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破氷行動 ~ドラッグ・ウォーズ~  第1話 戦いの始まり

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破氷行動 ~ドラッグ・ウォーズ~
破氷行動 ~ドラッグ・ウォーズ~ (配信数10話)

世界的に暗躍する麻薬組織が中国・東山地方の不法分子と結託して密かに大規模な覚醒剤を生産、中国国内はもとより世界中に売り捌き、巨額の利益を手にしようと企んでいた。網の目のように張り巡らされた組織のネットワークはどこまでも深く複雑で、とても諸悪の根源にたどり着けるものではなかった。李飛を中心とした麻薬捜査の刑事たちは命懸けで組織の実態解明と壊滅に血道を上げるが、そこには裏切りや罠、誰が味方で誰が敵かも分からない底なしの闇が広がっていた。
幾重ものベールに包まれた組織網を突破して、李飛は果たして任務を完遂し、身に迫る命の危機を避けられるのか?そして巨悪は一体誰なのか!?全貌が明らかになったその時、浮かび上がった真実とは・・・。

■キャスト
李飛(リー・フェイ) :黄景瑜(ホァン・ジンユー)
趙嘉良(チャオ・ジャーリャン):任達華(サイモン・ヤム)
李維民(リー・ウェイミン):呉剛(ウー・ガン)
林耀東(リン・ヤオトン):王勁松(ワン・ジンソン)
馬雲波(マー・ユンボー):張晞臨(チャン・シーリン) 
林宗輝(リン・ゾンフイ):公磊(ゴン・レイ) 


■スタッフ
監督:傅東育(フー・ドンユー)
脚本:陳育新、秦悦、李立林

©BEIJING IQIYI SCIENCE & TECHNOLOGY.,LTD.

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  • 第1話 戦いの始まり
    第1話 戦いの始まり

    広東省東山市公安局薬物取締隊の警官、李飛(リー・フェイ)と宋楊(ソン・ヤン)は塔寨村へ捜査に行き、覚醒剤(アイス)を販売した容疑で林勝文(リン・シェンワン)を逮捕する。ところが塔寨村民に包囲され、押収した物証も隠滅される。公安局での尋問で林勝文は、公安局内に薬物犯罪者と通じた幹部がおり、それに関する動画を自分は持っていると話す。宋楊はそのことを友達の警官、蔡軍(ツァイ・ジュン)に話すが、保釈された林勝文は翌日、死亡する。宋楊は元恋人の陳珂(チェン・カー)と包星(パオ・シン)のフェイク写真を受け取り、包星に会いに行き、連絡が取れなくなる。一方、広東省公安庁薬物取締局の副局長・李維民(リー・ウェイミン)は、仏山市で薬物取り引きの捜査を展開していた。

  • 第2話 友の死と陰謀
    第2話 友の死と陰謀

    宋楊を捜して北山養鶏場へ行った李飛は、突然、蔡傑(ツァイ・ジエ)ら数人に襲われ、宋楊も李飛の銃で撃たれて殺される。一方、仏山では香港のビジネスマン趙嘉良が薬物密売犯らと取り引きしているところへ電話が入り、取り引き中止となる。同じ頃、陳珂の弟も薬物犯罪で逮捕され、「李飛が薬物犯罪に関わっており、宋楊を殺した」との供述をする。病院へ運ばれた李飛は何者かに殺されかけるが逃亡し、恩師の林水伯(リン・スイボー)に助けられる。李飛は陳珂に連絡し、中山市で会う約束をする。李維民も陳珂に連絡し、陳珂と李飛が中山市で会うことを聞き出す。

  • 第3話 逃亡の果てに
    第3話 逃亡の果てに

    実は李維民は李飛の義父のような存在だった。李維民は薬物取締局の同僚や上司に対し、「李飛は薬物犯罪に関わっていないと信じる」と話す。一方、中山市の豊益旅館で陳珂と待ち合わせしていた李飛は、謎の男たちに狙撃される。李飛は逃げるが、趙嘉良の部下らに保護され、その後解放される。李飛は夜、包星の義兄の会社へ忍び込むが、そこにはすでに李維民がいた。李維民の説得で中山市公安局へ連行される李飛。実は李飛の母親は李維民の元同僚で、李飛が幼い頃殉死し、父親は行方不明となり、15歳からは李維民が育てたのだった。その頃、香港では趙嘉良が麻薬密売人、劉華明の居所をつかんでいた。

  • 第4話 合同調査チーム発足
    第4話 合同調査チーム発足

    趙嘉良は劉華明に対し、薬物取り引きの件を警察にたれ込んだのではないかと問い詰める。北京の公安部は李維民を招集し、今回の5・13事件を突破口として東山市の薬物密造を捜査するよう命じる。そのため、北京の公安部と広東省公安庁との合同調査チームが組織される。その頃、拘置所にいる李飛は公安庁の幹部に対し、自分の上司である蔡永強隊長への疑惑を打ち明けていた。合同調査チームが東山へ到着し、馬雲波はチームの副リーダー・左蘭に、李飛が命の恩人であることを話す。李飛は取り調べを受け、陳珂の弟の事件を調べるよう要求、李維民は陳珂の弟が何者かに脅されていることに気づく。

