「J9」って知ってるかい?昔太陽系でイキに暴れまわってたっていうぜ。今も世ン中荒れ放題・・・ボヤボヤしてると後ろからバッサリだ。どっちもどっちも・・・どっちもどっちも!!
憧れの、地球を臨むドーエ星。バクシンバードでやっては来たものの、事を成すには金が要る。人を集めるにも、武器・弾薬をそろえるにも金だ。そんな時、願ってもない仕事が舞い込んだ。ドーエ星界隈の無法団、不知火党潰しだ。
動乱だ!ドメスチック・バクーフも新惑星の奴らも、外宇宙の艦隊が来たくらいでビビってやがる。バクーフには頼れる奴は居ない・・・。力だ。俺達は力で太陽系最強の艦隊にのし上がってやる。そんな折、始末したはずの不知火の残党が俺達の周りをうろちょろしはじめた。一人残らずブッ潰してやるぜ。
ついに俺達の名を太陽系に知らしめる仕事が舞い込んだ。太陽系最大の人物、アーウィン14世の警護艦隊に加わってくれというものだ。しかし、名も知れぬアウトローに警護を頼むたあ、バクーフの威光も落ちたもんだ。しかもその艦隊にはクサいやつらがうろちょろしてやがる。この旅、ただじゃあむまねえな。
キョーラーク星。あらゆる新惑星系の過激分子が入り乱れ、しのぎを削っている動乱の星だ。どいつもこいつも、このドサクサにまぎれてお山の大将を狙っていやがる。それだけじゃあねえ!何やら護衛艦隊の中に、裏で画策してる奴らが居る。裏切り者は許せねえ。
俺達は、裏切者エルン・バイストを打ち破ったことで、アーウィン14世の特別警護隊に任命された。太陽系はますます動乱の渦に巻き込まれる。潰されてたまるか!そんな折、ゴーショ家内の反バクーフ勢力がなにやらおかしな動きをしているらしい。奥様らの思いどおりにはさせねえ!!
ゴーショキャッスル内の反バクーフ勢力は俺達が一掃した。だが、敵は奴らだけじゃねえ。俺達の中にもいる。その名はカルモ・ダクス。特別警護隊の名を傘に、好き勝手ことをしやがる。太陽系を乱す奴は仲間とはいえ、容赦はしねえ。カルモ・ダクス!隊規により粛清!!
カルモ・ダクスを討った事で、銀河烈風はようやくひとつのまとまりを見た。だがこれからだ!新惑星系の奴らはますますのさばるばかりだ。動乱前夜の今、銀河烈風が生き残るためには、強力な組織と、非情の掟がいる。俺は掟の鬼になる!
シェルゲイトの戦いで、地下に潜り込んだ新惑星系の連中の動きが活発になってきた。奴らは火薬庫同然のキョーラーク星に火を付ける。戦を仕掛けようと必死だ。そんな折、ジャッキー達が二人の兄弟を連れてきた。殺された父の仇を探しているというのだ。
新太陽系も600年経った。そして、毎年恒例の新太陽系紀元祭がラーナ星で開かれる。今回の仕事は、その行事に出席するアーウィン14世とモーリ・アーウィンの護衛だ。だが例によってそこに、いやに気になる奴が居る。ライラの過去を知る唯一の男。ノエル・ノーチェ・・・
太陽系を巻き込む動乱の渦も、ますます激しくなってくる。そしてそのあおりを喰らい、いつも泣きをみるのは罪もない一般市民だ。彼らは安全な場所へと次々移民を開始する。だが新惑星系の連中がこの移民団を装い、良からぬ事を企んでいるらしい。罪もない人々を陥れるたあ許せねえ!
新惑星系の中でも特に過激なのが、ロングー星、ゴワハンド星、トルサ星の3つの惑星だ。スルーJの情報によると、その連中がこのキョーラーク星に潜伏しているという。そして裏には、ゴーショシティーをパニックに陥れる恐るべき計画が練られていた!
地球。子供の頃から夢にまでみた憧れの星。その地球へ、アーウィン14世の招待でディーゴが向かうことになった。そこで知り合った母と子の仲を引き裂き、バクーフ筆頭大臣を狙うコウミ星暗殺部隊。地球を貴様らの思い通りにはさせねえ!
