ワガママで世間知らずな怪物ランド(怪物界)の王子、怪物太郎(怪物くん)。将来を心配した父の怪物大王は、修業させようと、ドラキュラ、オオカミ男、フランケンをお供につけ、人間界へと送り出した。そこで住居とした怪物屋敷の隣に住む少年ヒロシと仲良くなった怪物くんは、人間界で暮らす怪物たちの面倒を見たり、全世界の征服を企む悪魔たちの秘密組織、デモーニッシュと戦いながら、修業を積む。
■キャスト
怪物くん:野沢雅子
ドラキュラ:肝付兼太
オオカミ男:神山卓三
フランケン:相模太郎・兼本新吾
ヒロシ:三輪勝恵
お姉さん:川島千代子
怪子ちゃん:増山江威子
アコちゃん:潘 恵子
キザオ:はせさん治
番野:山下啓介・鈴木清信
■スタッフ
演出:福富 博
作画監督:本多敏行・鈴木信一・木上益治
美術監督:川井 憲
美術設定:川本征平
基本設定:芝山 努
文芸:松岡清治
撮影監督:小山信夫・金子 仁
音楽:筒井広志
録音監督:浦上靖夫
制作:シンエイ動画・テレビ朝日
アラマ荘(ヒロシのアパート)の裏にあるお化け屋敷に怪物くんたちがやってきた
ヒロシの家で留守番をする怪物くん。そこに押し売りがやってきて、脅かし合いをするが、怪物くんにはかなわない。,2019/5/9 12:00,2019/11/29 15:00,,905861547003814,0
ヒロシの隣の部屋に怪物くんが引っ越してきて、ひと騒動。また、ふとした拍子に悪人3人組にさらわれることになる怪物くんが連れ込まれたのは、なんと怪物くんの屋敷だった。
夏休みの宿題で、森林公園に昆虫採集に出掛けたヒロシ。それに付き合った怪物くんたち。森で、セミラというセミの怪物に遭遇。
おしゃれしようと張り切る怪物くんたちの前に、偶然怪物ランドの大人気デザイナー・ピーコックがやってきた。だが、怪物くんたちのファッションの評価は散々。
怪物くんのお守役を軽減するために、ペット怪物ゴロニャーンを連れてきたドラキュラたち。だが、ゴロニャーンはその「見た目」で怖がられてしまう。だが、実はゴロニャーンは優しいペット怪物であった。
キザオのトランペット、アコのバイオリンに対抗して、楽器を習おうとするヒロシ。そこに、怪物ランドの音楽家プカドン先生がやってきた。
ラーメン屋で働く気弱なガメロンと、ある日怪物屋敷に居候することになった図々しいガメルの面倒を見たばかりに、とんだ災難の怪物くん。
マタクル三の何でも吹き飛ばすウチワでマタクル三をうっかり吹き飛ばしてしまったヒロシ。そのウチワを取り戻すために台風怪物タイフーンが大暴れ。一方、ウチワを奪った犯人を知らない怪物くんたちは、その犯人を探そうとする。
怠け者の転校生・古二谷君は、実は軟体怪物フニャラだった。普段は怠け者だが、実は父思いで、本気になると強く、悪者を撃退。
太古博士の生んだ「空飛ぶタコ」に空中で出会い、墨をかけられた怪物くんは、そのタコを世界征服のために利用しようと企む須留目に騙されてしまう。
ひょんなことから大きな卵を見つけた怪物くん。だが、それは博士が捨てた怪獣ガブロの卵であった。また、ひょんなことからゴリラキングを拾ったドラキュラ。やがてガブロとゴリラキングが両方怪物くんの屋敷にそろい踏みし、ひと騒動。
フランケンがドラキュラのマントをクリーニングに出したら、ひょんなことからそのマントがキザオの手に渡ってしまった。空を飛べるマントでキザオは大喜び。だが、そのマントを人間が羽織るとコウモリに変身してしまうのだ・・。
怪物くんを乗せて空の散歩をする役割を、すっかり魔法のホウキに奪われて落ち込むドラキュラ。そんな時、雨怪物アメーラが現れた。アメーラの弱点は太陽光。ドラキュラがアメーラを太陽光に偶然さらして、撃退。やはり怪物くんにはドラキュラは必要な存在なのであった。
