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第1話 星辰閣(せいしんかく)での出逢い
羽族(うぞく)と人族(ひとぞく)の平和が保たれて100年余り―。中立的な立場を担う学園星辰閣へ、星流花神(せいりゅうかしん)を宿す人族易茯苓(えきぶくりょう)が、人族白庭君(はくていくん)に会いにやってくる。そこへ偶然姿を現わした羽族風天逸(ふうてんいつ)が、白庭君に会わせてやると約束するが、風天逸は苓児(りょうじ)に唐突に接吻をし…。
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第2話 浮玉嶺(ふぎょくりょう)での試練
星辰閣へ侵入した罪に問われた苓児は、鞭打ちの刑に処せられる。苓児を助けようと策を練る白庭君らに、風天逸は浮玉嶺での試練を受けるよう提案する。「駄目だ、あそこには炎核機甲(えんかくきこう)がいて危険だ…」白庭君の心配をよそに、苓児は試練を受ける決心を固める。
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第3話 星流花の開く時
浮玉嶺の結界を破り、炎核機甲を脱出させてしまった羽還真(うかんしん)は星辰閣から追放される。しかし機械いじりの好きな羽還真に、機枢(きすう)の遺した小屋を与えたのは風天逸?星流花が苓児の命を救う。「あんたって実はいい奴」そう告げる苓児の手を風天逸はそっと握る。
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第4話 すれ違う二人
母親の白雪(しらゆき)が、なぜ茯苓と結婚させようとしているか、庭君は星流花神の宿り主として選ばれた茯苓の正体を知る。また白雪の野望、天空城の存在も知ってしまった。庭君は茯苓を守るため、故意に茯苓に冷たい態度を取り、茯苓を妻には迎えぬと突き放す。
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第5話 機枢 人の世に再び現る
天逸は傷心の茯苓を風煙渡(ふうえんと)へ連れ帰り看病するが、茯苓に優しく接することができない。天逸は密かに庭君と手を組み、茯苓の父親である機枢を救い出そうと企てる。天逸が茯苓を幽閉していると勘違いした羽還真(うかんしん)は、機枢の処刑の場へ茯苓を連れだしてしまう。
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第6話 天逸と茯苓 南羽都(なんばと)へ
茯苓の目の前で、庭君が機枢を殺した?天逸は混乱したまま苓児を連れ、南羽都を目指す。機枢との誓いを胸に庭君は水月(すいげつ)の刑を受け、皇太子の座を棄て、霜城(そうじょう)を離れる。南羽都では天逸を慕う飛霜(ひそう)が現れ、茯苓は羽皇(うこう)としての天逸の苦労を目の当たりにする。
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第7話 天空城の謎
羽還真が機枢の恋人の紐を解き、天空城をめぐる機枢と白雪の過去が明かされる。南羽都では若飛(じゃくひ)の葬儀をめぐり、風家の天逸と雪家の雪凛ら、羽族内部の派閥抗争が顕著に。一方庭君と彼岸花(ひがんばな)は、星流花神の覚醒にまつわる詩の謎を解き明かそうとしていた。
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第8話 彼岸花の覚醒
彼岸花が星辰閣へ忍び込み、七星灯の灯を消すと、冥土に咲く彼岸花が現れる。星流花神の陽佩が覚醒し始めた。星流花神にまつわる詩の意味、陰佩と相容れぬ陽佩が自分自身であると気付く彼岸花。羽還真は機枢に弟子入りを求め、機枢の娘が易茯苓と知り驚く。
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第9話 天逸 茯苓に想いを告げる
南羽都では雪飛霜や風刃(ふうじん)が茯苓に近づき、茯苓は天逸をめぐる抗争に翻弄され始める。天逸は茯苓を抱きしめ、想いの丈を告げる。戸惑う茯苓。彼岸花は、星流花神の運命の恋人である庭君を守るため、崖から飛び降り命を断つ。庭君の手には陽佩が遺された。
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第10話 飛霜を皇后に?
