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オーイ!とんぼ  第25話 勝者と勇気

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オーイ!とんぼ
オーイ!とんぼ (配信数25話)

島を出たとんぼの日常は目まぐるしく変化していく――。
高校生となり、熊本での生活をスタートさせたとんぼは、練習場のジュニア生たちとコースでラウンドすることに。トカラで培った自由奔放なゴルフでコースを攻略していくとんぼに対し、1つ年上の実力者・ひのきも決死で応戦。激しい対決を繰り広げる。とんぼの潜在能力の高さに驚愕したコーチのハジメは、とんぼを5月の九州女子選手権に挑戦させることを決意する。
島で一緒にラウンドしたつぶらや、熊本で出会ったひのきなど、新たなライバルたちとのゴルフを通じて、とんぼがさらに大きく羽ばたいていく!

■キャスト
大井とんぼ:はやしりか
五十嵐一賀:東地宏樹
有働ハジメ:花輪英司
安谷屋円:喜多村英梨
音羽ひのき:石川由依
栗須エマ:井上麻里奈
島さん:小林沙苗
ゴンじい:青森伸
セツばあ:有馬瑞香
ブンペイ:榎木淳弥
安谷屋洋子:舞羽美海


■スタッフ
監督:オ ジング
原作:かわさき健
音楽:戸田信子
作画:古沢優
シリーズ構成:広田光毅
キャラクターデザイン:武内啓
色彩設計:近藤直登
美術監督:荒井和浩
3Dディレクター:服部恵大
撮影監督:石山智之
音響監督:三間雅文
アニメーション制作:OLM
CGアニメーション制作:SMDE
ゴルフ設定監修:ゴルフダイジェスト社

©かわさき健・古沢優/オーイ!とんぼ製作委員会

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  • 第1話 とんぼと3番アイアン
    第1話 とんぼと3番アイアン

    職も家族も失い、人生のどん底に沈んだ中年男性・五十嵐。世間から逃げるようにフェリーで向かった先は、"日本最後の秘境"と呼ばれる"火之島"だった。島の施設管理人として働くことになった五十嵐は、そこで島でたった一人の中学生・とんぼと出会う。スーパーもコンビニもない島内を巡る中、奇妙な違和感を感じる五十嵐。それは、島のあちこちにゴルフを感じさせる物事があるということだった。ゴルフコースもない、ゴルフ経験者もいないはずの島にゴルフの痕跡が...。謎に包まれた島の秘密とは?

  • 第2話 3鉄の秘密
    第2話 3鉄の秘密

    とんぼと共に島の住民が自分たちのために作ったゴルフコースを訪れた五十嵐は、とんぼの驚異的なスーパーショットを目の当たりにする。対するとんぼも、本格的なゴルフができる五十嵐に興味を抱き、二人は翌日もコースを一緒に回る。夕暮れまでゴルフに興じる中、島に対する思いを口にするとんぼ。日が暮れ、ようやく帰ってきた二人を迎えたゴンじいは、五十嵐に島の星空を見せてあげるよう促す。満天の星空の下、とんぼが語った過去とは—。

  • 第3話 ウェッジと後悔
    第3話 ウェッジと後悔

    3鉄1本しか使わない独特なプレースタイルで、ゴルフ経験豊富な五十嵐も驚くほどの才能を持つとんぼ。五十嵐は自身のウェッジのグリップを3鉄に付け替え、とんぼにウェッジを使うことを試させる。ウェッジでの正しいボールの打ち方を教えようとする五十嵐は、かつて、自分の息子"凜太郎"にゴルフを教えたことを思い出す。凜太郎から「ゴルフをやる喜び」を奪ってしまったという後悔と向き合うことに―。

