと言い出す。それを断ると、怒った彼女は顧海棠に手ひどい仕返しをして…。

  • 第4話 優しい素顔
    第4話 優しい素顔

    易蓉蓉(えきようよう)の嫌がらせで顧夏合(こかごう)が学校に入学できず落胆する顧海棠(こかいどう)は、仕事中もうわの空でとんでもない失敗をしてしまう。そんな彼女を厳しく注意したものの事情を知った朗月軒(ろうげつけん)は彼女のために一肌脱ぐことに。一方、朗(ろう)家の全執事は朗夫人の髪を梳く係として工房から陸凡真(りくはんしん)を抜擢。彼女の付き添いで顧海棠も朗家に行くことになり…。

  • 第5話 お屋敷の秘密
    第5話 お屋敷の秘密

    朗(ろう)夫人に気に入られ髪を梳く係となった顧海棠(こかいどう)は朗家に留まる。そんな中、彼女は朗(ろう)家に“化粧鬼”と呼ばれる化け物が出ること、西側に建つ“恵徳”という建物に謎の住人がいるという噂を聞きつける。実はある記憶から朗家が父の失踪に関係しているのではないかと疑っていた顧海棠。彼女は“恵徳”に誰がいるのか気になって…。

  • 第6話 化粧鬼の正体
    第6話 化粧鬼の正体

    “恵徳”に足を踏み入れた顧海棠(こかいどう)は鬼ではなく人間が住んでいると知るが、顔を確かめることができないまま追い出される。実は、そこに人目を避けて住んでいたのは仮面で顔を隠した朗(ろう)家の長男・朗月明(ろうげつめい)だった。一方、朗月軒(ろうげつけん)は兄が顧海棠に恋をしたと知り彼女に会わせようとするが、朗月明はこの顔では会えないと嫌がって…。

  • 第7話 花畑のデート
    第7話 花畑のデート

    顧海棠(こかいどう)は親友の龍莫嫿(りゅうばくかく)に悪いと思いつつも困っていると必ず助けてくれる朗月軒(ろうげつけん)のことが自分も気になってしまう。そんなある朝、機嫌の悪い朗(ろう)夫人にひどく罵られた顧海棠。すると、それを見た朗月軒が花畑までドライブに連れ出してくれる。そして、一緒に夜空の星を見て過ごした翌日、顧海棠の家に朗月軒から結納品が届き…。

  • 第8話 不自然な縁談
    第8話 不自然な縁談

    あまりに急な結婚話に戸惑う顧海棠(こかいどう)は不安を隠せない。また、最初は怒っていた龍莫嫿(りゅうばくかく)も顧海棠の気持ちを知ると、自分が彼女とすり替わって花嫁になると言い出す。結局、顧海棠は初めて自分から朗月軒(ろうげつけん)をデートに誘うと、結婚を承諾する決意を伝えたのだった。そして結婚式当日。顧海棠の家にこっそり龍莫嫿がやってきて…。

  • 第9話 騙された花嫁
    第9話 騙された花嫁

    自分が婚礼を挙げた相手が朗月軒(ろうげつけん)ではなく兄の朗月明(ろうげつめい)だったことに衝撃を受けた顧海棠(こかいどう)。火傷跡のある彼の顔を見て卒倒した彼女は目覚めると、朗(ろう)夫人に家に帰してほしいと訴えるが、取りつく島もなく部屋に閉じ込められる。一方、顧海棠が自分を裏切って花嫁の輿に乗ったと腹を立てた龍莫嫿は、父親とともに朗家を訪問するが…。

  • 第10話 虚しい謝罪
    第10話 虚しい謝罪

    龍莫嫿(りゅうばくかく)の協力で朗(ろう)家を抜け出し実家に戻った顧海棠(こかいどう)。すると、家の前で泥酔した朗月軒(ろうげつけん)に出くわす。そこで彼から必死に謝罪されたものの、心を打ち砕かれた顧海棠は聞く耳を持たない。一方、姉から驚きの事実を聞いた顧夏合(こかごう)はすぐに一家で昆楊から逃げようと言う。だが、父親捜しを続けるために顧海棠はある覚悟を決めて…。

