「ミニ四駆世界グランプリ」(WGP)が日本で開催されることになり、豪たちはかつて国内で戦ったライバルたちとともに日本代表チーム「TRFビクトリーズ」を結成!世界の強豪チームを相手に激しいレースを繰り広げながら、チームとしての結束を高めていく。果たして、TRFビクトリーズは世界一の栄冠を手にすることができるのか!?
■キャスト
星馬 烈:渕崎ゆり子
星馬 豪:池澤春菜
三国藤吉:神代知衣
鷹羽リョウ:高乃 麗
J:渡辺久美子
土屋博士:江原正士
ミニ四ファイター:森久保祥太郎
■スタッフ
原作:こしたてつひろ
監督:加戸誉夫
シリーズ構成:星山博之
脚本:星山博之、隅沢克之、千葉克彦、小出克彦、アミノテツロー
キャラクターデザイン:高見明男
メカニックデザイン:企画デザイン工房 戦船、沙倉拓実
美術監督:朝倉千登勢(プロダクション・アイ)
音楽:つのごうじ、今泉 洋、上畑正和
音響監督:田中英行
アニメーション制作:XEBEC
制作:小学館集英社プロダクション
スーパーグレートジャパンカップの余韻漂う中、ウィンターレースが開催され、烈や豪たちは元気爆発!その姿を、人工衛星からみている大人たち…国際ミニ四駆連盟(FIMA)の運営委員達だ。FIMAではミニ四駆の世界グランプリが計画されていたのだ。そして、土屋研究所に呼び出された烈や豪たちを待ち受けていたものとは…?
世界グランプリ用のGPチップが土屋博士からTRFビクトリーズのメンバーの元へ届いた。そのころFIMA本部では、世界グランプリの日本開催再検討の声があがり、アストロレンジャーズと豪たちビクトリーズを戦わせ、実力の差を見せつける目的の模擬レースが開催されることになった!果たしてレースの行方は?
グランプリ用のボディが完成し、世界GPに向けての体制が整ってきたが、依然ビクトリーズの統制はバラバラなままグランプリが開催。開幕戦でいきなり優勝候補のアイゼンヴォルフと対戦することになったビクトリーズ。だがまだチームのリーダーは決まっておらず、このレースでトップをとったものがリーダーとなることに!
第2戦の相手はロシア代表シルバーフォックス。コースは氷のコースにてリレー方式で行われることに。試合前日、ビクトリーズと同じコースでシルバーフォックスも練習を始めたが、彼らのマシン、オメガ01のセッティングはひどく、これを見た豪たちは明日の勝利を確信する。そして迎えたレース当日、勝負は以外な展開に…!
第3戦はスタジアムクロス、相手は優勝候補筆頭のアメリカ代表アストロレンジャーズ。コース見学中にアストロレンジャーズの挑発に乗ったビクトリーズの面々は、スタジアムの通路を使ってレースをするが、大差であっさりと敗れてしまった。このレース結果に大きなショックを受けた豪たちは猛特訓を開始する!
特訓中に土砂崩れに襲われ、身を挺し他のマシンを守ったJであったが、マシンはボロボロに。だがアストロレンジャーズとの試合の時間は迫っていた。レース当日、何とかマシンは間に合ったが、GPチップにプロトセイバーEVOの走りを学習させるには時間がなく、やむなく準備不足のままレースはスタートするのだった。
WGPの激戦の疲れか?豪の成績低下を見かねた担任のたまみ先生はファイターに相談。土屋博士から勉強も頑張るように言ってもらおうと、2人で研究所を訪れる。だが、ひょんなことからたまみ先生はビクトリーズの代理監督に就任!ARブーメランズとの試合に向けて猛特訓をはじめることに!
