マジック好きの高校生、黒羽快斗はキッドと勝負して捕まえてやると同級生たちの前で宣言する。この日、キッドは小野銀行に展示された宝石、月の瞳を奪いに行くと予告していた。帰宅した快斗は他界した元マジシャンの父、盗一の隠し部屋を発見。そして快斗は盗一の死の真相、盗一の別の顔を知る事になる・・・。
怪盗キッドは何者かに「宝石に手を出すな。同じ事を繰り返せば命はない」と電話で警告される。キッドは警備を破って博物館に展示されたブルーバースデーを盗む事に成功。だが、逃げようとするキッドの前に謎の男スネイクが現れる。スネイクは「忠告したはずだ」とキッドに銃を向ける。それは昨日の電話の男の声だった。
組織のボスが経営するプールバー、アメリカンにある伝説のキュー。元々は寺井のもので、昔、寺井は組織の凄腕ハスラー、蓮羅通二郎とこのキューを賭けてビリヤード勝負。寺井は敗れてキューを奪われたのだ。快斗はそのキューを取り返すと寺井に約束し、怪盗キッドとしてボスに犯行を予告する。
ロンドン帰りの高校生名探偵、白馬探が世間の注目を集める。キッドは名画、アダムの微笑みを奪いに行って白馬と対決。キッドは白馬に手を焼きつつも名画を奪う事に成功する。翌日、快斗のクラスに白馬が転校してくる。この日はキッドがブロンズ女神像を奪うと予告した日だった。夜、キッドと白馬は再び対決して・・・。
快斗のクラスメイト、小泉紅子は世界中の男の中で怪盗キッドだけが自分の虜になっていない事を不快に思っていた。2月14日、紅子は快斗が自分に興味がない事を知り、キッドと同一人物ではないかという疑惑を抱く。帰宅後、紅子はキッドを自分の虜にするために儀式を行う。紅子は赤魔術の正統なる後継者だった。
怪盗キッドは駅前にある時計台の大きなダイヤが数個埋め込まれた時計を頂くと犯行を予告。だが、入口を警備する刑事はある事を質問して泉水巡査が変装したキッドと見破る。この質問をしろと助言したのは警視庁から応援に来たヘリに乗る謎の男だった。その謎の男の正体は目暮警部が連れてきた高校生探偵、工藤新一だった・・・。
怪盗キッドは天使の王冠を奪いに行くが中森警部に阻止されて断念。キッドは今度の日曜に天使の王冠を再び奪いに来ると予告する。日曜、快斗と青子はトロピカルランドでデート。予告時間が近づくと、快斗は理由をつけてその場から離れようとするが、青子に手錠をかけられ、身動きができない状態に・・・。
紅子は自分の虜にならないキッド(快斗)をこの世界から消し去る事に決め、邪悪な神のルシュファーを呼び出してキッドの末路を訊ねる。そしてキッドはルシュファーの予言通りに屋上からロープを伝って東都タワーへ逃げようとする。紅子はあなたをこの世界から消し去ると言って大きな鎌を振りかぶり・・・。
母親の千影から18年前の父親、盗一との馴れ初めを聞いた後、快斗は怪盗キッドになって犯行を予告した博物館へ。盗んだ宝石の裏のシールには「18年前の借りをお返ししよう」と書かれていた。後日、快斗は何者かの罠と疑いつつ中森警部に変装し、東都タワーへ行く。そこに現れたのは郷津会長と銃を構えた部下たちだった。
18年前から初代の怪盗キッドと怪盗淑女ファントム・レディを恨む郷津は中森警部に変装した快斗に借りを返そうとする。だが、中森(快斗)は一瞬の隙を突き、青子を連れて逃げる事に成功。しかし、同じ手口で私腹を肥やす郷津の弟子のような悪党もいるとわかる。快斗はこの悪党も懲らしめるために動き出すが・・・。
怪盗キッドは明日20時、龍馬展で坂本龍馬の遺品3点セットを返却すると予告。コナンはキッドが犯行日を急きょ明日にした理由を見破る。キッドは雨を待っていたのだ。翌日、太った男に変装して博物館に潜入したキッドはコナンに声をかけられて動揺。キッドは本当の目的をコナンに見破られるがショータイムを開始して・・・。
怪盗キッドからクリスマスイヴの今夜、東風デパートのツリーに飾られたジャイアンツの星をいただくという予告状が届く。だが、これはオーナーの財前が自分で出したニセモノだった。財前は話題を作って売り上げUPを目論んでいた。快斗はニセの予告の事を知って驚く。間もなく、東風デパートにニセ怪盗キッドが現れて・・・。
