コポ、コポポポポポ・・・。
薄くらい研究室…。ここはかつてM博士が妖怪人間を生み出したビーカーの中。
その培養液の中で、3つの細胞がウニュ、ウニュっと蠢いていた。
心は人間、見た目は化け物という不完全な存在として生まれた妖怪人間たち。
正しい心を持ち、人間のために必死に戦ったが差別と迫害は変わらなかった。
次こそ人間として生まれるために、再び、培養液で細胞に戻った3人は
同じ轍を踏まぬように、人間観察を始めたのだった。
■キャスト
ベム役:杉田智和
ベラ役:倉科カナ
ベロ役:須賀健太
■スタッフ
原作:アサツーディ・ケイ
監督:安達譲
音楽:アサキ
制作:DLE
いつまでたっても人間になれない妖怪人間のベム、ベラ、ベロは、神々の悪戯により細胞からやり直しとなってしまい…!?
特に怒っている訳でもないのに「クソクソクソ…」と連呼するベロ。なぜそんな事をいうのか、そこにはある理由があった。
今風の人間の言葉の勉強としてネットスラングを使い始めたベロ。ベムとしてはちゃんとした日本語を話してほしいのだが…
人間の女とは、時に本音を隠して裏腹な事を言うらしい。そこでベム達は、どんな質問にどう答えるべきか考えることにした。
SNSとは、リア充感のさじ加減を間違えると大変な事になる。…と言う事で、いろんなリア充自慢を丁度良くしていく。
五月病の言い訳を考えるベロたち。山手線ゲームよろしくリズムに乗って次々と考えていくのだが…?
顔見知り程度の知人との中身のない会話でも、気持ちのいい「へぇ~!」が貰えるようになりたいベムはベラと共にシミュレーションしてみることにした。
人間にはどんなものもカップルにして楽しめる
凄い妄想力の女子がいると知ったベラが、キャップとペンで戯れていると…?
ある時突然にベロはもう人間にならなくてよいと言いだす。その理由は人間は歳をとるという事にあるという。
女子になりきって”女子会”を楽しむベム・ベラ・ベロの3人。食事も忘れて恋愛トークして、スイーツの話をして写真を撮って、そして最後に残るものは…
人間とすぐに打ち解けられるように、自己紹介ギャグを考えることにしたベム。さっそくベラ・ベロに披露するのだが…?
本人にそのつもりがなくても受け手次第で成立てしまうのがセクハラ。ハラスメントはそれだけでなく、モラハラ、パワハラ、スメラハラと無限に広がって…
人間社会で普及しつつあるAI面接を体験してみるベムとベロ。ガチガチに真面目な受け答えをするベムに対し、ベロはAIと友達になろうとする。
ベロたちは、人間は血液型によって性格がうという説に基づき、自分たちが人間になったらどの血液型か考えてみることにした。
ある日、ベムたちの元にお中元が届く。お返しを考えていると、ベラが得意げに「お中元のコツ」を語り出す。
会話の端々に巧妙に仕組まれた謎。暇を持て余したベロもベム達との会話の中に謎を仕組んでおり…?
かつて出席した結婚式のブーケトスを思い出してもがき苦しむベラ。ベラ曰く「結婚式は善意の地雷原」だというのだが…?
暑さのせいで増殖が止まらないベムたち。増殖を止めるためにも、怪談話をして体温をさげようとする。
流れ星を見つけた時に願いを3回言えるように練習をするベムたち。順番に流れ星役をするのだが…?
世の中、「どうしろって言うんだよ」という事を言ってくる人が多い。そのストレスでおかしくなったベムとベラはその鬱憤を吐き出す。
ベムたちがいつも通ビーカーの中で過ごしていると、突然隕石のようなものが降ってきたり、水が沸き立ったりと散々な事が起こる。何が起きてるのかというと…?
「感情をもって泣くのは人間だけ」…と言う事で、人間に近づくために、ベムとベラはベロに感動する話を聞かせることにした。
軽い気持ちで訊いた「ペットを飼うなら何を飼いたいか」という質問が、ベラの琴線に触れ思わぬ事態を招いてしまう…
話が長いベムに対して、会話を1文字に省略するベロとベラ。なんとなく会話はかみ合っているようだが実は…?
人間の世界に戻ることにしたベムたち。妖怪人間だからこそ出来る事を、人々の暮らしを守るために…!
「俺たちゃ妖怪人間G」の中でもっとも反響が大きかったエピソードを再放送!
(人間にはどんなものもカップルにして楽しめる凄い妄想力の女子がいると知ったベラが、キャップとペンで戯れていると…?)