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銀河英雄伝説 外伝4  千億の星、千億の光 第2話「三つの赤(ドライ・ロット)」

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銀河英雄伝説 外伝4
銀河英雄伝説 外伝4 (配信数22話)

遠い未来、銀河系宇宙に進出したものの、不毛な戦いをやめない人類――。人類のほとんどを支配する銀河帝国の貴族とは名ばかりの貧しい家庭に生まれたラインハルトは、姉を皇帝の寵姫として奪われて以来、たったひとりの友キルヒアイスと共に、銀河帝国を手中にするという野望を胸に軍人となり、その天性の軍才を発揮して頂点へと登りつめていく。一方、自由惑星同盟にあって、不本意ながら軍人となり、それでも功績を立て続けるヤン。互いに最大のライバルとなる彼らは、それぞれの立場で戦いに臨み、宇宙に新しい歴史を創ってゆく……。


■キャスト
【銀河帝国】
ラインハルト・フォン・ローエングラム:堀川亮(現・堀川りょう)
ジークフリード・キルヒアイス:広中雅志
ヒルデガルド・フォン・マリーンドルフ:勝生真沙子
グリューネワルト伯爵夫人アンネローゼ:潘恵子
ウォルフガング・ミッターマイヤー:森功至
オスカー・フォン・ロイエンタール:若本規夫
パウル・フォン・オーベルシュタイン:塩沢兼人

【自由惑星同盟】
ヤン・ウェンリー:富山敬、郷田ほづみ
ユリアン・ミンツ:佐々木望
フレデリカ・グリーンヒル:榊原良子
カーテローゼ・フォン・クロイツェル:三石琴乃
ダスティ・アッテンボロー:井上和彦
アレックス・キャゼルヌ:キートン山田
ワルター・フォン・シェーンコップ:羽佐間道夫
オリビエ・ポプラン:古川登志夫



■スタッフ
原作:田中芳樹
総監督:石黒昇
シリーズ構成・脚本:河中志摩夫
総作画監督:清水恵蔵
メカニックコンセプトデザイン:加藤直之(スタジオぬえ)、清積紀文
キャラクターデザイン:奥田万つ里、久米一成、清水恵蔵
美術設定:田中精美
美術監督:長尾 仁
撮影監督:岡崎英夫
音響監督:明田川 進
効果:倉橋静男(サウンド・ボックス)
録音:上林信芳(アオイスタジオ)
音楽:ドイツ・シャルプラッテン・レコード、風戸慎介
プロデューサー:田原正利
制作協力:マジックバス、アートランド
製作:徳間書店、徳間ジャパンコミュニケーションズ、らいとすたっふ、サントリー

Ⓒ田中芳樹・徳間書店・徳間ジャパンコミュニケーションズ・らいとすたっふ・サントリー Ⓒ加藤直之
銀河英雄伝説 Blu-ray BOX銀河英雄伝説 ユリアンのイゼルローン日記オーディオブック版CDボックス

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    朝の夢、夜の歌 Kap.Ⅰ

    大佐に昇進したラインハルトは、キルヒアイス大尉と共に憲兵隊への出向を命じられる。憲兵隊に良い印象を持たない二人だったが、過去の資料を調べるうち、憲兵の中にも優れたバランス感覚の持ち主がいると知る。そのケスラーという名は彼らの記憶にとどめられた。そんなある日、彼らの母校である軍幼年学校で、ライフアイゼンという生徒が殺害される。ラインハルトとキルヒアイスは、憲兵副総監からこの殺人事件の捜査を命じられた。

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    朝の夢、夜の歌 Kap.Ⅱ

    ラインハルトとキルヒアイスは軍幼年学校を訪れる。校長であるシュテーガーは、学年首席のハーゼを捜査に協力させると申し出る。ラインハルトたちは事件現場を調べるが、物証は残っていなかった。そこに校長の命を受けたハーゼが現れる。被害者の友人と言いつつも、感情的になることもなく淡々と質問に答えるハーゼ。だが、キルヒアイスは彼の受け答えに妙な違和感を覚えた。凶器も見つからず、動機も掴めないまま、二人は捜査を続ける。