まったくしつこい奴らだ。例によってロング一星の連中、俺達をマークしはじめたらしい。そんな折、郊外の河原で助けた一人の女。忘れようと努めても、忘れえぬ母の思い出。その母の面影を持つ女、ミリー・マデラード・・・
土星軌道に浮かぶオフス星。そこはドメスチックバクーフが唯一外宇宙に向かって開いた宇宙貿易の星だという。スルーJとセゾンJrが秘密裏に武器の買い付けに行くというので、俺も一口乗せてもらった。まだ見ぬ異星人の文明、士郎も連れて行く。そこでまたしても事件。
外宇宙のエンゲーレス星のメカ、あいつぁたいした威力だ。だが潰されてたまるか!そんな折、ゴワハンド星が外宇宙艦隊の攻撃にあった。たとえ相手がゴワハンドだろうと、太陽系の同朋にゃあ加勢するぜ!
どうも様子がおかしい。ゴワハンド星からミーブの本部に帰ってくると、隊士達の落ち着きがない。俺達の留守中に何があったのだ。新入隊士カシム・ターロンと、幼なじみの5番隊隊長テディの不信な動き。まさかテディ・・・
このところ隊員達の様子がおかしい。そんな折、50数名に及ぶ脱走分子が出た。やられてたまるか!失踪した参謀ジューロ南と不知火党のジル・クロードの間に何かある。勝手なことはさせねえ!隊を脱する者は、例え副局長と言えど処罰する!
イエロー惑星海最大の貿易の星、カイサ星。そこでバクーフが恒星間用の宇宙船を建造しているという。バクーフもやるもんだ。俺も新兵器ニュー・バクソードを受け取る為にカイサ星に向かう。だがそこには、復讐の鬼と化したジル・クロードがいやがった。
シンザーク・ハイム。人呼んでロングーの虎。大物だ。こいつがキョーラーク星に乗り込んで来た。同じ頃、ゴワハンドの輸送船がロングー星のゲリラに襲われたという。こいつは裏に何かある。俺らの鎮護するキョーラーク星で、勝手な真似はさせやしねえ!
気にいらねえな。一旦押さえ込んだはずの反バクーフの連中が、また勢いを盛り返す気配だ。そんな折、シティー全域に突然戒厳令が敷かれた。バクーフとゴワハンドが手を組み、シティー制圧にかかったという。イーゴ・モッコス!いったい何を考えてやがる!!
アーウィン14世突然の死。惑星海はますます動乱の渦に巻き込まれていく。そんな折、俺達は新将軍ユーリ閣下の護衛隊に任命されて地球に向かう。だがそこには、地球入城を阻止しようとする反対分子がいた!銀河烈風の名に賭けて、閣下の邪魔はさせねえぜ!
地球。アーウィン城。大広間。続々とバクーフの軍備が集結し始めた。何が始まるのか。その慌ただしさの中で、俺達はユーリ閣下の身辺警護を極秘に頼まれる。そして襲い来る刺客。キョーラーク星で轟かせた銀河烈風の武勇、見せてやるぜ!だが、時を同じくして、ゴーショシティーに地震発生!なんかキナ臭え!
太陽系動乱の最中、反バクーフの掲げる旗とも言えるプリンス・ゴーショが乱心の果て悲惨な最後を遂げた。人間、生きてきたようにしか死ねないものだ。いよいよユーリ体制を固める時が来たようだな!しかし敵も黙っちゃいねえ。新惑星連合の総力を結集し、陽動作戦に出てきやがった。
このところゴーショ家の様子がおかしい。プリンス・ゴーショの急死により、内部に不穏な動きがある。そんな折ゴーショ家の黒幕、女帝エリカ・テーナは独断で幼少のマロウを新プリンスに即位させた。だがその裏には、ライラの出生の謎を解く重大な鍵が隠されていた。
いよいよ俺達の総力を結集すべき決戦の時が来た!ついに総将軍ユーリ閣下よりグリーン惑星海主星ロングー星討伐の命令が下ったのだ!ますます士気高まる銀河烈風。だが、一つだけ気がかりなことがある・・・・・・・・・士郎の目だ。
ロングー星討伐を前にして、オズマ・ドラーゴとナーカ・シンタルが単身バクシン基地に乗り込んできた。そして、ゴーショ家重臣バトル・ワトキンズと不知火党ジルクロードの不信な動き。やつら、外宇宙艦隊と接触を持つ為に、その障害となるオズマらの暗殺を画策していやがった・・・
時は今!トーバ・ミフーシ隕石海を主戦場に一大決戦に突入。対するはロングーゴワハンド連合軍。相手にとって不足はねえ。この日の為に鍛えぬいた銀河烈風の力、見せてやるぜ!だがその眼前に、復讐の鬼と化したトルサ星艦隊が立ち塞がった!
