あくびをすると魔法の壷から飛び出し、なんでも願いを叶えてくれる魔人の娘アクビちゃん。ご主人様である小学生の女の子るるちゃんは、隣の家に住む同級生のいとしくんに片思い中。アクビちゃんは魔法でるるちゃんの恋の悩みを解決しようとするのだが、いつも失敗ばかりしてしまう。
■キャスト
金田朋子
小桜エツ子
かかずゆみ
郷田ほづみ
大平透
■スタッフ
原作:タツノコプロ
シリーズ構成:山田隆司
企画・キャラクターデザイン:吉田すずか
総作画監督:谷津美弥子
美術監督:井野川潔美
撮影監督:松山正彦
音響監督:郷田ほづみ
音楽:稲葉光秀、(株)ダイナマイトブラザーズ
監督:荒川眞嗣
アニメーション制作:スタジオロン
制作:タツノコプロ
お隣に住むいとしくんの弾くヴァイオリンの音色に、うっとりのるるちゃん。あくびをするとツボの中から魔人の娘アクビちゃんが現れた。るるちゃんはアクビちゃんに、いとしくんと恋人のようになりたいと願うのだが…。
楽しみにしていた遠足の日、るるちゃんは風邪をひいて熱を出してしまった。アクビちゃんに熱を下げてとお願いしたるるちゃんだったが、やはりアクビちゃんの魔法は失敗ばかり。結局、遠足は休むことになってしまう。
るるちゃんはいとしくんのハートをゲットするため、いとしくんの大好物のわた菓子を作ってプレゼントしようとする。それを聞いたアクビちゃんは、るるちゃんのために魔法でわた菓子を出そうとするが…。
いとしくんと二人きりで、屋外でスケッチの授業中のるるちゃん。嬉しい反面、絵が苦手なるるちゃんは恥ずかしくて絵を見せられない。そこでアクビちゃんは、なんでも上手に描けるクレヨンを出すのだが…。
テレビドラマで恋人たちが、一緒にローラースケートをしてラブラブなシーンを見たるるちゃん。自分もドラマのようにいとしくんと一緒にスケートをしたいと考えるが、実はいとしくんはスケートが苦手で滑れなかった。
七十年に一度しか起こらないという流星群の降る日。流れ星に片思いの人と結ばれたいと願うと、両思いになれるという。しかし夜空はあいにくの曇り空。そこでるるちゃんは、アクビちゃんに星が見たいとお願いするが…。
いとしくんと一緒に海に行く約束をしているというのに、いつの間にか3キロも太っていたことに気づいたるるちゃん。お気に入りの水着を着るために、アクビちゃんの力でダイエットしようとするのだが…。
いとしくんと二人で、自分の部屋で勉強をする約束をしたるるちゃん。しかし、片付けを忘れていたので部屋は汚れ放題。そこでアクビちゃんに魔法で部屋の掃除をしてもらい、なんとか綺麗にはなったのだが…。
アクビちゃんの魔法で、ファッション誌の服を次々に試着するるるちゃん。しかし、雑誌には服の正面しか写っていないので後は裸のまま。それをいとしくんに見られてしまったるるちゃんは、ショックで閉じ篭ってしまう。
アクビちゃんの魔法で、ファッション誌の服を次々に試着するるるちゃん。しかし、雑誌には服の正面しか写っていないので後は裸のまま。それをいとしくんに見られてしまったるるちゃんは、ショックで閉じ篭ってしまう
いとしくんに自分で育てたアネモネの花をプレゼントして、花言葉の「あなたを愛しています」という想いを伝えようとしたるるちゃん。しかし勘違いしたアクビちゃんは、花自体が言葉をしゃべるようにしてしまった。
アクビちゃんを呼び出したのに、なぜか一言もしゃべろうとしないるるちゃん。ゼスチャーによる訴えを、「空からいとしくんを探したい」と言っていると解釈したアクビちゃんは、魔法のジュータンでいとしくんを探すが…。
るるちゃんはいとしくんとお化け屋敷に入り、怖がるふりをして抱きつこうと考える。しかし、まったく怖くない作り物のお化けにうんざりしたるるちゃんは、アクビちゃんに本物のお化けを呼んでもらうことにする。
いとしくんの家から聞こえてくる夜のヴァイオリンのお稽古を、いつも途中で眠くなってしまって最後まで聞くことが出来ないるるちゃん。そこで、アクビちゃんに眠くならないように魔法をかけてもらうのだが…。
いとしくんと一緒に花の種を蒔いたるるちゃんは、アクビちゃんに魔法ですぐに成長させて欲しいと頼む。しかし、大きくなりすぎた花の葉っぱにいとしくんが引っかかってしまい、雲の上まで連れていかれてしまった。
ブタの人形がおまけに入っている、新発売のラッキーチョコ。希少なピンクのブタを好きな人にプレゼントすると、恋が叶うという。るるちゃんはなんとかピンクのブタを当てて、いとしくんに渡そうとするのだが…。
学芸会のお芝居でいとしくんが王子役をすることが決まり、どうしてもシンデレラ役をやりたいるるちゃん。そこでテレビでシンデレラを演じている女優さんをアクビちゃんに見せて、魔法で演技力を付けてもらうことに。
いとしくんがネコが大好きだと聞いたるるちゃんは、いとしくんとの楽しい生活を夢見てアクビちゃんに一日ネコにしてもらう。しかし、ネコの生活はるるちゃんが思っていたほど楽ではなく…。
ある朝、いとしくんの変な寝癖を笑ってしまったるるちゃん。いとしくんに嫌われないように、すぐに笑う癖を直そうとするがなかなか上手くいかない。そこでアクビちゃんに、絶対笑わない魔法をかけてもらうが…。
手作りお菓子でいとしくんをもてなそうとしたるるちゃんだったが、上手く作ることが出来ない。そこでアクビちゃんに魔法でパティシエにしてもらうが、今度は上手く作りすぎて、買ってきた商品と勘違いされてしまう。
いとしくんにスーパーヒーローの活躍する漫画を貸してもらったが、男の子向けの内容なのでるるちゃんは面白さがさっぱりわからない。そこでアクビちゃんに、自分でも面白いと思える内容に変えて欲しいと頼む。
アクビちゃんに魔法の惚れクスリを出してもらったるるちゃん。食べ物に混ぜていとしくんに食べさせようとするが、なかなか上手くいかない。最後の手段として、いとしくんにクスリを直接ふりかけようとするが…。
いとしくんがあくびをしたため、今日はアクビちゃんのご主人様はいとしくんに。いつもどんなお願いをされているか聞かれたアクビちゃんは、魔法でいとしくんにるるちゃんの普段の様子を体験させることにする。
今日も失敗してるるちゃんに怒られてしまったアクビちゃんは、立派な魔人になるために自分で自分に魔法をかけてしまう。パワーアップしたアクビちゃんは、街中のモノを次々にラブラブにして行くのだが…。
テレビドラマの恋人達のような、ロマンチックはシチュエーションを用意して欲しいとアクビちゃんに頼むるるちゃん。いとしくんと一緒に様々なシーンを体験するが、結局どれも上手くいかない。
アクビちゃんに頼んで、魔法の国に連れて行ってもらったるるちゃん。絶対に入るなと言われた《ツボの間》に入って、中にあったツボを壊してしまった。魔法の国の兵士に追われるるるちゃんは、元の世界に戻れるのか?