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ドラゴン、家を買う。  9軒目 黒い竜の家

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ドラゴン、家を買う。
ドラゴン、家を買う。 (配信数12話)

一族から勘当された臆病なドラゴンの子・レティ。 多種多様な種族が暮らす広大な世界で生き抜くために、 弱い自分でも安心して住める家を探して旅に出ることに。 その最中、勇者一行と遭遇したレティの危機を救ったのは 不動産屋を名乗るエルフ・ディアリアだった…。 共に旅をすることになった2人。 果たして、レティは無事に安住の地へ辿り着くことができるのか――。 ドラゴンと魔王による新感覚ファンタジーがここに開幕!

■キャスト

レティ:堀江 瞬
ディアリア:石川界人
ピーちゃん:井澤詩織
ネル:福圓美里
勇者:伊東健人
白魔導士:平川大輔
弓使い:西山宏太朗
シーフ:たかはし智秋
ナレーション:森本レオ
 


■スタッフ

原作:「ドラゴン、家を買う。」

   多貫カヲ

   絢 薔子

   (マッグガーデン「月刊コミックガーデン」「 MAGCOMI 」連載)
監督:春日森 春木
キャラクターデザイン:蘇詩宜

           朝香 栞
音楽:松野恭平
音楽制作:ポニーキャニオン
アニメーション制作:SIGNAL.MD
製作:「ドラゴン、家を買う。」製作委員会

Ⓒ多貫カヲ・絢 薔子/マッグガーデン・「ドラゴン、家を買う。」製作委員会

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    世界には幾万もの生命が息づいている。その生態系の頂点に立ち、最強にして至高の存在である"ドラゴン"。だが、極稀にそうでないドラゴンもいる…。家を勘当された臆病なドラゴンの子・レティ。多種多様な種族が暮らす広大な世界で、自分が生き抜くためには安住の地で暮らすしかない。「さがそう!夢のマイホームを!!」そう決心した彼は旅へ出るが、そんな家探しの道中、運悪くもドラゴン討伐を目論む勇者一行と出くわしてしまう。「…おやおや。良くありませんね。弱いものいじめは。」そう言って、窮地を救ったのは不動産屋を名乗るエルフのディアリアだった。運命の出会いを果たす1匹と1人。ドラゴンと魔王による“夢のマイホーム”探しの長い旅が、今、始まる。

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    物件探しの道中で立ち寄ったのは、腕のいい職人でありバイヤーであるグライアイ三姉妹が営むショールーム。小人用から巨人用、そしてドラゴン族向けまで、多種多様な商品に心躍らせるレティだったが、やはり規格外のサイズの家具を置ける家を探す必要があるのだった。そんな悩みを抱えるレティに対して、ディアリアは新しい家を建てることを提案する。お金を心配する無一文のレティをよそ目に、ディアリアは「そのうちお金の方からやってきますよ」と意味深な発言をして、着々と立派な新居の工事は進んでいくのだった。ついに“夢のマイホーム”が完成するかと思いきや、実際にそんなに美味しい話などあるはずはなく…。

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    「静かに暮らしたいなら、勇者が来なくて土地も安い、超辺鄙な場所が良いのではないかと思いまして。」という極端な思考のディアリアに紹介された次なる物件の候補は、一面雪景色の“アルブス氷地”だった。雪を駆使して見事に家を完成させるレティであったが、やはり今回も簡単に事は進まない様子。雪原での生活は人間による驚異が少ないが生きていくこと自体が過酷であるため、一度実際に体験した方が良いという理由から、レティは強制的に3日間のサバイバルをさせられることになる。慣れない土地、そして臆病で小心者の性格から、不本意に行うことになったサバイバルは前途多難を極めた。そんな最中、レティは謎の生物の卵を発見するのであった。

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    雪原で偶然に発見した卵から生まれたフレースヴェルグの雛は、刷り込みの習性からレティのことを親と思い込み、「パパ」と呼ぶようになる。ドラゴンにも関わらず、弱く、臆病で、いざという時に頼りにならない自分が雛の育ての父親になるということにどうしても自信が持てないレティは、ディアリアからの提案で、里親を探すために多種多様な種族が協力しながら暮らす集合住宅を訪れることになるのだった。「必ずキミにふさわしいパパとママを見つけるよ!」と奮起し意気込むも、一癖も二癖もある個性豊かな住民たちに安心して雛を預けることができないレティ。その様子を影から見つめる怪しい影が…。

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