メカの故障や隊士の負傷。第一戦での痛手はデカい。だが闘いはこれからが正念場だ!自分が苦しい時は、敵も苦しいもんだ。そこで俺は単独で敵残党の砦を探索し、敵の補給路を断つ奇襲に出る事を決意した。ヤツらに戦争の闘い方ってやつを教えてやる!
裏切りだ!重臣カルツ率いるバクーフ第二艦隊がゴワハンドのイーゴ・モッコスと結託し、反旗を翻した。優勢だった選局も一挙に逆転。俺達は完全に孤立してしまった・・・そんな折、ゴーショ家がバクーフに対し総将軍の職の返還を要求してきた。
トーバ・ミフーシ戦からツーデンの谷に戻ってみると、どうも様子がおかしい。太陽系最大の警備企業ビクトール社の台頭。オーナーとケイ・マーロンの不信な動き。これだけじゃあねえ!リー兄弟とナターシャ・ビクトールの間にも何かある・・・
世の中にはどうでもいい奴もいれば、肝っ魂の座った志の高い奴もいる。ツルグ・カーイ。奴は自分達の理想の星を築く為、命を賭けて連合軍と闘っている。だが、この辺境の星ガオーカにも女帝エリカテーナの不気味な影が迫る。
何てことだ!トルサ・ゴワハンド・ロングーの連合艦隊はアエイズ軍に総攻撃をかけた。多勢に無勢。アエイズ軍に勝ち目はねえ。だが、モーリ・アーウィンはバクーフの復権を賭けて迎え撃つ。烈の魂に賭けてこの一戦、見過ごすわけにはいかねえな!
アエイズを逃れて、俺達は火星軌道へと向かう。ここから向こうへはまだまだ旧バクーフ系のアステロイドが広がっている。起死回生の挽回を図るとすればここが最後の砦か。その時惣然と天王星領域に謎の外宇宙艦隊!どうする!!
コーミャ星で太陽系自由連邦を結成した俺達は、生まれ故郷であるアステロイドのサンパウレル隕石海に拠点を置いた。ここが戦局奪回の最後の砦になるかもしれん。だが、この機を狙い暗躍するジル・クロードの不気味な動き・・・まったく、しつこい野郎だぜ。
サンパウレル隕石海、ここが俺達の最後の拠点となるとはな・・・しかし汚いぜ!連合軍の捜索隊はアステロイドの住民まで巻き込みやがった。地の底に響くヌビア教徒の声。これ以上やらせるわけにはいかねえ!!
ついに、カーメン18世の命が下った。これじゃあ、俺達がアステロイドに戦火を持ち込んだも同然だ・・・連合軍が動けば、地獄の炎が広がる。民衆を戦いに巻き込む事を意としないディーゴは、ヌビアの聖堂隕石に向かった。しかし・・・・どうしたディーゴ!!早く帰ってきてくれ!
サンダビーダ要塞。俺達の自由の砦だ!ディーゴ見ててくれ、あんたの遺志は俺達が継ぐ!だが状況は待ってくれない。悲しみをこらえる俺達の前に惣然と現れるジル・クロードの姿。ただ一人、佐馬に連絡がつかない!どうしたんだ佐馬!!
銀河烈風、太陽系を流亡して、サンダビーダ要塞にて最後の闘いに臨む。押し寄せる連合軍総勢15万。時ここに至り、俺達も覚悟を決める時が来たようだ。ならば「烈」の魂の最期の輝き、見せてやるぜ!