大人気児童文学シリーズを原作にしたTVアニメの第2シリーズ。自称「イタズラの天才」ゾロリは、子分のイシシとノシシを引き連れていたずら修行の旅をしている。夢は「イタズラの王者になること」「かわいいお嫁さんをもらうこと」「自分のお城を建てること」。いざという時は「かいけつゾロリ」に変身だ! アニメオリジナルのキャラクターも加わって、ゾロリの修行の旅はまだまだ続く!
■キャスト
ゾロリ:山寺宏一
イシシ:愛河里花子
ノシシ:くまいもとこ
ネリー:新井里美
ナジョー:岩男潤子
ミリー:半場友恵
ロジャー:石田 彰
ダポン:肥後 誠
ゾロリママ:玉川紗己子
■スタッフ
原作:原 ゆたか(「かいけつゾロリ」シリーズ)
発行:ポプラ社
シリーズ構成:まさきひろ
キャラクターデザイン:船越英之
総作画監督:柳田義明
美術監督:大橋由佳/東 潤一
音響監督:三間雅文
音楽:田中公平
監督:亀垣 一
アニメーション制作:サンライズ/亜細亜堂
製作:メ〜テレ/サンライズ/ゾロリエンターテイメント製作委員会
とてもお天気のいい山道をイシシとノシシが元気に歩いてやって来た。しかしゾロリだけが何故か元気がない。いつになってもゾロリ城が手に入らないことや、お嫁さんが見つからないことに落ち込んでいるに違いない。イシシとノシシはゾロリが元気が出るような大作戦を開始した。
ゾロリたちはジャングルの中で探検隊の一団に出会った。この先にある洞窟に、お宝を掘り出しに来たらしい。手に入れたメモによると何十億円もの埋蔵金が眠っているらしく、ゾロリたちは大興奮。ゾロリたちは、探検隊よりも先に埋蔵金を掘り当てようと、洞窟の中へと入って行く。
莫大な財宝が眠っているという洞窟に、探検隊より先にやって来たゾロリたちだったが、埋蔵金が見つからない。そんな時、洞窟の中で妖怪学校の先生とバッタリ再会する。そこで閃いたゾロリは、妖怪たちの力を借りて、探検隊から埋蔵金の在り処を聞き出す作戦を立てたが…。
のどかな町外れを歩いていたゾロリたちの前に、空飛ぶほうきに乗った魔法使いの卵のネリーちゃんが現れた。魔法の勉強をしなくてもどんな魔法でも使える「グルンロッド」を探しに来たというのだ。ゾロリはネリーちゃんに協力するフリをしてグルンロッドを手に入れようとする。
グルンロッドを探すゾロリたちは、悪い魔法使いの一団に苦しめられている町の人々によって、勇者に祭り上げられてしまった。勇者が現れて助かったと喜びパーティーを始める人々。お腹がいっぱいになったら町から抜け出そうと考えたゾロリだが、その時魔法使いの手下が現れた!
魔法使いたちが仕掛けたトイレの罠でノシシが谷底へ落ちてしまった。ノシシを助けに行きたいゾロリたちの前に魔法使い黒マントと手下のヤギー・シローが現れる。その手にはグルンロッドが! ノシシを助けるためにもグルンロッドを手に入れることを誓うゾロリだった。
魔法使いのアジトに何とかたどり着いたゾロリたち。どの部屋の入り口も謎が解けないと入れない仕掛けになっていた。ゾロリ、イシシ、ネリーちゃんの3人で協力して謎を解き、奥の部屋へ進んでいくと、新たな敵ミャリックと、さらにプリンセス・ニャンコーが現れた!
魔法使い黒マントの正体は海賊のタイガーだった。ネリーちゃんを人質に取ったタイガーは、完成間近の海賊船にゾロリのイタズラ発明品を付けさせようとする。谷底へ落ちたはずのノシシの活躍でネリーちゃんを救い出すが、タイガーに火炎放射器を突きつけられゾロリたちは大ピンチ!
ニャニャンコ温泉にあるライオン旅館の名物は、口から温泉が出ている黄金のライオン。旅の疲れを癒せてお宝も手に入ると考え、喜んでニャニャンコ温泉へ向かったゾロリは、ライオン旅館の娘ランラに一目惚れ。果たしてゾロリは黄金のライオンを盗むことが出来るのか!?