  • 第11話 決意の帰宅
    第11話 決意の帰宅

    全部兄のための芝居だった、兄のために戻ってほしいと懇願する朗月軒(ろうげつけん)の言葉を聞いて、顧海棠(こかいどう)は戻ってもいいと答える。だが、それは正式に離縁するためだった。こうして朗家に戻った顧海棠は朗(ろう)夫人から、本当の次男の朗月円(ろうげつえん)を亡くした悲しみを埋めたのが養子の朗月軒だったこと、朗月明(ろうげつめい)の火傷は10年前の火事が原因だと聞かされ…。

  • 第12話 許せない罪
    第12話 許せない罪

    10年前、朗月明(ろうげつめい)と朗月軒(ろうげつけん)がいた工房が思いがけず火事となり、爆発から弟を守った朗月明は顔に火傷を負う。それ以来、世間体のために朗月明は隠れて暮らし、朗月軒は自責の念で兄のためなら何でもするようになった。そう聞いても朗月軒のことを許せない顧海棠(こかいどう)は、君の力になりたいと言う朗月軒に3つの無茶な要求をして…。

  • 第13話 癒せない心
    第13話 癒せない心

    顧海棠(こかいどう)は朗月明のために誕生日ケーキを作り祝いの席を設けるが、朗月明(ろうげつめい)は姿を現さない。その頃、朗月軒(ろうげつけん)は顧海棠の要求に応えるべく湖に入り、大雨の中で懸命に7節のハスを探していた。そこに駆けつけた顧海棠は彼を止めると「私の望みを分かってない」と言う。その後、顧海棠は朗月明を励まして火傷跡の治療を始めて…。

  • 第14話 花神の儀式
    第14話 花神の儀式

    毎年開催される花神節の主宰の地位を朗斯年(ろうしねん)から奪った施済周(しせいしゅう)は、朗月明(ろうげつめい)のことを知ってわざと、業界の成人男子は全員祭事に参加するというルールを設ける。それを知った朗斯年と朗(ろう)夫人は頭を抱えるが、顧海棠(こかいどう)は朗月明を励まし正々堂々と出席するように説得する。そして当日、仮面を外すよう施済周から迫られた朗月明は…。

  • 第15話 ライバルの陰謀
    第15話 ライバルの陰謀

    顧海棠(こかいどう)が見事な化粧を施したにもかかわらず朗月明(ろうげつめい)の素顔が晒されてしまい、客の離れた朗里春は経営難に。そんな中、朗(ろう)家と施(し)家に大口受注のチャンスが舞い込む。その入札のために朗月軒(ろうげつけん)は多くの工房と提携する入札書を作成。だが、父親の施済周(しせいしゅう)から必ず落札するよう脅された施迪文(してきぶん)は、親友の朗月軒から計画書を盗んで…。

  • 第16話 自由への一歩
    第16話 自由への一歩

    朗(ろう)夫人から朗月明(ろうげつめい)の火傷跡が治せたら離縁状を渡すと約束してもらった顧海棠(こかいどう)は、朗月軒(ろうげつけん)の協力を得て薬を作り始める。そんな中、大口受注をうまく管理できなかった施迪文(してきぶん)が朗(ろう)家に泣きついてきて、結局、改善案を持つ朗月軒が新たに仕事を取り仕切ることになる。一方、龍莫嫿(りゅうばくかく)はある決心をして朗月軒にパーティの招待状を渡し…。

  • 第17話 秘密の花園
    第17話 秘密の花園

    顧海棠(こかいどう)から私に償いをしたいのなら龍莫嫿(りゅうばくかく)の気持ちを受け入れてと迫られた朗月軒(ろうげつけん)。彼は翌日、皆が集まるパーティで龍莫嫿に愛の告白をされるとOKの返事をする。それを見て辛い気持ちになった顧海棠は陽明山にどんな傷も治すという伝説の花、氷晶麒麟を探しに出かける。すると、山奥に海棠園という名の立派な花園が現れて…。