アストロレンジャーズのエッジと偶然会い、今度宿舎に遊びにおいでよと誘われたジュン。後日遊びに行くと、門の前で藤吉とはち合わせ。エッジ達にこの前のビクトリーズの勝利は偶然だと挑発され、怒った藤吉は、豪にこの話を伝え、宿舎に乗り込む。エッジは豪たちの挑戦に乗り、禁じられた非公式試合を行おうとするが…。
第5戦のオーディンズ戦を前にビクトリーズ内ではチームランニングを検討。しかし、豪は自分のカッ飛びを捨ててチームの走りに参加するのには納得できない。一方オーディンズにも豪と同じ考えをもつレーサーがいた。その後、練習走行に覆面レーサーズと名乗る謎の二人組が乱入するという珍事件が発生するが…!?
アストロレンジャーズとの試合はホームスタジアムのアストロドームで行われることに。試合前日、ドームでパーティが開かれ、そこでアストロレンジャーズ対ビクトリーズの水上スクーターレースの余興が行われた。しかしこのレースでジョーをかばったリョウが負傷。代わりに弟の二郎丸がレースに出場することに!
対アストロレンジャーズ戦は二郎丸から藤吉、烈へとリレー。烈が走るのは干潟コースで、先行するハマーDとの差をどんどん縮める。しかしアストロレンジャーズはサテライトシステムを駆使。リードしたままハマーDはアンカーのブレットへ繋げることが出来るはずだったが、その計算は崩れ、レースは読めない展開に!
チームワークが最大の武器であるシルバーフォックスは、走りも実力派。試合当日、シルバーフォックスはビクトリーズに対し完璧なチームワークで戦いを挑んできた。対するビクトリーズのチームワークはバラバラ。リタイアが続出する中、リョウがコース状況の悪さを逆に利用して浮上してくる。
最下位の弱小チーム、サバンナソルジャーズは新体制でビクトリーズに挑んできた。そのコーチとは、かつて豪たちを苦しめた沖田カイ!マシンもビークスパイダーゼブラに変更された。レースはポイント制でコースはジャングル。カイのデータを元に常に先手を打ってくるサバンナソルジャーズにビクトリーズは…!?
練習に向かう途中、豪はシャイニングスコーピオンを持った中国人の少年ホワァンに出会い、ホワァンの祖父が営む中華料理店へ案内する。するとそこには鉄心の姿が!この店の店主大三元は鉄心の焼き物の先生で、中国チーム「光蠍」の監督でもあったのだ。豪はレース経験が無いというホワァンの指南役を買って出るが…。
マシンを傷つけるレースへの出場を拒むホワァン。レースに出れば何かがわかると励ます、中国チームメンバー。各自の思いを胸にレースは展開。万里の長城をモデルにした“長城園”サーキットの石畳コースに手間取るビクトリーズに対し、軽やかにアクロバティックな走りをみせる中国チーム!はたして勝負の行方は?
鉄心からグレートジャパンカップへの出場を要請された豪たち。GPに専念したいと烈は断るが、お調子者の豪は引き受ける。GPレーサーとして鼻高々の豪は慢心のあまり準備を怠るなか、ジュン達は徹夜でマシンのチューンナップをする。ついにレースが始まり、豪は前半から快走するも、思わぬアクシデントに巻き込まれる!
対ARブーメランズ戦は、ハイパワーを誇るサンシャインモーター搭載マシンを操る、ブーメランズが上位5位を独占していた。試合途中からの嵐でレースは混戦。あと3周を残し一時中断となった。その間に土屋博士はやっと完成した新型モーター「アトミックV2」を豪と烈に託す。新モーターの実力は発揮されるのか!?
スイス留学中の藤吉の妹、チイコが緊急帰国!WGPでのビクトリーズの活躍はチイコの耳にも届き、チイコは烈が女の子にモテモテになっているのではないかと気が気ではなかった。そんなチイコは休暇を利用して日本で特別レースを開催することにした。各国のレーサーがチイコの変なルールに従って、変なコースで戦うのだ!