  • 第4話 お刺身ショット
    第4話 お刺身ショット

    徐々に島の生活に慣れてきた五十嵐。島の施設職員のブンペイと看護師の洋子の人間関係も垣間見える。とんぼと日々コースを回る五十嵐は、そのスーパーショットの多くが、島での生活から身に付いたセンスと気づく。とんぼの自由なゴルフを目の当たりにした五十嵐は、次第にとんぼにゴルフの試合を経験させたいと願うようになる。しかし一方で、とんぼのプレースタイルに異なる違和感を覚えてもいた。そんな折、コースを回る二人に突然のスコールが襲う。

  • 第5話 お前のはゴルフじゃない
    第5話 お前のはゴルフじゃない

    とんぼのゴルフに対する違和感の正体。それはゴルフに対して「競技のプレッシャー」を感じていない事だった。島のコースの崖上にて、とんぼにプレッシャーについて教えようとする五十嵐は、かつて息子"凜太郎"に向き合えていなかった事をとんぼの姿に重ねる。しかし、想定以上のとんぼの行動は、五十嵐の後悔をも吹き飛ばし、「このままでいいのかもな…」と、今のとんぼを肯定する思いへと変わる。診療所で洋子より、島を出ることをとんぼが嫌がっていることを改めて知る五十嵐は、とんぼを島から出すのではなく、発想の転換が必要と行動を起こす。

  • 第6話 沖縄からのライバル!?
    第6話 沖縄からのライバル!?

    島を出ることを頑なに拒否するとんぼに刺激を与えるため、五十嵐は彼女に匹敵する実力を持つ同世代のゴルファーを探しに鹿児島に向かう。しかし、市内の複数のゴルフ練習場を訪れるも、とんぼの才能に肩を並べる選手は見つからない。失意の中、帰路のフェリーで同伴した洋子から、姪っ子がアマチュア大会で優勝経験があると聞き、興奮する五十嵐。姪っ子を火之島に招待するよう約束を取り付ける。数日後、約束の日にフェリーから降りてきた軽トラックの荷台には、一人の少女が眠っていた。

  • 第7話 グレートワンパターン
    第7話 グレートワンパターン

    初めて会ったにもかかわらず意気投合したとんぼとつぶらは、島のゴルフコースで一緒にラウンドをする。自然がそのまま残るコースと、とんぼの自由奔放なプレースタイルに驚くつぶら。しかし、つぶら自身は理論的で堅実なプレーでボールを正確に打ち進める。互いの異なるスタイルに刺激を受けながら、とんぼの心には「負けたくない」という競争心が芽生え始める。二人の対決の行方は?

  • 第8話 幻のホール
    第8話 幻のホール

    台風が直撃した火之島。開発センターに避難している島民たちの中に、とんぼとつぶらの姿があった。停電する施設の中でも、大会に向けて黙々と日々のスイング練習をするつぶらは、自分の抱いている思いを打ち明ける。台風は無事通過し、火之島を後にするつぶらは、とんぼに愛用していた5番ウッドを贈る。一方、五十嵐は偶然にも島のゴルフコースの設計図を発見する。そこには、これまでプレーしてきたコースに隠された新たなホールの存在が描かれていた。五十嵐は早速とんぼを連れて、隠されたホールでラウンドを試みる。

  • 第9話 いざ、悪礫島へ
    第9話 いざ、悪礫島へ

    五十嵐は、火之島のゴルフコースを設計した「クタさん」に会うため、同じトカラ列島の悪礫島へ行くことを決める。島外へ出ることに恐怖を感じるとんぼに対し、自身の過去と、とんぼと出会ってからの深い思いを語る。翌朝、フェリー乗り場に現れたとんぼは、自らの意志で船に乗り込む。世俗を離れ、ひとり山奥で暮らすクタさんは、悪礫島に来た五十嵐ととんぼを快く迎え入れる。二人はクタさんが悪礫島に作った、1ホールだけの特別なコースに向かう。そのコースは森の中、小さな池のそばに設けられていた。