  • 第18話 涙で開く花
    第18話 涙で開く花

    再び陽明山に行き崖に咲く氷晶麒麟を摘んだ顧海棠(こかいどう)。その際、彼女は足を滑らして気を失うが、気づくと海棠園の家にいた。実は海棠園の持ち主は朗月軒(ろうげつけん)だったのだ。こうして顧海棠は彼と一緒に氷晶麒麟を鉢に植え花が咲くのを待つことに。一方その頃、朗月円(ろうげつえん)の未亡人・妙蘭(みょうらん)から二人についてあらぬ噂を吹き込まれた龍莫嫿(りゅうばくかく)は…。

  • 第19話 交錯する敵意
    第19話 交錯する敵意

    父・龍徳水(りゅうとくすい)の結婚相手が犬猿の仲の易蓉蓉(えきようよう)と知った龍莫嫿(りゅうばくかく)は心穏やかではいられない。不満を抱えつつ易蓉蓉の要求通り顧海棠(こかいどう)に結婚式でのヘアメイクとドレスを頼む。そんな中、顧海棠を警戒する施済周(しせいしゅう)は易蓉蓉のアレルギー源を顧海棠の化粧品に混ぜるよう藺新巧(りんしんこう)に指示する。また、妙蘭(みょうらん)は朗青青(ろうせいせい)にわざと眠り薬の話をして…。

  • 第20話 狙われた花嫁
    第20話 狙われた花嫁

    朗月明(ろうげつめい)の火傷跡を消すため顧海棠(こかいどう)が朗月軒(ろうげつけん)と開発した薬、祛疤膏を塗っても効果が出ないのは、朗月明がこっそり薬を落としていたからだとわかり、彼を諭した顧海棠。その後、彼女は結婚式で易蓉蓉(えきようよう)のメイクをするが、易蓉蓉が突然倒れ、頬紅に小細工したと疑われた彼女は投獄されてしまう。同時に朗里春の評判も地に落ちて…。

  • 第21話 苦渋の離縁状
    第21話 苦渋の離縁状

    朗斯年(ろうしねん)はいつものように龍徳水(りゅうとくすい)に賄賂を渡して事を収めようとするが、今回ばかりは彼も首を縦に振らない。一方、弟の顧夏合(こかごう)から朗青青(ろうせいせい)が頬紅に毒を混ぜたと聞いた顧海棠(こかいどう)は、朗月明(ろうげつめい)に朗(ろう)家を救うため離縁してほしいと話す。そこで朗月明は離縁状を書くが、龍徳水に会いに行くと、真犯人は自分だと訴え顧海棠の釈放を要求し…。

  • 第22話 勇気ある決断
    第22話 勇気ある決断

    顧夏合(こかいどう)と朗青青(ろうせいせい)は易蓉蓉(えきようよう)の主治医を尾行し、彼が足しげく通う妓女が施済周(しせいしゅう)に易蓉蓉の情報を提供したことを突き止める。そこで朗月軒(ろうげつけん)がこの情報を新聞社にリークすると、施済周は真実を隠蔽するため身代わりを出頭させて事件を終わらせたのだった。その後、朗里春の名誉を回復するため朗月明(ろうげつめい)が公開治療に臨むことを決断して…。

  • 第23話 哀れな恋人たち
    第23話 哀れな恋人たち

    龍徳水(りゅうとくすい)の部下である胡(こ)副官は易蓉蓉(えきようよう)との密通がばれると、追い詰められて龍莫嫿(りゅうばくかく)を誘拐。それを阻止しようとした顧海棠(こかいどう)と朗月軒(ろうげつけん)も一緒に拉致されてしまう。だが、朗月軒の勇気ある行動で3人は事なきを得たのだった。そして、平和が戻った朗(ろう)家では朗月明(ろうげつめい)が祛疤膏による治療に専念。治療結果を公開する記者会見の日を迎えると…。

  • 第24話 それぞれの再出発
    第24話 それぞれの再出発

    約束通り離縁状を受け取り実家に戻った顧海棠(こかいどう)。彼女は朗里春の工房も辞めるつもりだったが、朗月軒(ろうげつけん)の説得で続けることにする。一方、顧海棠とやり直すため正々堂々と朗月軒と勝負することにした朗月明(ろうげつめい)は龍莫嫿(りゅうばくかく)に助言を求める。そして、桃花祭りで顧海棠に告白しようと決心、彼女に朗里春の山車に乗る桃花の精の役を頼むが…。

