広い庭に建つ、旧い日本家屋に家族と暮らす高校生・飯嶋律。律の母親・絹は家で茶道教室を開いている。ある日の午後、教室が終わり生徒たちが帰った後、律と絹は、玄関先に見知らぬ一足の草履が残っているのを見つけた。来なかったはずの“客”の気配はそのまま家にとどまり、律は広く暗い家のあちこちで花模様の着物を着た何者かの“気配”を感じる。亡くなった祖父ゆずりの妖しいモノたちを視る力を持つ律。本性を隠し、律の父親の姿を借り飯嶋家で暮らしながら律を守護する妖魔・青嵐は、その気配について放っておくよう律に忠告する。不穏な空気のまま数日が過ぎたある日、律の白昼夢の中に祖父が現れ「荒川絹代」という名を示す。はたしてそれは誰の名なのか? そして飯嶋家を訪ねてきた律の従姉・司をも巻き込み、恐怖の目隠し鬼が始まる――。
■キャスト
飯嶋律:岡本信彦
飯嶋司:長谷川育美
青嵐:近藤浩徳
■スタッフ
原作:今市子
監督:深瀬沙哉
音響監督:三浦妙子
音響効果:宅間麻姫
アニメーション制作:Imagica Infos / Imageworks Studio
制作協力:UWAN Pictures
製作:株式会社朝日新聞出版
企画:大日本印刷株式会社
律の祖父・蝸牛には不思議な力があり、その能力を受け継ぐ律も幼いころから妖魔が見え度々不思議な場面に遭遇していた。ある日、律は自身の幼少期の不思議な体験の夢を見ていた。
母の開く茶道教室中に、少女の霊が家に入り込んだことに気づく律。紛れ込んだ霊を探そうとするが、茶道教室に参加させられてしまう。
茶道教室が終わった後も、飯嶋家には持ち主不明の草履だけが残されていた。数日後、再び茶道教室にて、いたはずのない着物の少女の話になり…
幼少期に遭遇した霊と同じ霊ではないかと推測した律は、その霊の正体を探るため夢で見た「目隠し鬼」の遊びを行う。
「目隠し鬼」で霊に目を取られた律は、火に囲まれた夢を見る。それは、他人の目を通してみているような妙にリアルな夢だった。
幼少期の話を聞くために呼んだ従姉妹の司が飯嶋家にやってきた。司の話では、紫に白い花模様の着物を着た子どもが記憶にあり…
うたた寝をする律は、祖父が生きている頃の夢を見る。幼少期の「目隠し鬼」で律を救ってくれた祖父は、着物の少女に覚えがあるようで…?
着物の少女の正体を突き止めた律は、自身の目を取り戻すために再び「目隠し鬼」を行う。 司や母も参加するが、何やら青嵐が怪しい動きをしていた。
アルバムを見る司は、古い写真の中に少年時代の祖父と着物の少女の写真を発見する。それは60年ほど前に撮られた写真であった。