  • 第10話 名ホールの条件
    第10話 名ホールの条件

    クタさんが悪礫島に設計した1ホールのみの池越えコースは、その美しい景観とは裏腹に非常に攻略が難しいモンスターホールであった。攻略法に悩む五十嵐に対して、設計者としてゴルフへの深い愛情を持つクタさんとの知恵比べが展開される。一方で、とんぼはその設計意図を超える独創的なショットでコースを攻略していく。その自由な発想のプレースタイルに、クタさんも舌を巻く。しかし、グリーン上で3鉄を使ってパッティングするとんぼのプレーには一抹の疑念を抱く。

  • 第11話 答えのないライン
    第11話 答えのないライン

    クタさんは、「とんぼのゴルフスタイルは競技の世界で通用しない」と断言し、とんぼと五十嵐をコース裏にある練習用グリーンへと連れて行く。そこは多くの起伏と強烈な傾斜を持つ巨大なモンスターグリーンだった。一日中、3鉄を駆使してこの巨大グリーンに果敢に挑むとんぼは、やがてその時間を共にしてくれる五十嵐やクタさんの優しさにも気付き始める。日が暮れる中、カップに寄せる明確なラインが存在しないこの難題のグリーンで、とんぼが選んだラインとは?

  • 第12話 真っ直ぐな気持ち
    第12話 真っ直ぐな気持ち

    島の子供たちには、中学三年の夏休みが開けると、「最後の夏休み」という題名の作文を書く決まりがあった。悪礫島から戻ったとんぼは、その作文の中で、島への思いと新たな決意を語る。その想いを知った島の住民たちは一様に驚き、五十嵐もバックアップすべく奔走する。そして春、中学の卒業式には、背も伸び、髪も肩まで長くなったとんぼの姿があった。

  • 第13話 いってきます!
    第13話 いってきます!

    島を出ることを決意したとんぼ。それは周囲の島の住民たちにも少なからず影響を及ぼしていた。ゴンじいの思い、ワタルの思い、ブンペイの、洋子に対する思い。それぞれの感情が交錯していく中、島のゴルフコースでとんぼの送別会ゴルフコンペが開かれる。旅立ちの日まで、あと1日……

  • 第14話 この島が好き ゴルフも大好き!
    第14話 この島が好き ゴルフも大好き!

    火之島を離れる決心をしたとんぼは、五十嵐と共にフェリーに乗って鹿児島へ向かう。その船上で、二人は出会ってからの島での生活を振り返る。 五十嵐とのゴルフを通じて広がるとんぼの世界。未来に目を向け始めたとんぼのそばには、とんぼを温かく見守る島の住民たちの姿があった。

  • 第15話 とんぼ、コースデビュー!
    第15話 とんぼ、コースデビュー!

    高校生になるとんぼを、五十嵐はジュニア育成に力を注ぐ知人が経営する熊本のゴルフ練習場に下宿させることにした。ドライバーショットが初めてという彼女のスイングを見た同世代の練習生たちは、その実力に怪訝な表情を浮かべた。そんな中、近くのゴルフ場で練習する機会を得たとんぼは、同じ練習場に通い、九州ジュニア優勝の実力を誇る音羽ひのきと出会う――。

  • 第16話 イガイガからの餞別
    第16話 イガイガからの餞別

    練習のためゴルフ場をラウンドするとんぼとひのき。自由奔放なショットを次々と繰り出し、ゴルフを楽しむとんぼの姿に、ひのきのとんぼに対する意識も変わっていく。強風の中、二人のスーパーショットの応酬が続く。一方、五十嵐は熊本で新しい生活を始めたとんぼのために、プレゼントを用意し、ゴルフ場にやってくる。

  • 第17話 開幕!九州女子選手権
    第17話 開幕!九州女子選手権

    とんぼのゴルフを間近で見たコーチのハジメは、その潜在能力を開花させるために、とんぼを九州女子選手権に挑戦させることを決意する。しかし、出場資格を満たすためにはいくつかのハードルを越える必要があった。新しい高校生活も始まったとんぼは、大会出場資格を得るために、学校、練習場、ゴルフ場を往復する慌ただしい生活を送る。