  • 第25話 父の消息
    第25話 父の消息

    施迪文(してきぶん)は父・施済周(しせいしゅう)に命じられて龍莫嫿(りゅうばくかく)に施杭露の山車に乗る桃花の精の役を頼もうと龍徳水(りゅうとくすい)を訪ねるが、彼女は一足先に朗里春の桃花の精を務めることを決めていた。だが、当日、高い所が怖い龍莫嫿は山車に登れず、急遽、顧海棠(こかいどう)が代役となる。その後、皆は仕来り通り廟へお参りへ。そこで父親の位牌を見つけた顧海棠は…。

  • 第26話 独断と偏見
    第26話 独断と偏見

    龍徳水(りゅうとくすい)の側室の一人、紅袖(こうしゅう)が妊娠。亡き妻の遺言で子供は作らないと決めていた龍徳水もお腹の子供が男の子だと聞くと心が動く。だが、龍莫嫿(りゅうばくかく)は産ませることに断固反対する。一方、朗里春の工房で働き始めた朗月明(ろうげつめい)は経費削減のため商品の容器を安い物に変えるよう独断で決めてしまう。その結果、店頭に不良品が並んでしまい…。

  • 第27話 朗里春のモデル
    第27話 朗里春のモデル

    朗月明(ろうげつめい)の失敗に激怒した朗斯年(ろうしねん)は今後、何事も朗月軒(ろうげつけん)に確認するようにと朗月明に釘を刺す。そんな中、顧海棠(こかいどう)に慰められた朗月明は西洋風の宣伝ポスターを作る案を思いつき、朗月軒も賛同。さっそく顧海棠をモデルに撮影しようとするが、慣れない顧海棠ではうまく行かない。すると、着飾った龍莫嫿(りゅうばくかく)が撮影現場に颯爽と現れて…。

  • 第28話 盗まれた伝統
    第28話 盗まれた伝統

    国際化粧品展示会が開催されるが、鴻雁紅の改良が間に合わず鵝蛋粉を出品した朗里春は海外からの商人に見向きもされない。そんな中、賑わいを見せる施杭露が鴻雁紅にそっくりな商品を出品しているとわかり、朗里春は騒然となる。そして、ホテルで施済周(しせいしゅう)と会っていたことを理由に朗月軒(ろうげつけん)が鴻雁紅の製造法を売った犯人と疑われて…。

  • 第29話 裏切り者の正体
    第29話 裏切り者の正体

    朗月明(ろうげつめい)が頑なに朗月軒(ろうげつけん)を犯人と思いこんでいた頃、朗斯年(ろうしねん)は施済周(しせいしゅう)が朗月軒に10年前の秘密を暴露するのではないかと恐れていた。一方、朗月軒の無実を信じる顧海棠(こかいどう)は尚(しょう)監督に疑いの目を向けるが、藺新巧(りんしんこう)に怪しい点があることがわかる。そこで藺新巧が真犯人かどうか確かめるために尚監督と朗斯年に協力してもらうことに…。

  • 第30話 自業自得の悲劇
    第30話 自業自得の悲劇

    寝こんだ朗月軒(ろうげつけん)は妙蘭(みょうらん)を顧海棠(こかいどう)と間違えて手を握り、妙蘭は思わず握り返すが、それを朗(ろう)夫人に目撃されてしまう。その頃、施済周(しせいしゅう)は龍徳水(りゅうとくすい)の怒りを買って逮捕される。施杭露の鴻雁紅に含まれる麝香が原因で紅袖(こうしゅう)が流産したのだ。これに静観の構えを見せていた朗斯年(ろうしねん)だったが、施済周から手紙が届くとやむを得ず彼の救済に動き…。

  • 第31話 努力の結晶
    第31話 努力の結晶

    工房の実験室が火事になり朗月軒(ろうげつけん)に助け出された顧海棠(こかいどう)。彼女は鴻雁紅の改良のため朗家を離れ海棠園で研究を重ねる朗月軒を手伝うことになる。そして、二人は香りづけに麝香ではなく三椏の花を使うことに成功。また、この新商品の情報を盗みに来た藺新巧(りんしんこう)を取り押さえる。こうして朗月軒は潔白を証明、顧海棠は班長に昇格し…。