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    朝の夢、夜の歌 Kap.Ⅳ

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    ラインハルト准将とキルヒアイス大尉は、同盟領進攻作戦に分艦隊司令として参加した。しかし所属する艦隊の司令官グリンメルスハウゼン中将が、高齢により実質上戦力外となっており、功績を挙げる機会すら与えられない状態だった。さらにリューネブルク准将麾下の強襲揚陸艦部隊による進路妨害もあり、彼の苛立ちは募る。戦場となったヴァンフリート星域は通信状態が悪く、艦隊間の意思疎通すら難しい。そこに両軍の艦船が入り乱れ、戦況は混沌としていた。

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    同盟軍基地に入ったラインハルトは、基地司令官セレブレッゼを発見、これを捕虜にする。キルヒアイスは、このことをいち早く上層部に報告し、ラインハルトの武勲が横取りされぬよう気を配る。その後、司令部より撤退命令が届き、帝国軍陸戦部隊も艦隊に帰還した。ヴァンフリート星域会戦は終結し、ラインハルトは武勲により少将に昇進するが、キルヒアイスの階級は留め置かれた。ラインハルトは人事局長に抗議するが、逆に彼らの処遇は特例なのだと指摘される。

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    第三次ティアマト会戦 前篇

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    第三次ティアマト会戦 後篇

    ホーランド艦隊の攻勢は続いていたが、ラインハルトは彼の行動限界点を見極めるべく麾下艦隊を下がらせる。この動きを見たビュコックはホーランドに警告するが、戦勝に驕る彼の耳には届かない。そして、遂に戦線が伸び切る。次の瞬間、ラインハルトの砲撃命令が響く。たった二度の斉射でホーランド艦隊は瓦解し、会戦そのものも終結に向かう。この勲功により大将に昇進したラインハルトに、専用の旗艦「ブリュンヒルト」が下賜された。

  • 汚名 Kap.Ⅰ
    汚名 Kap.Ⅰ

    キルヒアイスは休暇を楽しむため、リゾート惑星クロイツナハⅢへと向かう。ラインハルトを待つ彼は、滞在先のホテルで暴漢に襲われた老人を救う。老人は、帝国軍が大敗した「アルレスハイム会戦」の指揮官、カイザーリング退役少将だった。治安責任者のホフマン警視はキルヒアイスに、暴漢はサイオキシン麻薬中毒だったと告げ、軍内部に麻薬を扱う秘密組織があると明かす。そして、司法の手が及びにくい軍内部の犯罪を撲滅するため、キルヒアイスに協力を要請する。

  • 汚名 Kap.Ⅱ
    汚名 Kap.Ⅱ

    カイザーリングから会食に誘われたキルヒアイス。カイザーリングは翌日に会う予定の旧友、バーゼル夫妻について語る。バーゼル夫人となったヨハンナを40年間、変わらず愛し続けていると語る彼の姿に、思わず自分とアンネローゼの姿を重ねるキルヒアイス。彼は、カイザーリングに世間の風評とは異なる高潔で明哲な印象を受けた。一方、ホフマンは先の暴漢が以前、カイザーリング艦隊に所属していたことを突き止めていた。その夜、キルヒアイスは異常な息苦しさに襲われる。

  • 汚名 Kap.Ⅲ
    汚名 Kap.Ⅲ

    ホフマンはキルヒアイスに、先の暴漢のカイザーリング艦隊時代の上官がバーゼルだったと語り、アルレスハイム会戦の直前、バーゼルがサイオキシン麻薬所持の疑いで憲兵隊の捜査対象になっていたと伝える。キルヒアイスはカイザーリングのもとを訪れ、カイザーリング艦隊に麻薬が蔓延していたのではないか、帝国軍が崩壊したのも麻薬が原因ではないかと問う。カイザーリングは、愛する女性の選んだ者が犯罪者であってはならなかった、と告白する。

  • 汚名 Kap.Ⅳ
    汚名 Kap.Ⅳ

    カイザーリングは、バーゼルの犯罪について証言することを拒む。一方、ヨハンナは夫に改心を促すため、警察へ密告したことを告白。しかしバーゼルは、妻からの警告をカイザーリングからのものと誤解し、彼の暗殺を目論んだのだ。キルヒアイスはバーゼルを罠に掛け、事実を告白させる。進退窮まったバーゼルは、証拠書類を焼き捨てるようヨハンナに命じる。資料を手に暖炉に向かう老婦人を、キルヒアイスは撃つことが出来ない。その時、一条の火線が走った。

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