修羅の国!?福岡って平和になったんじゃないの!?地獄絵図じゃん・・・!
福岡のヒーロー達は地域の平和を守り、大変な人気者だった。ある日、そんなヒーロー達に新しい番組のオファーが入る。「HEROHOUSE」だ。ヒーロー達と女性たちが真剣恋愛を求めて能古島の1つの家で過ごすというどこかで見たような企画だったが、ヒーロー達は鼻の下を伸ばして参加していた。撮影が終わり、船で福岡本島に帰り着いたとき、福岡は(株)悪の秘密結社に侵略され切り、モヒカン達がひしめく修羅の国へと様変わりしていた!焦るヒーロー達と勝ち誇った悪の秘密結社、そこに現れたのは結婚しているのでHEROHOUSEに参加出来なかった最強のオーガマンだった。怪人を一網打尽にするオーガマンと、善良な市民を能古島に避難させるヒーロー。しかしいつもと様子が違う悪の秘密結社。金色に輝くヤバイ仮面の一撃に、ヒーロー達は散り散りに。オーガマンは一人の青年をかばい、傷を負う。そしてオーガマンはその青年に「ヒーロー」を託す。東京から出てきたばかりのその青年は福岡のヒーロー達を再び集結させ、悪の秘密結社から福岡を奪還する戦いに身を投じるのだった。
■キャスト
田中次郎:正木郁
ゆき:桃咲まゆ
おやっさん:仲谷一志
荒くれ者:三天屋多嘉雄
友情出演:中村優一
アクター:横山一敏
アクター:押川善文
アクター:齋藤慧典
アクター:菊地貴裕
声の出演:岸祐二
声の出演:関智一
声の出演:新田恵海
■スタッフ
監督:荒川史絵
アクション監督:柴原孝典
今井靖彦
脚本:シャベリーマン
撮影:田宮健彦
照明:南園智男
合成:林潔
主題歌:「なんしよーと?ドゲンジャーズ!」児塚あすか
福岡のヒーロー達は地域の平和を守り、大変な人気者だった。ある日、そんなヒーロー達に新しい番組のオファーが入る。「HEROHOUSE」だ。ヒーロー達と女性たちが真剣恋愛を求めて能古島の1つの家で過ごすというどこかで見たような企画だったが、ヒーロー達は鼻の下を伸ばして参加していた。撮影が終わり、船で福岡本島に帰り着いたとき、福岡は(株)悪の秘密結社に侵略され切り、モヒカン達がひしめく修羅の国へと様変わりしていた。焦るヒーロー達と勝ち誇った悪の秘密結社。そしてその渦中に巻き込まれた青年「田中」。・・・そこに現れたのは・・・―。
絶体絶命のピンチに現れたオーガマン。ちょっと他の福岡のヒーロー引くほどの強さで悪の秘密結社を一網打尽にする。しかし勝利の喜びもつかぬ間、オーガマンの攻撃を受けてもなお立ち上がるヤバイ仮面は「この力を持ってしても抵抗できるとは」と呟く。再びぶつかり合うオーガマンとヤバイ仮面の衝撃波でヒーロー達は散り散りに。負傷したヤバイ仮面は一旦退却し、取り残された田中にオーガマンはヒーローの力を引き継ぐのだった・・・―。
田中にヒーローの力を引き継いだオーガマンは田中の前から姿を消した。ヒーロー達がいなくなった福岡は悪の秘密結社の理想郷となり、その陰で怯える田中であったが、そもそも福岡に幼馴染である「ゆき」に会いに東京から出向いたことを思い出し、怯えながらオーガマンの用意した家から出ることに。そこで待ち受けていたのは荒くれ者や怪人だけではなく、福岡のヒーローであるはずのキタキュウマンだった。「体が硬くて戦いたくない!」と豪語するキタキュウマンが田中に伝える正義とは・・・―。
すっかり田中家に居ついてしまったキタキュウマンにほとほと困る田中であったが、偶然キタキュウマンが電話した先は幼馴染であるゆきが避難した能古島で福岡県民に炊き出しをするヤマシロンであった。喜ぶ田中は能古島に向かうがそこには些細なことで喧嘩をするレッドロン・アオイロン・ダイダイロンとその隙を狙うヤバイ仮面だった。田中は変身した姿「ルーキー」で戦いを挑む。そこでヤマシロンに教えられた正義とは・・・―。
結局ヤマシロンまでも家に住み着き、文句たらたらな田中であったがヤマシロンの得意な料理に舌鼓を打つ。そんな中空から雄たけびが聞こえ、少女ならぬプロレスラーが田中家の屋上に降ってきた。ヒーローとプロレスラーの二枚看板で戦うエルブレイブは自らの背が低いことを決して認めず「漢は、デカさだ!」と単身で悪の秘密結社に戦いを挑む。呆れるエルブレイブの上司「おやっさん」とエルブレイブが田中に伝える正義とは・・・―。
当然エルブレイブも田中家に居座り、いよいよ収拾が付かなくなってきたヒーロー達のお世話係は当然田中。1人で生活用品の買い出しに出る田中は不満タラタラ・・・ようやく沢山の荷物を運び終えたときに家で帰りを待っていたのはヒーロー達ではなく、ゆきだった・・・。一方その頃フクオカリバーは色々あって自信を無くしてしまった怪人と出会う。活動8年目のベテランヒーロー、フクオカリバーが伝える正義とは・・・―。
ようやく全ての福岡ヒーローと合流した田中と彼らは福岡奪還作戦会議を行う(悪の秘密結社は福岡死守作戦会議をすんごいピリピリした雰囲気の中行う)。会議を始めたものの、なかなかいい案が出ず困るヒーロー達だったがフクオカリバーの何気ない一言で会議は進展する。しかしそこに単身乗り込む「アイドール」。窮地に追い込まれたヒーロー達に田中はこれまでヒーロー達から学んだ正義で立ち向かうのだった・・・―。
圧倒的な力量があったにも関わらずアイドールに勝利を収めたルーキー。敗北したアイドールは姿が変わり・・・。お待たせ・・・デート回だ!いわゆるアニメで言うところの水着回的なイメージで宜しいかと思います。メシにうるさいキタキュウマン、ただただうるさいエルブレイブ、デートプランもまともなフクオカリバー!あんまり面白そうじゃないゆき!そして田中はアイドールに自らの過去の話をする。そこに現れたのは・・・―。
アイドールを取り戻しに来たヤバイ仮面はルーキーを倒し、アイドールそしてゆきまでも連れ去ってしまう。田中がアイドールの正体を隠していたことにキタキュウマンは激怒し、ヒーロー達は再び離れ離れになってしまう。悪の秘密結社もこれまでの戦闘で金印の力の大多数を失ったことにより、余裕が無くなっていた。深夜、激昂するヤバイ仮面に一番乗りで対峙する彼は・・・―。
ヤバイ仮面の前に一番乗りで現れたのは体が硬くて戦いを避けるキタキュウマンだった。合流を急ぐヒーロー達。戦いの場に到着した彼らの前に立ちはだかるのは・・・―。 『悪の秘密結社は実在する企業である。彼らはヒーローに合わせて対象となる悪を変化させる企業だ。今、彼らの悪は、君達を見ている。』
アイドールはかつて、田中とゆきがおままごとをしていた人形に金印の力が入った姿だった。ヤバイ仮面の一撃で崩れ落ちた人形を手した田中とヒーロー達は最後の戦いに挑む・・・―。
最後の戦い。 福岡を巡るヒーローと悪の秘密結社の戦いの果てに、田中はゆきにずっと言えなかった言葉を伝える・・・―。