  • 第32話 愛の言葉
    第32話 愛の言葉

    顧海棠(こかいどう)は朗月軒(ろうげつけん)の協力を得て彼女の父と朗斯年(ろうしねん)の若き日の恋人・胭脂(えんし)との関係を調べ始めるが、手がかりは得られない。また、偶然、易蓉蓉(えきようよう)の事件の真犯人が龍莫嫿(りゅうばくかく)と知った上、彼女に罵られて絶交されショックを受ける。そんな中、思いがけず朗月明(ろうげつめい)からプロポーズされ、朗月軒から愛の言葉を連ねたノートを贈られた顧海棠は…。

  • 第33話 嫉妬と執着
    第33話 嫉妬と執着

    顧海棠(こかいどう)と愛を誓った朗月軒(ろうげつけん)は新商品・海棠紅の成功を祝う朗(ろう)家の食卓で彼女と交際を始めたことを報告する。だが、それを聞いた朗(ろう)夫人は激怒。朗月軒は弱気になる顧海棠を必ず幸せになれると励ます。やがて、二人は東方香水の開発に成功。これも朗里春の人気商品となるが、それが面白くない朗月明(ろうげつめい)はある人物に手紙を書いて…。

  • 第34話 向けられた刃
    第34話 向けられた刃

    施済周(しせいしゅう)は施迪文(してきぶん)に想いを寄せる朗里春の工員・陸凡真(りくはんしん)の買収に失敗すると、新聞社に朗月軒(ろうげつけん)と妙蘭(みょうらん)のゴシップ情報を流して報道させる。その結果、売れ行き好調だった海棠紅は返品の山となる。そこで朗月軒は潔白を証明するため記者会見の開催を決断。妙蘭に真実を語ってもらうことにするが、記者の前で妙蘭は顧海棠(こかいどう)を糾弾し…。

  • 第35話 巧妙な罠
    第35話 巧妙な罠

    東方香水を海外でさばく商談をするため朗月軒(ろうげつけん)は出張へ。そんな中、顧海棠(こかいどう)は妙蘭(みょうらん)から解雇を言い渡された上、彼女が自分を誰より憎んでいることを知って愕然とする。だが、前向きな気持ちで工房を去ろうと決めたのだった。一方、朗月軒は友人・華吉利(かきつり)を通して商談をまとめて安堵するが、なぜか突然、華吉利が行方をくらまし…。

  • 第36話 新たな夢
    第36話 新たな夢

    経営が傾いていた施杭露は朗月明(ろうげつめい)から横流しされた東方香水を名前を変えて売り出し成功を収める。また、陸凡真(りくはんしん)の助言で美容学校を開く夢が芽生えた顧海棠(こかいどう)に朗月軒(ろうげつけん)と朗月明が協力を約束する。その後、施迪文(してきぶん)と飲みに行った朗月軒。彼が最近ギクシャクしている朗月明との仲について相談すると、思いがけない言葉を聞かされ…。

  • 第37話 深まる溝
    第37話 深まる溝

    顧海棠(こかいどう)は自信をなくした朗月軒(ろうげつけん)を励まして愛を確かめ合う。一方、朗月明(ろうげつめい)は顧海棠にかつて彼女のために用意した別荘を化粧学校に使ってほしいと申し出る。そんな中、施杭露が売り出した香水が東方香水だと気づいた朗月軒は朗月明に不信感を抱き始める。また、妙蘭(みょうらん)は顧海棠と朗月軒の仲を引き裂こうとする朗(ろう)夫人に協力して…。

  • 第38話 問われる自尊心
    第38話 問われる自尊心

    顧海棠(こかいどう)の母親が死化粧を行う納棺師ということが新聞記事になり、化粧学校は大騒ぎに。生徒の姿は消え、父兄たちが授業料を返せと押しかけてくる。そこに現れた朗月明(ろうげつめい)は男たちと乱闘して傷を負い、顧海棠に手当てをしてもらう。その後、彼は朗斯年(ろうしねん)から商品の原料の仕入れを任されて喜ぶが、父に信用されていないと不満を持ち…。

