正義を愛する少年・金田正太郎。ロボットを操り陰謀を企てる悪人たちから世界の平和を守るため、正太郎は亡き父・金田博士が開発した巨大ロボット・鉄人28号とともに立ち上がる!1963年に放送され。時代を超えて愛され続ける名作の基本設定を踏襲し、近未来的なデザイン・要素を加えられている。メカアクションの迫力もパワーアップした傑作として堂々復活!
■キャスト
金田正太郎:山田栄子
大塚警部:冨田耕生
敷島博士:金内吉男
敷島牧子:滝沢久美子
敷島歌子:谷育子
ブランチ:小林修
グーラ王子:戸田恵子
ロビー:西川幾男
宇宙魔王:内海賢二
ナレーター:曽我部和行 他
■スタッフ
企画:吉川斌
プロデューサー:堀越徹
赤川茂
チーフディレクター:今沢哲男
脚本:藤川桂介
城山昇
荒木芳久 他
演出:山吉康夫
青木悠三
広川和之 他
キャラクターデザイン・作画監督:鈴木欽一郎
メカニックデザイナー:前田実
美術:石垣努
莫大な太陽エネルギーが盗まれるという大事件が発生! 黒幕として浮かび上がったロボットマフィアの首領ブランチに対抗するため、敷島博士は「鉄人28号」の出撃を決意した!
大塚警部を拉致し、正太郎をおびき出して鉄人のコントローラーを奪うことに成功したブランチ。悪の手に落ちた鉄人は街を破壊する! コントローラー奪還の手段はあるのか!?
敷島博士を乗せた超特急列車が謎の暴走を始める! 鉄人で列車を止めようとする正太郎だが、操縦に自信が持てず捕まえられない。そして、他の列車と衝突という危機が!
緑色の雨によって多くの人々や建物が瞬時に消滅する事件が続発! 現場で目撃された怪鳥ロボット。その行動経路をたどり、正太郎と大塚警部は鉄人でハワイの調査に乗り出す!
忽然と姿を消してしまう怪ロボットによって現金強奪事件が発生! 犯人のリバーキャットからもたらされた次なる犯行予告は「鉄人28号を盗む」という大胆不敵なものだった!
エーゲ海を航行中の貨物船が謎の巨大怪物に襲撃され沈没!現地で海中調査を始める正太郎たちの前に1人の少女が現れ、「海をそっとしておいて」と懇願。困惑する正太郎は……。
核燃料を積んだ人工衛星が何者かの工作によってアスタリア国の首都に落ちて来る! 鉄人による落下阻止が要請されるが、犯人一味に敷島博士の娘・牧子が誘拐されてしまった!!
正体不明のロボットが街で暴れている! 国防軍が出動するが歯が立たない。鉄人によって撃退はしたものの、一方でロボットに恐るべき秘密が隠されていることが判明する!
巨大隕石に潜んでいた謎のエイリアンが敷島研究所の発電システムからエネルギーを吸収し、巨大化! 鉄人が迎撃に出動するが、逆に太陽エネルギーを吸収されてピンチに!!
敷島博士が訪問中の国際科学ビルで爆破事件が発生! 敷島博士は軽傷だったが、正太郎が爆風に巻き込まれて気を失い、その隙に鉄人のコントローラーを盗まれてしまう……。
戦車の砲弾がすり抜けたり、ビルの中に入り込んで消えてしまう怪ロボットが出現! 出動した鉄人の前に、復讐を誓うロボットマフィアの首領・ブランチの巧妙な罠が!?
客から「鉄人よりも強いロボットを」と要求される死の商人の首領、エル・サタン。一方、正太郎と牧子の前にジーナ早川と名乗る女性が現れて……。第13話に続く2部作の前編
エル・サタンが完成させた巨大ロボット・ベラクルスと戦う鉄人! しかし、ベラクルスの圧倒的な強さに歯が立たない鉄人は空中で爆発。その時、爆煙の中から現れたのは!?
国際ロボット会議の会場から連れ去られた敷島博士たちは、北極の秘密基地で新型ロボットの製造を強要される。救出に向かった鉄人に、新型ロボットが襲いかかる。その圧倒的なパワーの前に苦戦する鉄人。だが、敷島博士はロボットの活動を妨害すべく、敵の目を盗んで重要なパーツを抜き取っていた。
ヒマラヤ山脈の奥地にある湖に、巨大なドラゴンが出現。鉄人は保護のためヒマラヤに向かう。だが、ドラゴンの正体は人間を操る毒ガスを吐くロボットだった。鉄人は炎を吐きながら襲いかかるドラゴンに敢然と立ち向かう。
ドラグネット博士が開発したと豪語する高性能ロボット・ギルダーの本当の開発者は、助手のケリーだった。博士への復讐のため、ギルダーを奪ったケリーは、ドラグネット財団の施設を次々に破壊していく。妹のマリーは兄の復讐を止めさせようとするが、ついにケリーはドラグネット博士まで殺してしまう。さらに、自分を捕まえに来た鉄人にも、ギルダーで戦いを挑む。
平和な南海のリゾート地に、突如、エイ形戦闘機の編隊が飛来。正太郎と大塚警部が救援に駆けつける。ところが、以前からの知り合いである島のリーダー・カシルコの様子がどうもおかしい。実は、カシルコに変装したブランチが、海底に秘密基地を建設しようとしていたのだった。それを知った正太郎は、鉄人で秘密基地を破壊。だが、島の魔神像に偽装されていた大魔神ロボが、鉄人に襲いかかってきた!