テスト走行を行うTRFのメンバーの前に、開幕11連勝の強豪、ロッソストラーダがやってきた。豪はムキになったあげく彼らと一悶着起こしてしまう。ロッソストラーダのレース相手はみなマシンがボロボロになってしまうという話を聞いた豪は、何か汚い手を使っているに違いないと探りを入れはじめるが…。
ビクトリーズのメンバーは激戦の疲れを癒すため、藤吉の全天候型トロピカルドームでつかの間の休息を楽しんでいたが、そこには鷹羽兄弟の姿はなかった。リョウは佐上模型店でサマーレース出場の次郎丸を訓練していたのである。そこへ、連戦連敗の弱小チームクールカリビアンズのメンバーが現れる。
WGP戦以降、活躍のない藤吉のスピンコブラ。その理由は搭載したハイテクパーツが多すぎ、GPチップが学習しきれないからだった。藤吉はサンダードリフト走法にかわる新しい技の練習に入る。そして迎えたオーディンズ戦、マグナムとトライダガーが相手にブロックされる中、藤吉とJがトップを目指す!
烈のクラスにやってきた新担任の国立先生、どうもたまみ先生に気があるらしい...と考えた豪たちは早速ファイターに報告。こんなことを聞いて黙っているはずがないファイターは、早速確かめに行くが、なんと国立先生はかつてのファイターのライバルだった!2人はミニ四駆勝負で恋の決着を決めようとするが...。
優勝候補と目されていたドイツのアイゼンヴォルフは、ここまで6位と振るわない。そんな中、豪と藤吉はアイゼンヴォルフのトランスポーターから、「スタートダッシュに賭けろ!」という監督の声を聞く。良い情報を得たと豪たちはチームに報告。対アイゼンヴォルフ戦のスタートをブッちぎることにするが...。
WGP参加チーム10チームが5カ国ずつに分かれ、2レース5チームで争うドリームチャンスレースが開催される。ビクトリーズはBグループ。アストロレンジャーズ、アイゼンヴォルフ、光蠍、サバンナソルジャーズと戦う。優勝チームには4勝が与えられるが、レースには各チーム2名しか出場できない。一体誰が出場するのか?
ドリームチャンスレースBグループ。ビクトリーズは強敵アイゼンヴォルフとアストロレンジャーズに大差を付けられていた。何とか食らいつこうとカッ飛んだ走りを続ける豪。他チームも差を縮めるために秘密兵器を使うなど、レースは次第に10台がひしめく混戦模様になっていく。はたして4勝を手に入れるのは?
ドリームチャンスレースも後半に入り、各チームはオフロードセクションを走っていた。オフロードではトルク重視のハリケーンソニックがぐんぐん追い上げる。一方サイクロンマグナムはスピード重視の設定ゆえに苦しい展開に。一進一退の攻防を繰り広げるなか、勝負は最後のホームストレートに持ち込まれた!
ビクトリーズはシルバーフォックスを破り、8勝目。一方、ロッソストラーダはクールカリビアンズ相手に大苦戦を強いられていた。しかし突然コース上に赤い閃光が走り、ピコのジャミングRGは異常音を発して停止。結局、ロッソストラーダが逆転勝利し17勝目。豪はロッソストラーダが裏で何か仕掛けていることを直感する
練習場でディオスパーダの走りを研究するビクトリーズ。豪はロッソストラーダの違反行為を主張するも、メンバーの同意は得られない。結局謎をかかえたままレース開始。今回のレースは3人の代表選手がリレー形式で走るバトルリレー。一度は選にもれた豪だが、Jに交代を頼み込みアンカーを務めることになる。
ロッソストラーダ戦に破れマシンもボロボロになり、ショックから立ち直れない豪。リョウとJは、ロッソストラーダの不正を暴くより、正々堂々とレースに勝つべきと主張する。そんな豪のもとにアイゼンヴォルフのミハエルが訪れ、卑劣な手に屈しない自信を見せる。そしてアイゼンヴォルフ対ロッソストラーダ戦が始まった!
