父が創始した新格闘術“紅流”を受け継ぐ青年、紅三四郎。決闘で父を殺害した謎の格闘家を探し出して倒すため、真紅のバイクに跨り旅に出る。彼を慕う少年ケン坊と愛犬のボケと共に、仇の男を探して世界中を巡る三四郎。真っ赤な胴着を身に纏い、次々襲い来る強敵に必殺の紅流が飛ぶ。
■キャスト
西川幾雄
雷門ケン坊
大竹 宏
内海賢二
■スタッフ
監督・総監督:九里一平
プロデューサー:吉田健二
製作会社:タツノコプロ
原作:吉田竜夫
音楽:越部信義,音楽企画センター
企画:鳥海尽三
父が編み出した新格闘術”紅流”を受け継ぐ青年・紅三四郎。父の仇である武術家を探し、謎の男の言葉に従って幽霊船と恐れられる貨物船に忍び込む。
ビルの林立する夜の大都会へとやってきた三四郎は、突然何者かに狙撃される。意識を失った彼を助けたのは、車椅子の少女ミリイとその兄だった。
父の仇の居場所を探し、暗い森を進む三四郎。その奥深くで、凶暴な山猫の群れとそれを操る謎の集団・猫魔族に襲われる。
馬賊が暴れ回る国へとやってきた三四郎は、悪漢に追われる少女と老人を助ける。しかし、老人は命を落とし、少女を目的地まで送ることとなった。
仇の男と対決したという人物を訪ねた三四郎であったが、その男は殺されていた。殺害容疑がかけられた三四郎に、男の兄が襲い掛かる。
渓谷を走る列車が、天邪教という集団に襲われた。偶然乗り合わせた三四郎は、病気の姉に薬を届けるという少年と、暴走する列車から脱出する。
殺された船員の言葉から、仇と思わしき男に会うために貨物船に乗り込む三四郎。海に沈んだ金貨を巡り、十年前から続く忌まわしい事件に巻き込まれる。
シャドーマンと呼ばれる覆面強盗団に襲われた三四郎。謎の博士によってコントロール装置を埋め込まれ、身体の自由を奪われその仲間にされてしまう。
父を殺したのと同じ技を使う男と出会った三四郎は、その男こそ仇であると確信し後を追う。しかし、返り討ちに合い、谷底に転落してしまう。
占い師の言葉に触発された三四郎は、砂漠の城へと向かう。そこはかつて武術で栄えた古代王国の城で、亡霊たちが三四郎に襲い掛かる。
旅の途中で出会った兄を探す少女と、キリマンジャロの村を訪れた三四郎。文明人を嫌う村民に捕らわれるが、そのリーダーこそが彼女の兄であった。
墓場だらけの村へとやってきた三四郎。静まり返りまるでゴーストタウンのようなその村は、5人のならず者に脅かされていた。
突然スパイ容疑を掛けられた三四郎は、要塞のような刑務所に投獄される。裁判もなく死刑を宣告され、隣の独房の女スパイと脱獄を図ることに。
ギャングのボスが集まって殺し屋のオリンピックを開き、大ボスの後継者を決めるという。秘密警察に内偵を依頼された三四郎は、ギャングの会合に潜り込む。
野犬の群れに襲われている男を救い、屋敷に招待された三四郎達。そこに住む男の姪である少女に頼まれ、ケン坊は彼女を屋敷から抜け出させる。
悪徳高利貸しに騙され、借金に追われる孤児院。偶然通りかかり、暴れる借金取りを追い払った三四郎は、借金返済のために武術大会に出場する。
戦車部隊を指揮する将軍を探して、紛争地帯へとやって来た三四郎。銃弾の飛び交う中、ならず者部隊のくせ者たちと共に戦場を進む。
森の古城に暮らす父娘を狙う、処刑された提督の亡霊。怪しい使用人たちの徘徊する城で、三四郎は亡霊の正体を暴こうとする。
犯罪組織から抜けて恋人と暮らすため、組織の金を持ち出して逃走を図った男。負傷した彼を助けた三四郎であったが、部屋を空けた隙に男は捕らわれてしまった。
ついに仇の男と対峙した三四郎であったが、あえなく敗北する。失意の中、紅流を捨てようとするが、自分と同様に白虎を父の仇と狙う少年に出会う。
白虎を倒そうとする少年カミールを鍛えるうちに、闘志を取り戻していく三四郎。紅流を学んだカミールと共に、白虎に闘いを挑む。
険しい岩山を進んでいた三四郎は、貴重な鉱石を探す怪しい一団に襲われる。ケン坊を人質に取られ探索を手伝わされた三四郎は、地底の王国へと迷い込む。
立ち寄った村で村長の殺害容疑を掛けられ、投獄された三四郎。疑いを晴らす為に脱獄するが、村人たちに追い詰められていく。
突如サーカスに現れ、団長に詰め寄る一人の男。三四郎は団長の娘の手を借り、サーカスに潜り込んで再び男が現れるのを待つことに。
ジャングルの村の襲撃者を探し、三四郎は川の上流へと向かう。そこで服を着て道具を使う、巨大な猿の集団に襲われる。
剣術使いの少女マリと出会った三四郎。父親を探しているというマリと途中まで一緒の旅となるが、彼女が向かった街は犯罪者たちの巣窟であった。