雪山で高校のスキー教室が開かれ、仮装スキー大会を催す事になる。各自パートナーを見つけ、ペアで仮装して一緒にスキーを滑るイベントで、紅子はどっちが快斗とペアを組めるか勝負しようと青子に持ちかける。赤魔術を操る紅子はおまじないをかけたハートのワッペンを快斗に貼り付け、快斗とペアになる画策をするが・・・。
怪盗キッドはイングラム公国女王、セリザベスが持っている宝石クリスタル・マザーを奪うと予告する。セリザベスは息子のフィリップ王子と豪華列車ロイヤル・エクスプレスのサロン車に乗り、中森警部が護衛を担当。快斗は青子と共にサロン車に行ってセリザベスに挨拶した後、周囲を窺いながら宝石の在り処を探るが・・・。
サブリナ公国のアン王女が公国の宝物展のために来日する。アン王女はヨーロッパ最大のダイヤ、パリの太陽はいっぱいを身に付けていて、公国のドロン刑事はマスコミを通して怪盗キッドを挑発。夜、キッドは変装を繰り返し、ドロンと公国の警官たちをかく乱。そしてキッドはアン王女のダイヤを盗むが、ドロンに撃たれて・・・。
怪盗キッドに挑戦状を叩きつけた鈴木次郎吉。快斗はこの挑戦を受け、大海の奇跡(ブルーワンダー)を奪うと決める。予告前日、キッドは博物館へ下見に行き、宿敵のコナンが見つめる中、空中歩行のマジックを披露する。予告当日、キッドは前日同様に空中を歩行。だが、コナンはすでにこのトリックを見破っていて・・・。
怪盗キッドは舞台「マルスとローザ」に使用される世界最大のエメラルド、グリーンドリームを奪うと予告。快斗は青子と一緒に初日の公演を観に行く。中森警部はバッテリー付きライトを20ヵ所に設置。キッドが現れないまま舞台はラストシーンになり、中森は闇に紛れなければ姿を消す事はできないと勝利を確信するが・・・。
怪盗キッドはフランスの怪盗シャノワールから勝負を挑まれ、指輪ゴールデン・アイを奪い合う事に。この指輪はアントワネットのアクセサリー7つの最後の1つ。所有者のダン光石と警備会社主任のアランはシャノワールを捕まえ、盗まれた6つも取り返そうと考えていた。そして、刻一刻と予告の時間は近づいていく・・・。
指輪ゴールデン・アイを奪い合う事になった怪盗キッドと怪盗シャノワール。投光器20台のスイッチを入れた直後にブレーカーが落ちて室内の灯りが消える。そして灯りが回復するとルビィとダンは愕然となる。中森がはめた指輪から宝石だけがなくなっていた。キッドが姿を現すと、シャノワールは不敵な笑みを浮かべて・・・。
世界各国で暗躍する謎の計画師、ナイトメアは怪盗キッドと手を組み、13日の金曜日の午後8時に秀峰美術館へ行くという予告状を出す。キッドとナイトメアの獲物はイヤリングのダーク・ナイト(暗黒の騎士)。中森警部は対キッド用の防犯システムを考えるが、キッドは美術館の近藤館長に変装して展示室へ潜り込み・・・。
怪盗キッドは鈴木次郎吉から再び挑戦状を叩きつけられる。次郎吉は錦座4丁目交差点の中央に100カラットのアメジストをあしらったミュール、パープルネイルを展示するという。キッドが展示台に現れると次郎吉は合図を出し、交差点は巨大な網で仕切られる。逃げ場がなくなったキッドは瞬間移動で逃げると宣言して・・・。
世界最大のルビー、レッド・ティアーを奪うと予告。このルビーは災いをもたらす悪魔の石と言われていた。快斗は父の盗一もこのルビーについて話していた事を思い出して予告を撤回するが、このルビーはスネイクが狙っていた。ショーの終盤、ルビーを身に付けた団長のジョディが観客に挨拶して回ると、キッドが出現して・・・。
キッドは世界最大のブラックダイヤモンド、ミッドナイト・クロウを奪いに行くが中森、白馬の作戦によって失敗。中森に助言したのはマジック破りの名人、ハリー・根津だった。来日したハリーは自分の獲物はキッドではなく、怪盗コルボーだと中森に打ち明ける。キッドはコルボーから泥棒稼業の引退をかけた勝負を挑まれて・・・。
怪盗コルボーは宝石ミッドナイト・クロウを再び奪うと予告状を出し、快斗は青子との会話からコルボーのトリックを暴く糸口を見つける。ハリー・根津は前回の失敗を踏まえ、万全を期してコルボーが現れるのを待つ。犯行予告時間、前回同様に通風口から黒い羽根が舞い落ちてきて・・・。