サバンナソルジャーズのコーチを務めるカイのもとに、スペインに渡ったゲンから手紙が届く。自分の所属するチームをカイに誘う内容だった。カイがコーチを辞め、スペインへ行くのではと心配したジュリアナは豪たちに相談する。豪たちは、カイをサバンナソルジャーズの一員としてレースに参加させることを提案するが...。
レースの合間、山にキャンプに来た豪たち。ところが、忘れ物を取りに戻ろうとした烈、豪、藤吉の3人は道に迷ってしまう。その身を案じた彦左は救助隊を出動させるが、救助ヘリが3人の真上を通りかかった時、豪たちは縦穴から鍾乳洞へと転がり落ちてしまう。絶体絶命の3人はその運命をミニ四駆に託すことに...。
TRFビクトリーズは夏休みを利用して強化合宿に来ていた。最終日に、鉄心は合宿の仕上げとして、メンバーに肝試しをさせようとする。ルールは片道分のローソクを持ってレースを行い、折り返し地点の神社で帰り道のロウソクを取って帰ってくるというもの。おばけを恐がる烈とリョウに、お構いなしでレースはスタートするが...。
WGPの合間をぬって、TRFビクトリーズのメンバーはTVの親子ミニ四駆大会にゲスト出演した。その大会にひょんなことから出場することになった少年、改造。烈と豪が心配そうに見守る中、改造は一生懸命マシンの調整に励む。大会当日、出番を終えた豪たちは改造のレースを案じながらもオーディンズとの試合に向かうが...。
ロッソストラーダ戦を前に作戦会議を開くビクトリーズ。豪はまたもロッソストラーダの不正を主張、一同に呆れられる。お互いすっきりしないまま対ロッソストラーダ戦は開始。コースはタワーサーキット。ビクトリーズは豪を先頭に縦一列のフォーメーションで臨むが、豪が相手の攻撃を恐れるあまりフォーメーションが乱れ...。
ロッソストラーダ戦を終えたビクトリーズは傷ついたマシンの修理に励む。だが豪のマグナムを除く全マシンがGPチップを損傷、回復は難しい。次の試合までに全員のマシンの修復は不可能だが、幸運にもその試合は選抜式レース。ビクトリーズはマグナムのGPチップを軸に、全員のマシンのパーツでニューマシンを作ることにする。
豪のニューマシン完成当日、いよいよ5カ国対抗選抜レースが始まった。イタリアチームのカルロ、ジャマイカのピコ、オーストラリアのジム、ロシアのユーリ、そして日本の豪の5人が戦うことになる。豪は仲間のマシンの敵を討とうと気合十分!だがその背後から不気味に後をピッタリ付けて走るディオスパーダの影が...。
アストロレンジャーズ対ロッソストラーダ戦。アストロレンジャーズはアディア・ダンツァへの対抗策をあみ出し、勝利を得る。ロッソストラーダはカルロとルキノが衝突し、チームに不穏な空気が流れたままビクトリーズ戦を迎える。一方、ロッソストラーダ戦を控えてマシンの調整に励む豪達の前にブレットが現れ...。
ビクトリーズに敗れたイタリアチームに、オーナーは新体制メンバーを提案。それはリーダーにはルキノを据える案だった。反発するカルロに、オーナーはルキノチームとカルロチームが戦い、勝者を新生ロッソストラーダとしてWGPに出場させることを告げる。勝負の結果は?そしてその頃、次の試合に備え作戦を練っていた豪は...。
ビクトリーズ対アイゼンヴォルフの試合が始まった!ツバイフリューゲルを封じるため、豪たちは相手マシンを一台ずつマークする作戦に出た。烈はトップを豪に任せて後続の相手マシンをブロックすることに。これによりレースは、ビートマグナムを先頭に、ビクトリーズとドイツチームが入り乱れ、互角の勝負に見えたのだが...。
アイゼンヴォルフを下したビクトリーズ。次の相手はアストロレンジャーズだ!この試合に勝てば、総合2位のアストロレンジャーズに1勝差まで迫ることに。闘志を燃やし練習に励む豪たち。だが土屋博士はビートマグナムの弱点を懸念する。一方、アストロレンジャーズは、その弱点を突く作戦で試合に臨もうとしていた!
