ワカコ酒」とは、“酒呑みの舌”を持って生まれた26歳のOL・村崎ワカコが、今宵も居場所を求めてさすらい「女ひとり酒」を堪能するグルメ漫画。2011年より「月刊コミックゼノン」にて連載中、コミックスの累計発行部数は100万部を超える。2015年はTVドラマ「ワカコ酒 Season1」の他に、ショートアニメのTV放送や海外においても韓国版「ワカコ酒」が製作されるなど今、最も注目を集める漫画原作となっている。また、数多ある「食」をテーマにしたマンガや書籍、TVドラマの中でもひときわ主人公のキャラクターに大きな支持が集まっており、<お酒>と<美味い肴>の相性がぴったりと合わさった至福の瞬間、ワカコが見せる「ぷしゅ~」という感嘆の表情は最大の魅力となっている。食と酒への渇望を誘う、今、最も注目を集めるグルメドラマが、新シリーズへ突入!
グルメドラマの話題作待望の新シリーズは、酒も肴もボリュームアップ!!
■キャスト
武田梨奈
野添義弘
鎌苅健太
■スタッフ
原作:「ワカコ酒」新久千映(月刊コミックゼノン/ノース・スターズ・ピクチャーズ刊)
監督・脚本:湯浅弘幸 久万真路 千村利光 岩渕 崇
シリーズ構成・脚本:吉田直樹
製作・著作:2015「ワカコ酒」製作委員会
制作:エムロックス/制作協力:ザフール
今宵の酒の肴は「アジフライ」。ソースが絡んだサクサクの肉厚アジフライに、ビールが進むワカコ。翌日は冷酒にまぐろの山かけをお供に一杯。ワカコにとって、仕事のあとの一杯は、何よりも勝るエンターテイメントなのだ。
人のあたたかさに触れてほっこり気分の夜、ワカコがお酒のお供に選んだのはあさりの酒蒸し。癒しの味に身も心もじんわり温まる。ごきげんなワカコはおなじみ『逢楽』ではしご酒。あったか熱燗とシャキシャキごぼう揚げが、ワカコの心をさらにほぐすのだった。
故郷・広島のアンテナショップを訪れたワカコは、名酒の試飲コーナーに大興奮。そのまま近くの広島料理店に入り牡蠣を味わい、至福のひと時を過ごす。お店を気に入り、地元の友達と再訪したワカコが楽しいお喋りとお酒のお供にしたのは、広島特産・あの食材の……?
待ち合わせの時間つぶしに、おしゃれなスペインバルに入ったワカコ。ワインに塊のイベリコハム、濃厚なレバーパテを堪能し、大満足のワカコだったが、約束の時間が迫るのにもかかわらず、他のお客さんが頼んでいた海老のアヒージョのにんにくの匂いに誘われ……
みぃさんの誘いで太極拳に挑戦したワカコは、先生に素質があるとほめられちょっと得意げに。そんな夜はもちろん中華。カメ出し紹興酒に麻婆豆腐でスパイシーにきめる。だんだん気分がよくなったワカコの体は自然と酔拳のように動き出し……?!
ワカコはおでん屋台に挑戦しようとするも、躊躇して断念してしまう。そんな心を癒したのは、小料理屋の冷酒とサワラの西京焼き。ふっくらジューシーなサワラにワカコは舌鼓を打つ。日を改めて再びおでん屋台の暖簾をくぐるワカコ。そこはまるで別世界な空間だった。
沖縄料理店でゴーヤチャンプルーとオリオンビールの絶妙な組み合わせを堪能したワカコは、それぞれの土地の料理と酒の相性の良さに興味を引かれる。タイ料理シンハービールと生春巻き、トムヤンクンをそれぞれ口にした結果、答えがだんだん見えてきて……。
金欠だけど、一杯くらいは……とワカコはリーズナブルな居酒屋へ。ポテトサラダとウーロンハイ、ごちそうされた三冷ホッピーだけで帰るつもりが、あまりの安さに心が緩み、二軒目に入ってしまう。そのお店には、ツナ缶マヨ焼きなる心惹かれるメニューもあり……!?
念願の朝酒に挑戦するワカコ。はじめは男性中心の大衆酒場の雰囲気に気後れしていたが、お酒がすすむにつれて楽しい気分に。苦手だったまぐろぬたも、実はイケることを発見する。次に頼んだのは定番・もつ煮込み。ほろよいワカコはすっかりお店になじんでしまい……
お姉ちゃんに子供が生まれ、キンメの煮つけと日本酒でひとり祝杯をあげるワカコ。遠い故郷に思いをはせながら、おなじみ逢楽へ向かう。ワカコにとって逢楽は実家のような場所。おいしい肉豆腐とお酒、そして大将たちがあたたかくワカコを迎えてくれるのだった。
会社の飲み会の幹事を任されたワカコは、お店選びのため焼きとん屋さんへ。熱々のタンや絶妙な塩加減のハツにワカコのビールは止まらない。至福の時を過ごしたワカコは、もちろんそのお店をチョイス、はたして同僚たちの反応は……??
逢楽の大将に作ってもらったかきあげをエネルギーに、仕事の山場を乗り切ったワカコ。自分へのごほうびはカワハギのお造りだ。一匹丸ごとの姿造りを熱燗とともに余すことなくじっくり味わい、歓喜のぷしゅー。呑みに行くたびに酒呑みの階段を一歩一歩上っているワカコ。今宵も美味しいお酒と料理がある幸せをかみしめるのだった。