  • 第39話 無益な競争
    第39話 無益な競争

    朗斯年(ろうしねん)と施済周(しせいしゅう)が龍徳水(りゅうとくすい)の屋敷に呼ばれる。そこで金の無心をされた朗斯年は施済周を潰す賭けに出て彼の2倍出すと宣言する。一方、朗月軒(ろうげつけん)は化粧学校の騒ぎに龍莫嫿が関わっていると疑い、彼女を問い質す。また、朗月明(ろうげつめい)は在庫の元帳を見る権利がないと言われて朗月軒に怒りをぶつけるが、朗斯年から仕事のミスを指摘されて…。

  • 第40話 父が遺した宝
    第40話 父が遺した宝

    施済周(しせいしゅう)はかつて共同事業を持ちかけた顧順琪(こじゅんき)が顧海棠(こかいどう)の父親だと確信。その頃、顧海棠は化粧学校を再開させるため街でチラシ配りを始めるが、朗(ろう)夫人と妙蘭(みょうらん)が現れ一悶着起こる。また、顧海棠は生徒への授業料の返金に頭を悩ましていたが、母親から差し出された宝箱の中に、父親が最後に作った顧家伝来の芙蓉膏を見つけて…。

  • 第41話 さらなる挑戦
    第41話 さらなる挑戦

    顧海棠(こかいどう)が朗月軒(ろうげつけん)と共同開発した口紅の生産が朗斯年(ろうしねん)に認められ、化粧学校の生徒を雇って試供品作りを始めることに。ところが、一人の生徒の家を訪ねてみると、生徒たちはみな朗里春の工房で働くことになったと聞かされる。一方、朗月軒は試供品の原料を倉庫から出そうとするが、聞いてないと怒り出した朗月明(ろうげつめい)に阻止されて…。

  • 第42話 努力の成果
    第42話 努力の成果

    口紅の試供品を朗里春の工房で作れることになり、顧海棠(こかいどう)が監督に。しかし、原料に合成油脂が混ざるトラブルが起こり、彼女は作り直しを指示する。一方、龍徳水(りゅうとくすい)に龍莫嫿(りゅうばくかく)と朗月軒(ろうげつけん)の仲を取り持つように頼まれた朗斯年(ろうしねん)は、朗月軒を連れて龍(りゅう)家を訪ねる。その頃、試供品の初回生産を無事に終えた顧海棠は一家団欒の時を過ごして…。

  • 第43話 卑劣な企み
    第43話 卑劣な企み

    韓瑞斌(かんずいひん)という男の頼みを聞いて顧海棠(こかいどう)は母親と彼の家へ。そこで生きている人に死化粧を施すことになるが、それは芙蓉膏の処方を奪おうとする施済周(しせいしゅう)の企みだった。彼はかつて顧順琪(こじゅんき)から処方が書かれたノートを奪ったが、大事な最後の1ページが破り取られていたのだ。そんな中、新商品の口紅は大口受注で大量生産が決まり…。

  • 第44話 衝撃と混乱
    第44話 衝撃と混乱

    顧海棠(こかいどう)は工房に搬入された油脂の色を見て不審に思うが、母親が記者に取り囲まれていると聞いて慌てて帰宅。これ以上、朗家に迷惑はかけられないと朗里春を辞める。その後、具合が悪くなった母親を入院させることになった顧海棠。その費用を肩代わりしてくれた施済周(しせいしゅう)に呼ばれた彼女は、父親を殺したのは朗斯年だと聞かされ…。

  • 第45話 突然の別れ
    第45話 突然の別れ

    顧海棠(こかいどう)に避けられていると気づいた朗月軒(ろうげつけん)は病院で母親に付き添う顧海棠に会いに行くが、思いがけず別れの言葉を告げられる。その頃、施済周(しせいしゅう)は龍徳水に朗里春を乗っ取る計画を持ちかけ、化粧品の原料の買占めを急いでいた。一方、商品となった口紅を見て合成油脂の混入に気づいた顧海棠は、朗里春の工房まで知らせに行くが…。