WGPもいよいよ大詰め。ロッソストラーダ、アストロレンジャーズが決勝進出を決め、アイゼンヴォルフ進出も確実視される中、残り1枠を争う展開に。ビクトリーズは次のオーディンズ戦に是が非でも勝たなければならない。リーダーとしてのあせりを感じる烈。さまざまな思いが交錯する中、ついに試合当時を迎えるが…。
烈は負傷で2週間の入院。リーダー不在で次の光蠍戦に臨むビクトリーズに、必勝への気合がみなぎる。しかし藤吉のスピンコブラはオフロードが苦手だ。オフロードコース用に、藤吉は新型マシン開発を決めたものの、良いアイディアが出ない。そんな時、リョウがトライダガーの特訓で山に行くと聞き、藤吉は同行することにする。
現在6位のビクトリーズが決勝出場するためにはあと1勝が必要。次のレースに勝たなければ後がない。烈は入院中の為次の試合は欠場、Jは不安な表情を見せる。試合前夜JはEVOが目立った改良をしていないのを不安に思い一人特訓にでかける。オフロードコースでEVOを走らせるJの目の前に、土方レイが姿を表すが...。
レースで負傷した烈はリーダーとしての自信を喪失してしまう。烈の新マシンの開発も遅れることとなり、豪は我慢できず烈の入院する病院へ飛び出していく。病院内で烈を探す豪。病室にも屋上にもいない。そんな時、隣の公園からミニ四駆で遊ぶ子供達の声が聞こえる。そこにミニ四駆で遊ぶ子供達を見つめる烈の姿があった...。
4位決定戦に向け烈はバスターソニックを完成させる。ビクトリーズの面々も最終調整に余念がない。迎えた4位決定戦レースは開始早々チームランニングの得意なシルバーフォックスと光蠍がビクトリーズに差をつける。チームランニングが不得意なビクトリーズは遅れをとるが、烈の言葉をきっかけに本来の走りをとりもどす。
出場停止中のイタリアが復帰し最終レースが開始。GTXドームから芦ノ湖までを3日間で走る超ロングコースは、3セクションに分かれ、ビクトリーズは第1セクションを豪とリョウ、第2セクションは烈と藤吉とJ、最終セクションは全員で走ることに決める。夜が明けついに始まった最終決戦、はたして勝利は誰の手に?
スタート直後1位を走るアストロレンジャーズにロッソストラーダがアディオ・ダンツァで攻撃を仕掛け、エッジのマシンがクラッシュ。ハンデがあったビクトリーズは1位と差をつけられていたが途中合流したエッジと3台で先頭をめざす。先の読めない展開にレースはますます白熱していく...!
第1レース後、練習走行をする藤吉はトラブルが原因で、やけどを負う。そして第2レース開始。アストロレンジャーズからはハマーD・ミラー、アイゼンヴォルフからはミハエル・アドルフ・ヘスラー、ロッソストラーダからはカルロ、そしてビクトリーズの烈、藤吉、Jが参戦。実力派がしのぎを削るレースがいま幕を開ける!
ノンブレーキ走行で下りを駆け下りるカルロ。そしてついにトップ集団にカルロとビクトリーズが迫る。ピットポイント直前でカルロのマシンのタイヤがバースト。コース上へのギャラリーのマシン侵入。藤吉負傷の負傷など、トラブル続きの乱戦模様。藤吉のレース継続が危ぶまれる中、ビクトリーズは...!?
第二セクションでトップ勢を射程圏内に捕らえたビクトリーズ。調子に乗る豪とは対照的に、ミハエルは負けたショックから立ち直れない。一方カルロは、正攻法による初勝利の晴れやかな気分に戸惑いを感じる。最下位に転落したアメリカチームも、気を取り直しレースに臨むことに。そしてついに迎えたファイナルセクション!
「楽しむこともレース」というミハエルと豪に反発し、「勝つことが全て」と息巻くカルロはベルクカイザーに攻撃をしかける!ファイナルレースもやはり先が読めない。そしてレース後半、優勝を争い、豪、ミハエル、ブレッドが抜きつ抜かれつの大接戦を展開。ゴールまであと200のストレート、果たして勝利は誰の手に!?