  • 第5話 蔡永強(ツァイ・ヨンチャン)隊長への疑惑
    第5話 蔡永強(ツァイ・ヨンチャン)隊長への疑惑

    陳岩(チェン・エン)は李維民(リー・ウェイミン)に尋問されてごまかしきれず、脅されて偽証したことを認めた。趙嘉良(チャオ・ジャーリャン)は劉華明(リウ・ホアミン)の元妻が住む日本へ行き、息子を使って劉を脅し、ブローカー、灰仔(フイジャイ、本名:陸童ルー・トン)の名前を聞き出す。東山では李維民(リー・ウェイミン)が合同調査チームのリーダーとなったことへの抗議集会が起こり、警察が対応に追われていた。李維民は現場へ出向き、集会の扇動役を拘束する。陳岩の疑いが晴れたことを知った李飛(リー・フェイ)は、調査チームに、林勝文(リン・シェンワン)事件のいきさつを話し、蔡永強(ツァイ・ヨンチャン)が疑わしいことを言い続けたが、別途事情を聞かれていた蔡永強は、李飛が指摘する疑わしい点について、1つずつ、全て釈明していた。

  • 第6話 錯綜する証言
    第6話 錯綜する証言

    李飛は蔡永強が簡単に林勝文を保釈させたことなどから、蔡永強を疑っていた。一方、塔寨村の不良少年・林小力は塔寨村の主任・林耀東の元で働かせてほしいと頼み込む。趙嘉良はマカオで薬物密売犯の灰仔を見つけ、灰仔から香港栄昌貿易の黄達成という男の存在を知る。劉浩宇と黄達成は、趙嘉良のことを警察の情報提供者ではないかと疑い、服役中の趙嘉良の友人から話を聞き出そうとする。李飛は取り調べで、林勝文が「自殺」とされ、兄の林勝武が失踪したことを不自然だと指摘する。塔寨村では林勝武の妻・蔡小玲に、村の副主任・林耀華が生活費を渡していた。

  • 第7話 フランスの積み荷
    第7話 フランスの積み荷

    塔寨村の三房の主・林宗輝は、林勝文が保釈されて村に戻った時、一族の掟を破ったかどで族譜から削除し、村から追放すると言い渡していた。公安局で取り調べを受ける李飛は、蔡永強と蔡傑は親戚であり、自分への襲撃は蔡永強が関与しているのではないかと疑う。李維民は陳珂に、包星の元恋人・楊柳に会うよう依頼する。一方、フランスの薬物元締めの朱鴻運から趙嘉良に「広東省から薬物の荷が着いた」と連絡が入り、趙嘉良は李維民に、それを運んだ船を調べるよう依頼する。東山で合同チームの取り調べを受ける蔡永強は、李飛は衝動的だと話し、李飛も合同チームに、蔡永強と馬雲波は蔡三毛の件で対立があったと話していた。

  • 第8話 包星(パオ・シン)の恋人
    第8話 包星(パオ・シン)の恋人

    蔡三毛(ツァイ・サンマオ)が殺された事件について、蔡永強は調査チームに対し、再度、完璧な説明をしてみせ、李飛は体調が悪い中、調査チームの事情聴取に応じていた。陳珂(チェン・カー)は包星(パオ・シン)の元恋人、楊柳(ヤン・リウ)を訪ねて、包星を捜し出す手伝いを楊柳に頼んだ。病院で目を覚ました李飛は、陳珂の安全を守ってくれるよう、見舞いに来た李維民に頼む。李維民は関係する貨物船の情報を趙嘉良に伝え、趙嘉良は李維民に、フランスで劉浩宇(リウ・ハオユー)の薬物を貨物船ごと摘発する計画があることを伝える。林水伯(リン・スイボー)は街の一角で刺されていた伍仔(ウージャイ)を見つける。楊柳は密売人の湘仔(シャンジャイ)に包星の行方を尋ね、湘仔は楊柳に、包星と会わせる約束をする。湘仔はレストランで、オーナーの山(シャン)兄貴と“陳(チェン)隊長”がつながっていることを口にしたため、やがて身を亡ぼすことになる。

  • 第9話 陳光栄(チェン・グァンロン)隊長の秘密
    第9話 陳光栄(チェン・グァンロン)隊長の秘密

    会議中に山兄貴からの電話を受けた陳光栄(チェン・グァンロン)は、全員を始末するよう山兄貴に指示する。林水伯は負傷した伍仔の面倒を見ていたことで、実の妹から住まいを追われ、薬物の吸引が原因で塔寨村を追われた過去を思い出す。陳珂が楊柳の代わりに包星に会いに行った現場に、レストランのオーナー、山兄貴が追ってきていた。包星は負傷し、陳珂とともに楊柳が用意した車に乗って逃げたが、楊柳は陳珂を途中で車から降ろし、包星は再び行方が分からなくなってしまった。蔡永強は陳光栄と酒を飲んでいる時に、陳光栄に落ち着きがないことに気づく。陳光栄は山兄貴からの電話を受け、包星に逃げられたことを知る。香港警察が新たな情報を提供し、趙嘉良はフランスの薬物市場への介入を始める。李飛は林耀東や塔寨村に対する疑念を口にする。

  • 第10話 包星(パオ・シン) ついに確保
    第10話 包星(パオ・シン) ついに確保

    中山市公安庁の警官らが包星の居場所を突き止め、そこへ向かうが、常山らが先に到着し、楊柳は殺される。包星はトイレに行っていて無事だった。中山市公安局で包星の取り調べが始まり、蔡傑が宋楊と李飛を罠にはめたことを供述する。一方、陳光栄は林耀華に、包星の殺害が失敗し、常山らが死んだことを報告していた。東山公安局で尋問が続く李飛は、合同調査チームに対し、林勝文が言った300万元と動画の件を話す。李飛は、宋楊も林勝文も塔寨村と蔡永強に口封じに殺されたと主張した。フランスでは朱鴻運が薬物市場独占のため、フランス警察に青竜物流の薬物密輸の情報を流していた。

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