“シブヤ”の街を駆け巡り、7日間の「死神ゲーム」を生き残れ!!
シブヤのスクランブル交差点で目を覚ました主人公・ネク。
そこは現実のシブヤと重なりあう異なる次元 “UG(アンダーグラウンド)” だった。
訳が分からないまま「死神ゲーム」の参加者になっていたネクは、同じゲームの参加者である少女・シキと出会い、“パートナー”として契約。
理不尽に課せられる“ミッション”や襲いかかってくるバケモノ“ノイズ”に立ち向かいながら、「死神ゲーム」と自分の記憶に隠された真相に迫っていく。
『生き残れるのは、パートナーを信頼できた奴だけだ。』
■キャスト
ネク:内山昂輝
シキ:鉢嶺杏奈
ビイト:木村昴
ライム:竹達彩奈
ヨシュア:木村良平
ハネコマ:津田健次郎
ヤシロ:新井里美
カリヤ:勝杏里
ヒガシザワ:高橋研二
ミナミモト:藤本隆行
コニシ:生天目仁美
キタニジ:白熊寛嗣
■スタッフ
監督:市川量也(DOMERICA)
原作:すばらしきこのせかい It’s a Wonderful World (スクウェア・エニックス)
音楽:石元丈晴
シブヤのスクランブル交差点で目を覚ました主人公・ネク。
そこは、シブヤと重なりあう異なる次元、UG(アンダーグラウンド)だった。
突如スマートフォンに届いたミッションメール。
「104にたどりつけ。できなかったら消滅」
訳がわからず困惑するネクに、謎の敵・ノイズが襲いかかる。
7日間の死神ゲームの参加者としてパートナー契約をしたネクとシキは、ミッションクリアのために向かったスペイン坂で、シキにそっくりな女子高生を目撃する。
彼女を見た瞬間、取り乱したシキは、その後も、憔悴した様子を見せる。
その理由を聞いたネクは、ゲームの参加者たちに共通する衝撃の真実を知ることになる。
ネクたちと同様、ゲームの参加者であるビイトとライムに会ったネクとシキは、互いに協力してミッションをクリアしよう、と話し合う。
そんな4人に、「タワーレコードにたどりつけ」という、簡単なミッションメールが届く。
しかし、クリア直前の4人に、ヤシロとカリヤが放ったノイズが襲いかかり……。
2回目の死神ゲームに参加することになったネクは、謎の少年・ヨシュアとパートナー契約をすることになる。
ヨシュアはゲームに詳しく、シキのことも知っていた。
不信を抱いたネクは、正体の怪しいヨシュアに詰め寄るが、その体に触れた瞬間、何故か宇田川町の風景が見えた。参加者同士はスキャンできないはずだが……。
ヨシュアとともに、キャットストリートにあるカフェ・ワイルドキャットを訪れたネク。
そこは、1回目のゲームで幾度となく助けてくれた、ハネコマの店だった。
ハネコマはネクに、「全力で今を楽しめ」と言う。その言葉は、ネクが尊敬するCATの言葉でもあった。
一方、ゲームマスターのミナミモトが消息を絶ち、突如発生した禁断ノイズが、参加者だけでなく、死神までも襲いはじめる。
パートナーであるヨシュアに不信感を抱きつつも、7日間の死神ゲームを生き残り、シキを救うために耐えるネク。
ハネコマに改良してもらったスマートフォンの反応を追い、渋谷川を訪れた2人。
そんな2人に、禁断ノイズが襲いかかる。
その様子を観察していたカリヤは、あることに気づく。
死神ゲームの最終日を迎えたネクとヨシュア。
最後のミッションは、ゲームマスター・ミナミモトを倒すこと。
ヨシュアへの不信感をぬぐえないまま、決戦の舞台・マークシティへと向かうネク。
そこに、死神となったビイトが現れ……。
3回目のゲームに参加することになったネク。
今回が最後のゲームとなる。
必ずクリアして、全員を救うと心に誓うネクの元に届いたのは、「参加者は1名」というミッションメール。
しかし、パートナーがいなければサイキックは使えない。
ノイズに囲まれるネクに、絶体絶命の危機がおとずれる。
ライムを取り返すため、ネクはビイトとともに、ヤシロ、カリヤと戦うことに。
そして、シブヤに起こりはじめる異変。
行き交う人々が皆、CATのデザインしたレッドスカルバッジをつけており、思考がスキャンできない。
そのデザインは、コンポーザーが作ったという参加者バッジとよく似ていた。
コンポーザーがCATである訳がない、そう信じたいネクだったが……。
死神ゲームの終わりまで、後3日。あせるビイトを、なだめるネク。
手持ちのキーバッジで行ける所をしらみつぶしに探そうとするが、ネクの体を通行人がすり抜けていった瞬間、謎の言葉が聞こえてくる。
「すなわちそこはすばらしきせかい」
渋谷川。そこはヨシュアが来たがっていた場所であり、その先には、コンポーザーがいるという。覚悟を決めるネクとビイト。
先に進もうとする2人の行く手にいたのは、意外な人物だった。
そして、その人物の呼びかけに応じるように姿を現したのは……。
「ハネコマさん、いるんだろう!」
審判の部屋で叫ぶネクの前に、ついに姿を現す最後の敵・コンポーザー。
運命のカウントダウンがはじまる。