どこにでもいそうな普通の中学生鵜野うずめは、ある日カードから出てくることができる不思議な力を持つ女の子・ファンタジスタドールと出会う。うずめはドールと契約し、訳のわからないままカードマスターになってしまう。
カードから現れた5人の女の子・ファンタジスタドールは、自分たちのマスター・鵜野うずめを一人前のカードマスターとするべく特訓する。つらい特訓にうずめはカードを元の持ち主に返すと言い出す。
マドレーヌは甲斐甲斐しくご主人さまであるうずめのお世話をするが、その度を越した気遣いにうずめはへとへと。相談を受けたささらはマドレーヌをカードから出られないよう、閉じ込めてしまう。
おぼろげな記憶ながら、とても優しく大好きだった前のマスターのことを思い出すしめじ。しかしなぜ捨てられたのか覚えていない。気落ちしていたしめじに気付いたうずめは元気づけようとしめじを街へ連れ出す。
うずめは友人羽月まないの誘いでカード部に入部したが、そのカード部員にうずめのカードを奪おうとした戸取かがみがいて慌てる。一方ドールたちは、うずめのお小遣いが底を突き、自分たちのおやつを買ってもらえなくなったので自らアルバイトを始めるのだが。
うずめはある日、ドールのことをマスターと呼ぶゴスロリ少女みいなと出会う。ドールの持つ献身の心に強く感銘を受け、自らがドールになりたいと願うみいな。そんな彼女のドールたちから、小明はある誘いを受ける。
うずめはラフレシアの君から逆転の切り札として「協力カード」を渡される。このカードの力を発揮するにはうずめとドール達の心を一つにしなくてはならない。だがなかなかうまくいかず、チームワークがバラバラになってしまう。
文化祭でカレー屋台を出店するうずめたちカード部。うずめはテニス部やクラスの出し物にも掛け持ちで大忙し。そこにうずめの付け狙う謎の組織“委員会”から差し向けられたチャイナドレス姿の少女が現れた。
かがみは自分の望みを叶えるため、うずめのカードの奪取を諦めていなかった。だがうずめと戦うことへの迷いが自分の中に生じていることに気付く。そんなかがみに突然一通のメールが届く。
マドレーヌのカードが奪われ、意気消沈するうずめとドールたち。“委員長”の片腕であるアンヌはうずめにある勝負を持ちかける。それはマドレーヌを賭けて、カードで対決することだった。
“委員長”うずめの目の前に姿を現した。委員長の真意を知り、困惑するうずめはカード部に赴き、まないたちに相談する。
逃れられない運命であるかのように、委員長とのバトルの火蓋が切って落とされる。希望を手にするのは誰なのか。強い想いを胸に、うずめは高々とカードを掲げた。