  • 第46話 悪意の炎
    第46話 悪意の炎

    新商品の口紅は全て回収となり大きな損失に。一方、顧海棠(こかいどう)は顧夏合に父親は朗家に殺されたので必ず敵討ちをすると告げると、施杭露の工房で顧家伝来の芙蓉膏の再現に取り組み始める。そんな中、ついに朗月明(ろうげつめい)の不正が朗斯年(ろうしねん)の知るところとなり大騒ぎに。また、顧海棠が施済周(しせいしゅう)を訪ねている間に彼女の家が突然、火事となり…。

  • 第47話 復讐の念
    第47話 復讐の念

    龍徳水(りゅうとくすい)の頼みを断れず、朗斯年(ろうしねん)が南部3省の連盟会議に出席するため旅立つと、朗月軒(ろうげつけん)が放火容疑で逮捕される。その後、龍莫嫿の尽力で彼は釈放されるが、朗家の門前に母親の位牌を持った顧海棠が顧夏合と現れ、母親を殺されたと訴え、彼を平手打ちにする。一方、放火の真犯人は施済周(しせいしゅう)に雇われた韓瑞斌だと知ってしまった施迪文は…。

  • 第48話 真の仇敵
    第48話 真の仇敵

    朗斯年(ろうしねん)の不在の間に資金繰りに困った朗月明(ろうげつめい)は施済周を頼る。一方、龍徳水(りゅうとくすい)は施済周(しせいしゅう)が約束の金をなかなか渡さないことにしびれを切らしていた。その頃、焼け跡を調べていた朗月軒(ろうげつけん)は放火犯が使った油脂が施杭露の商品の成分だと突き止め、それを顧海棠(こかいどう)に伝える。そこで、顧海棠はこれまでの陰謀は全て施済周が黒幕だったと悟り…。

  • 第49話 尽きせぬ欲望
    第49話 尽きせぬ欲望

    龍徳水(りゅうとくすい)を恨む胡(こ)副官と手を組んだ施済周(しせいしゅう)は朗斯年(ろうしねん)と龍徳水を殺して昆楊を掌握しようと動き出す。一方、朗(ろう)夫人は妙蘭(みょうらん)が自分をいかに恨んでいるか思い知り、朗(ろう)家から解放してほしいという彼女の願いを聞き入れる。その後、施済周の元に芙蓉膏を買い占めたいという客が現れ手付金として大金を差し出す。それに目が眩んだ施済周は…。

  • 第50話 真実の行方
    第50話 真実の行方

    顧海棠(こかいどう)と朗月軒(ろうげつけん)にはめられたと気づいた施済周(しせいしゅう)は激怒。その頃、顧海棠は朗月明(ろうげつめい)に拉致されるが朗月軒に助けられる。そんな中、追っ手から逃れた朗斯年(ろうしねん)が命からがら帰宅。だが、朗(ろう)家の土地売買契約書を手に入れた施済周から明朝に屋敷を引き渡せと通告される。そこで、朗斯年はついに家族と顧海棠に10年前の真実を打ち明け…。

  • 第51話 最後の一頁
    第51話 最後の一頁

    海棠園で一夜を明かした顧海棠(こかいどう)は朗月軒(ろうげつけん)が幼い頃からつけていたというペンダントから芙蓉膏の処方が書かれた最後のページを見つけ出す。一方、龍徳水(りゅうとくすい)は朗月軒から施済周(しせいしゅう)と組んだ胡(こ)副官がクーデターを起こすと知らされて兵を出すが、胡副官はあらかじめ龍莫嫿(りゅうばくかく)を人質に取っていた。そんな中、施迪文(てきしぶん)は龍莫嫿を助けようとして…。

  • 第52話 愛の証明
    第52話 愛の証明

    銃を手に朗(ろう)家に戻った朗月軒(ろうげつけん)の脳裏には幼い日の記憶がよみがえっていた。彼は胭脂(えんし)を殺害した真犯人は施済周(しせいしゅう)だと告発。クーデターの失敗を知り追い詰められた施済周は朗月明(ろうげつめい)を人質にして逃亡を図る。それを追った朗月軒と顧海棠(こかいどう)は朗月明を助けるため施済周に芙蓉膏の処方を差し出すことに。だが、その時、銃声が響いて…。

ページトップへ