  • 第18話 生涯の平均ストローク
    第18話 生涯の平均ストローク

    九州女子選手権初日。とんぼたちと同世代の参加選手が多い中、とんぼと同組になったのは、「島さん」という主婦ゴルファーだった。予選通過ラインギリギリの腕前の彼女にイラだつ同伴競技者たち。ラウンドが進む中で、そのゴルフに対する取り組みは、やがて同伴競技者たちのプレーに影響を与えていく――。

  • 第19話 ライバルはタイトルホルダー
    第19話 ライバルはタイトルホルダー

    初めての試合に出場したとんぼ。自由奔放なゴルフを展開し、初日単独トップに立つ。そして迎えた二日目は、同じく初日に好成績を収めたひのき、つぶら、そして初日2位の栗須エマと同組になる。壮絶な過去からの復活をかけたエマを加えた4人のラウンドは、1番ホールから白熱の展開に!

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    第20話 ビックリ箱のゴルフ

    大会二日目。同組でラウンドする、とんぼ、ひのき、つぶら、エマ。 父からのプレッシャーと戦うひのき。自身のプレースタイルを貫くつぶら。過去からの復活にかけるエマ。3人の意地がぶつかり合う白熱の展開の中、とんぼだけは、今日も自由奔放なゴルフを展開していく。 そんな中、父親から常に「1番」になることを強いられているひのきがとった行動とは—。

  • 第21話 翻弄する風
    第21話 翻弄する風

    大会最終日前夜に熊本にやってきた五十嵐は、とんぼの微妙な変化に気づき、持ち味を引き出すためのアドバイスをする。 迎えた最終日。とんぼはキャディを務める研修生の西と共に、最終組の1つ前の組でラウンドすることに。風が徐々に強くなる難しいコンディションの中、風を味方につけたプレーでスコアを伸ばすとんぼ。ひのき、つぶら、エマは、とんぼが優勝を争うライバルであることを徐々に意識し始める。

  • 第22話 ひのきの葛藤
    第22話 ひのきの葛藤

    大会最終日。自由なゴルフを続けるとんぼに対し、近接したスコアのひのき、つぶら、エマの3人は、互いの意地が徐々に見え隠れする中で、前半戦を終了する。前半をトップで終えたひのきだったが、その表情は浮かない。 そして迎えた後半戦。ひのきがショットしたボールは、木の枝に引っかかるアクシデントに見舞われ――。

  • 第23話 初めてのプレッシャー
    第23話 初めてのプレッシャー

    大会最終日の後半戦。木に引っかかったボールに対してペナルティを受けたひのきだったが、それが気持ちを切り替えるきっかけとなる。一方、つぶらはコースマネジメントを徹底して堅実なプレーを続ける。左足に不安を抱えるエマも、リスクを負ったショットで勝負をかける。 そして、徐々に勝負を意識し始めたとんぼにも、その心理に変化が訪れる。

  • 第24話 とんぼ、ホールアウト
    第24話 とんぼ、ホールアウト

    大会最終日も残り3ホール。再びスコアを伸ばし、トップを追うとんぼ。 対して、スコアを伸ばせないつぶらとエマ。気持ちを立て直し、スコアを戻すひのき。 気づけば、4人は同スコアとなり、優勝の行方は混沌とする。 迎えた最終ホール、とんぼの放ったティーショットが思いもよらぬ展開を生む――。

  • 第25話 勝者と勇気
    第25話 勝者と勇気

    大会最終日、最終ホール。 左足のケガの痛みに耐え、限界のスイングをするエマ。自分の殻を破ろうともがくひのき。最後まで自分のプレースタイルを貫くつぶら。1打を巡る3人の渾身のプレーを、先にホールアウトしたとんぼが見守る。最後の最後まで分からない白熱の展開は、意外な結末に――。

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