国際科学者会議が開かれているシドニーの沖合いに、国籍不明の巨大戦艦が出現。海賊ブラックが世界を相手に宣戦を布告した。軍事基地を次々に襲いながら北上する巨大戦艦は、次第に日本に迫りつつあった。鉄人と共に出動した正太郎は、戦いの最中、Vコンを海中に落としてしまう!!
アフリカのサファリパークに出現した巨大UFOが、大地を掘削し、動物たちに甚大な被害を与える。UFOはサファリパークの地下にあるダイヤの鉱床を狙っていたのだった。動物たちを守るため、巨大なUFOに攻め込む鉄人。そのとき、地中からサソリ型ロボットが現れた!
巨大なスフィンクス・ロボが大都市や油田地帯を破壊。自分たちが最も優れた民族だと信じるニューファラオ族の仕業だった。緊急出動した鉄人だが、圧倒的なパワーを誇るスフィンクス・ロボに片腕をもぎ取られてしまう。急遽、日本から駆けつけた敷島博士の手で、鉄人の修理が開始される。だが、その間にも、スフィンクス・ロボは街を次々に破壊していく。ついに修理が完了した鉄人は、スフィンクス・ロボめがけて飛び立った!
中村博士の発明したミクロ化光線を浴びた敷島博士が行方不明になってしまう。博士を探すため、鉄人と正太郎もミクロ化して下水道の中へ。だが、これはブランチに娘を誘拐された中村博士の罠だった。下水道の中は、巨大なネズミなど、今まで体験したことのない危険が待ち受ける未知の世界。しかも、24時間以内に元の大きさに戻らなければ、ミクロ化された物体はすべて爆発してしまうことも判明した!
牧子の乗ったジェットコースターが、ムカデ型ロボットに変形。子供たちを海底の基地に連れ込んでしまう。催眠ヘルメットを被せられ、戦闘機のパイロットに仕立てられる子供たち。救出のために出動した鉄人だが、子供たちが相手では戦うことができない。戦闘機はムカデ型ロボットに合体し、鉄人に攻撃をしかけてくる。反撃できない鉄人は絶対のピンチに陥った。
阿蘇地熱エネルギー基地が天馬に乗った武者ロボットに襲われた。調査に乗り出した正太郎と大塚警部は、ヒュウマ一族と名乗る正体不明の一団に捕えられてしまう。2千年前に九州一帯を支配していたヒュウマ一族の長ハヤテは、昔日の栄光を取り戻すため、日本を支配しようとしていた。一度は武者ロボットに敗れた鉄人だが、阿蘇山の噴火口の中で、再度の戦いを挑む!
ブランチは正太郎に、金田博士を殺したのは自分だと告げる。冷静さを失ったまま出動した正太郎は、ブランチにVコンを奪われ、ロケットで衛星軌道上に放出されてしまう。鉄人を操り、街を破壊していくブランチ。正太郎の乗ったカプセルのコントロールに成功した敷島博士は、大気圏への再突入を開始。だが、再突入中のカプセルに向かって、ブランチの操る鉄人が迫っていた!
世界各地の宇宙監視ステーションが次々と謎の円盤に襲われた。円盤の発進地点が月であることが判明し、地球防衛軍が月探査に向かうが全滅。そのとき、宇宙魔王が現れて人類に降伏を迫る。しかも、ブランチは宇宙魔王の手先となっていた。宇宙魔王のスペースロボが街を破壊。出動する鉄人だが、今までのロボットとはまったくパターンの違うスペースロボの攻撃に苦戦を強いられる。
正太郎を乗せるロケットが完成し、鉄人は月に向かう。だが、その途中でスペースロボの襲撃に遭い、十字架にかけられてしまった。正太郎と大塚警部も捕らえられる。これで世界制服の邪魔をする者はいなくなったと狂喜するブランチ。ところが、目的を果たした途端、宇宙魔王はブランチを始末しようとする。利用されていただけだったと悟ったブランチは、自分の命を賭けて、正太郎と大塚警部を月基地から脱出させる!