天逸が飛霜と結婚!?茯苓は必死に止めようとするが、天逸の決意は固い。天逸を守るため、気のないそぶりをしただけなのに…。すれ違いゆく茯苓と天逸。婚礼の日は近づき、風刃と雪凛は良からぬことを企んでいる様子。その頃、機枢は天空城を探し始めていた。
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第11話 易茯苓 風刃を刺す
天逸と飛霜の婚礼の日。数多の陰謀がうごめく中、突然現れた茯苓が風刃を刺す。薄れゆく意識の中、風刃は天逸に金羽令を投げ渡し、雪凛の命を絶つ。対立関係を装いながら、天逸を守り続けてくれていたのだ。茯苓は茵夢(いんむ)の遺した碧桐の琴を燃やし、風刃を救う。
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第12話 飛霜 嫉妬で魔と化す
白雪の後をつけ、天空城を探し当てた機枢は天空城を爆破する。「出逢った頃に戻りたい…」白雪の頬を涙がつたう。天逸は茯苓を星辰号に乗せて非礼を謝り、茯苓に口づけする。その様子を見た飛霜は嫉妬に狂い、骨生花(こつせいか)の力を借り茯苓に朱顔の呪いをかける。
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第13話 呪いを分かつ二人
呪いにかかった茯苓を救うため、天逸は危険を顧みず茯苓と呪いを分かつ決意をする。しかし実際に二人を助けたのは風刃であった。還真は呪術の作用で変わり果てた飛霜の姿を見て驚き、飛霜を匿おうとするが、風刃らに見つかり、還真は捕らえられてしまう。
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第14話 雪飛霜(せきひしょう)の嘘
骨生花の呪いで生気を絞り取られた飛霜は死に向かいつつあった。茯苓は父親の仇を討つため庭君を見つけだし、庭君を刺してしまうが後に誤解と知り、狼狽える。また、飛霜は最期の力を振り絞り、茯苓に嘘をつく。「天逸と私は既に結ばれているのよ」と…。
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第15話 雪飛霜 死す
飛霜は天逸の腕の中で静かに息を引き取る。誤解から互いに対する不信感を募らせ合う茯苓と天逸。風刃の口から、天逸が抱える驚くべき秘密が明かされる。生来翼孔(よくこう)を持たぬ天逸には翼が生えぬため、飛翔するには星流花神である茯苓の力が必要だというのだ…。
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第16話 星流花神とその恋人 現る
庭君は茯苓の傍に居たい一心で、蝕骨釘の除去を還真に頼む。そこへ風刃と天逸が茯苓を連れ戻しに現れ、天逸を庇った茯苓が庭君に刺される。この時星流花神の陽佩が天逸に宿り、翼孔を持たぬはずの天逸の背に黄金の翼が生える。星流花神の恋人は天逸だった。
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第17話 庭君 霜城で君主に立つ
翼の生えた天逸は茯苓の下へ駆けつけ、誤解を解こうとする。最初は頑なに拒んでいた茯苓もやがて心を許し、天逸の想いに応える。一人残された庭君は取り乱し、蝕骨釘の除去後に無理に動いた後遺症で顔に傷を負う。そこへかつての裏切り者戚落霖(らくりん)が現れ…
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第18話 「婚礼は破談だ」天逸 姿を消す
茯苓との婚礼当日「婚礼は破談だ」と書き置きを残し、天逸は突然姿を消す。動揺しながらも、天逸を信じようとする茯苓を、天逸は冷たく突き放す。すべては星流花神である茯苓を守るためだ。一方、庭君は還真を捕らえ、天空城の修復に乗り出そうとしていた。
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第19話 星流花神の覚醒
茯苓をふり向かせたい一心で、庭君は人が変わったように暴君化し、天逸にふられ傷心の茯苓を霜城へ連れ込む。天空城の秘密を知った星辰閣の師匠らの内二人が殺される。霜城へ一人のり込んだ天逸は、天空城の修復を手がける還真をめぐって庭君と対峙する。
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第20話 さらば天空城
天涯子にそそのかされ、天逸と運命を入れ替えた庭君は、茯苓を星流花神として覚醒させる。ついに天空城が動き始めた!南羽都へ衝突すれば羽族は滅びてしまう。天逸は命懸けで茯苓を救おうとし、還真は天空城の暴走を停めようとする。皆の運命や如何に…!?