ライオン旅館の黄金のライオンが何者かに盗まれた。探偵に扮したゾロリは真犯人探しを始める。ゾロリを名乗る犯行予告があったことを思い出したランラは、犯人はゾロリに違いないと言い出す。このままではゾロリが犯人にされてしまう!? 黄金のライオンを盗んだ真犯人は?
いつものように旅をしていたゾロリたち。分かれ道に来たところで、ゾロリたちを道案内するかのように道端に次々とふたばが現れた。ふたばといえば前にイシシの鼻毛を魔法でふたばに変えてしまったネリーちゃん。もしかしたらネリーちゃんに何かあったのか?
巨大ちくわは、魔法学校の先生や生徒たちだった。先生たちは魔法の呪文や薬で元の姿に戻ろうとするが、なぜか元の姿に戻れない。ナジョナージョの出すなぞなぞを次々と解いて元に戻る魔法の薬の材料を集めるゾロリたちは、みんなを元の姿に戻すことが出来るか!?
ラーメン王のラーメン紹介記事を読んだゾロリは「つるつる軒」と「カメカメ亭」の2軒のラーメン屋にやって来た。どっちが美味いか食べ比べてみようと思ったが、お金が2人分しかない。そこでゾロリは、ラーメン王になりすまして、タダでラーメンを食べることを思いついた。
つるつる軒とカメカメ亭は騒動の後でお客さんが来なくなっていた。困ったつるつる軒の主人は、ラーメン王になりすましたゾロリに回転ラーメンのアイデアを教えてもらうが、カメカメ亭のオヤジはラーメンバイキングで対抗。いよいよ新装開店、再びラーメン対決が始まる!
砂漠のお金持ちの町「ゴージャスタウン」にやって来たゾロリは、世界的なファッションデザイナーを名乗り、自分がデザインした変な服を「世界中の最先端の流行」だと騙してひと儲けしようと企む。まずはゴージャスタウンのファッションリーダー、町長の奥さんに狙いを定めるが。
世界的ファッションデザイナーとして一躍有名になったゾロリのもとに、専属モデル募集の張り紙を見てソレイヌがやって来た。トップモデルを目指すソレイヌに一目惚れするゾロリだが、ブティックでソレイヌの幼なじみのファッションデザイナー、ジャンに出会う。
ゴミの山で一夜を明かしたゾロリたち。お腹を空かしていると、牛の9人姉妹「モーモー娘」がミルクで炊いたご飯で作ったおむすびを差し出してくれた。モーモー娘たちが話すカーニバルの話が面白そうだったので、ゾロリたちはそのカーニバルを見ていくことにした。
カーニバルで毎年優勝しているカメカメ町の山車を偵察に行くゾロリたち。建造中の山車はスポンサーにブルル公爵がついて今年も豪華だ。ライバル心を燃やすゾロリだが、みんながあっと驚くような山車を作ってカーニバルを盛り上げ、その裏で銀行強盗を成功させようと考えていた。
ゾロリたちの頑張っている姿を見て町の人々たちもやる気まんまん。カーニバルの山車作りも最後の追い込みになっていた。一方、ゾロリたちは山車の中で銀行強盗の準備をしていた。ヤギヤギ町はモーモー娘の歌で盛り上げて、カーニバルで優勝することができるか?
ネリーちゃんに連れて来られた魔法の森は、色を失ってモノクロになっていた。そこに魔法の森の調査に来た魔法の国の情報局のエージェント、ロジャーが現れる。ロジャーの話では、魔法の森は封印されてしまって、魔法に使う薬が採れなくなってしまったのだという。
ゾロリたちの前をたくさんのミネラルウォーターを抱えた魚が通り過ぎて行った。しかも、おっぽで立って歩いて。驚いたゾロリたちは魚のあとを追った。そしてやって来たのは干上がった湖。以前はとてもきれいな湖だったのだが、ここの異変も魔法の森の封印の影響なのだろうか?
ナジョーの出したなぞなぞで、仲間のナジョーが封印されているブーブー森までやって来たゾロリたち。そこにロジャーも調査にやって来た。ロジャーより先にナジョーを見つけようと意気込むが、いきなりいたずら小僧の仕掛けた落とし穴に落っこちてしまった。
ゾロリが間違ってミリーのほうきを折ってしまい、ミリーとゾロリは魔法のほうき作りの名人オンジの所へ。魔法の森の封印の影響で、ほうきの材料となる木も枯れてしまい、その材料を探しに険しいトンガリ山へ向かったというオンジを追って、ゾロリたちもトンガリ山へと向かう。
ワラコがやっている幼稚園にやって来たゾロリたち。給食をご馳走になったお礼に園児たちの面倒を見たり手伝いをすることに。そんな時、小さい子と喧嘩していたのをワラコに叱られたワラビーは、幼稚園を飛び出していってしまった。心配したゾロリは谷へワラビーを探しに行く。
ゾロリは森の中でディアリーという小さな女の子に出会った。話し掛けようとしたら、女の子は逃げ出し小さな家に駆け込んだ。するとその家から低くて恐ろしい怪物のような声が!? 女の子を助けようと家に飛び込んで来たゾロリたちだが…。
オバケ屋敷の呪いでゾロリたちまで声が入れ替わってしまった。一旦ディアリーの家に戻って作戦を立て直したゾロリは、呪いには妖怪で対抗ということで、妖怪学校のみんなに応援を頼んだ。妖怪たちそれぞれの能力を生かした攻撃で、呪いを跳ね返して屋敷の奥へ進んで行く。
閻魔大王はゾロリたちを間違って地獄へ連れて来てしまったことを神様に怒られ、閻魔大王からとんま大王に格下げされてしまった。閻魔大王試験の前の健康診断でも落とされて、閻魔大王への復帰を諦めてしまったとんま大王は、恨みを晴らすためにゾロリを食べてしまおうと考えた。
とんま大王の体の中から脱出できたと思ったら、また胃袋へ逆戻り。上が駄目なら下からと、無事だった潜水艇に乗り込んで胃袋から腸の方へと進むゾロリ。しかしこの先の出口とは「おしりの穴」。おしりの穴から出てしまったら…とんま大王のウンチになってしまう!
ゾロリたちがドラゴン牧場に到着すると、牧場主のドラゴン使いとロジャーが言い争っていた。ナジョーの仲間が封印された影響で餌の草がおかしくなって腹ペコになったドラゴンが、ダポンの薬を勝手に食べてしまったのだという。ゾロリは餌を元通りにするために山へと向かう。
事件のすべての謎を解く鍵は『おさがしの魔法の本』にあるとにらんだゾロリは、本を探しに魔法学校へと向かった。そこで待ち構えていたガオンとおやじギャグ対決を始めるゾロリ。ゾロリはあてにならないと、ネリーはイシシとノシシと一緒に学校の中で本を探し始める。
ロジャーが犯人だと思ったゾロリは、鼻くそ発信機をつけてロジャーを追跡をすることにした。ナジョーと一緒にゾロリが帰って来るのを待っているイシシとノシシ。しかし、ゾロリから預かった大切なナジョナージョが風呂敷の中から転がり出て谷へ落っこちてしまった!
いつものように腹ペコのゾロリたちは一軒のカレー屋に駆け込んだ。店内はお客さんでいっぱいなのに誰もカレーを食べていない!? カレー屋の主人の話では、材料が無くてカレーを作りたくても作れないらしい。ゾロリたちは材料を仕入れていたというジャングルへ向かう。
魔法の国で大儲けしようとやって来たブルル公爵とコブル。しかも魔法の森の封印以来、貴重になっていてなかなか手に入らないはずの魔法の薬草をたくさん持っていた。ゾロリたちは2人の後を追い、魔法の薬草をどこで手に入れたのか探る作戦を開始する。
立ち入り禁止の看板の前で立ち往生しているピザ屋のガットーネのバイク。30分でピザを届けないと、ピザはタダに、そしてガットーネはクビになってしまう。回り道をしたのでは約束の時間に間に合わない。どうせタダになるならと、ゾロリたちはピザを食べてしまおうと悪巧み。
森の中で大きな穴に落ちていたスノウを助けたゾロリたち。お礼にお昼をご馳走するとスノウの家に招かれた。次々と出されるきのこ料理の数々。イシシとノシシが掘り出した黒い塊を、高級食材のトリュフだと思って食べるが、実はそれは「ちょっとダケ」という毒きのこだった!
アンダコリャの花を奪って逃げるマシュー。実はマシューのお母さんもちょっとダケを食べてしまい、マシューも花を探していたのだ。やっと見つかったアンダコリャの花だったが、ゾロリはマシューにあげてしまう。そんな時、ゴリ丸とさる丸がアンダコリャの花を持って現れた。
ナジョー探しもいよいよ最後の1人。なぞなぞの答えから野菜畑にやって来たゾロリたちはそこで見た光景に驚いた。花の化け物が人間に水をやり、野菜のように育てていたのだ。土に埋まった人たちを助けようとすると、花の化け物は野菜爆弾で攻撃してきた!
全ての色ナジョーを開放し、いつものように旅を続けるゾロリたちの前に気球に乗って現れたのは、アーサーとエルゼ姫。ふたりは記念日のためにお城探しの旅行をしている最中だった。ミリーと一緒に住むためのゾロリ城を探すため、ゾロリも一緒にお城巡りをすることに。
ミリーがゾロリたちに助けを求めてやって来た。魔法の水晶を使って蘇ったナジョー記憶から、魔法学校の校長先生が怪しいことがわかったからだ。何処かへ出掛けて行った校長先生を追いかけるネリーちゃん。ゾロリたちは何処へ向かったかの手掛かりを探しに魔法学校へと向かう。
魔法の森封印事件の犯人は薬屋のダポンだった。しかしそのことを知らずに校長先生たちの後を追ってダポン薬局に忍び込んだネリーちゃんは、ダポンに捕まってしまう。ダポンは再び魔法の森を封印しようと、ネリーちゃんにもう一度呪文を唱えるように迫る。
連れ去られたネリーちゃんを助けるためダポンビルへと突入するゾロリたち。ところがダポンビルは魔法使い撃退用最新システムを導入しているハイテクビルだった。攻撃を受けるゾロリたち。その様子をモニターで見ていたネリーちゃんは、攻撃をやめるようにダポンを説得する。
美術館の入場タダ券をもらったゾロリたちは美術館へ行くことにした。やって来たブルルーブル美術館はあのブルル公爵が作った美術館だ。中へ入ってみるとそこには大泥棒のグラモが!? グラモは世界的な名画『モニャリザ』をどちらが先に盗めるかの勝負をゾロリに挑んできた!
名画『モニャリザ』を盗んだ罪をグラモになすりつけられたゾロリは、グラモに騙されてニセの名画を描かされていた画家たちと共にブルルーブル美術館へ向かった。自分の無実の罪をはらし、モーグリーはグラモが化けたインチキ美術商だということを証明するため、グラモを捕まえろ!
ロジャーたち情報局の懸命な捜査にも関わらず、魔法の森封印事件の犯人ダポンは逃亡を続けていた。そんな時、ダポンが飛ばした風船爆弾が街の上空に現れた。爆弾が街の上で爆発したら大変だ! ゾロリはダポンが風船を操っている秘密基地へと向かった。
逃げる途中で発見した温泉につかりながら、これまでのことを振り返るダポン。魔法使いにはなれなかったが、魔法の薬を作る一流の薬屋になろうと頑張ったこと、そして魔法の森封印事件のこと…。決心したダポンは、ゾロリに相談に乗って欲しいと連絡をする。
ロジャーたちに追い詰められたダポンが飲んだ『ピンチの時に飲む薬』は体が巨大化する薬だった。ロジャーは巨大化したダポンに対して魔法での攻撃を開始する。自首するつもりで魔法情報局へ向かったと思っていたゾロリはその様子に納得がいかない。
街を壊さないために広場へ誘導したつもりが、連れて行った先は底なし沼だった。自分の重さでどんどん沼へ沈んでいくダポン。救い出すには「小さくなる薬」を作って元の姿に戻すしかない! 「小さくなる薬」の材料を探しに、ゾロリたちは魔法の森へと向かう。
巨大隕石が地球に向かって飛んできている! 隕石が衝突して地球が木っ端微塵になる前に、せめてお腹一杯になりたいイシシとノシシが食べた芋は、ブーデル博士の作った8倍おならの出る芋だった。それを聞いたゾロリは、地球を救えるかも知れない名案を思いつく。
ブーデル博士の作った8倍おならの出る芋と、ゾロリの発明したオナラ倍増器を使えば地球を救うことができる! しかしそれには、ゾロリたちと同じくらいの強烈なオナラが出せる『オナラ名人』を、あと3人探し出さないといけないのだが…。
ブーデル博士の研究所では完成したオナラ倍増器の最後の調整が進んでいた。そこへ現れた7人のオナラ名人。「これで地球が救われる」と沸きあがる一同。しかしカッパのフレディが、失敗を恐れて怖気づいてしまう。彼らはそのオナラパワーで隕石を吹き飛ばすことができるか!?