蝋人形館の主・馬毛野に本物のドラキュラ・フランケン・オオカミ男を連れていった怪物くん。馬毛野に気に入られたオオカミ男は、馬毛野の蝋人形のモデルをやることに。
ドラキュラが海で巨大ヒラメを釣る。釣りの成果である巨大ヒラメを皆に見せようと怪物屋敷に連れてゆくが、怪物屋敷でヒラメがひと騒動。飼いたいけど、飼うことを許してもらえないので、魚拓をとることにした。
お姉さんの誕生日に、お姉さんにプレゼントをあげるためにアルバイトをするヒロシ。怪物くんたちも協力することに。
根須湖で怪獣がでるという噂を聞き、根須湖にやってきたヒロシ&怪物くんたち。温泉では怪獣調査官の半漁人とはちあわせしたので、怪物くんと半漁人の二人で怪獣を見にいく。するとそこに現れたのはマンモスラという怪獣だった。マンモスラの騒動で、ドランまで現れた。
キザオが飼ってたワニを怪物くんがペットとして引き取ることになり、大騒動。
レース場で、ひょんなことからカー怪物のマクバードに出会い、それに乗った怪物くんがレース場で客の大喝さい。だが、カー怪物は「人間の前で走るとポンコツにされる」という法律があった。それを免れるためにはカー怪物同士のレースで勝たねばならない。てなわけで、カー怪物レースがはじまった。
プロレスの試合にチャンピオンベルト欲しさに乱入する怪物ドタマカチン。ひょんなことでドタマカチンにつぶされた怪物くんは、このままじゃ怪物王子の名がすたるとドタマカチンに戦いを挑む。
動物園で檻の中にいる狼の身の上話に同情したオオカミ男は、翌朝までに檻に戻ってくることを条件に狼を檻から出してあげる。さて、狼は約束通りに戻ってくるのか?
最近、整形で人間になる怪物が増えているが、それはドクターイエスのしわざだった。
ある日、硬くて巨大な卵が、フランケンになついてしまった。いたずらなどで怪物くんたちに迷惑をかけるが、優しいフランケンだけにはなついた。卵がわれると巨大な幼虫が生まれたが、それは巨大蛾の幼虫だった。
借金取りに囲まれ困ったブス子・がら吉、ウド作。テレビの怪物そっくり大会に出て賞金を手にしようと、ブス子はドクターノオに頼んで怪物への整形手術を受けて半漁人になった。その際、手術代を踏み倒して・・・。
東京見物に、ヒマラヤの雪小僧がやってきた。だが、暑さや暖かいものに弱くて、東京にグッタリ。
年始のあいさつで、正月4怪物(シシオン、ドラゴンじいさん、ガメロ、ノンビラス)をはじめ、色んな怪物が怪物くんの屋敷に勢ぞろい。あくどい獅子舞をするシシ造やカメ吉もびっくり。
百面相の顔野亭メチャラに、怪物ナンジャモンジャが弟子入り。すると、その百面相ぶりが大いに受けて師匠以上のスターになってしまう。
町にアラビア魔法団がやってきた。ひょんなことから空飛ぶ絨毯を手に入れたヒロシから、絨毯を取り返そうと団長が「ビンの中の巨人」を呼び出した。
空飛ぶ木馬や魔法の絨毯を失った団長は、せめて巨人だけでも取り戻さなければ興業ができない。怪物くんにも責任はあるので、巨人を取り戻すために協力。だが、巨人をビンから出したのはギャングだった・・。
番野が空き地で見つけた怪物アタマデンは、次々と人の頭に乗り移り、人の体を使って世界征服を企んでいた。やっつけようとした怪物くんだが、アタマデンの超脳波は手ごわい。だが、勉強をしなくて頭がからっぽだったノラリスには超脳波は通じなかった。
ロックが好きな怪物くんは、ヒロシの進言もあり、ロックバンドを組む。フランケンはドラム、どらyキュラはシンセ、オオカミ男はギター、ボーカルは怪物くん。だが、近所の人にはその騒音が迷惑だった。
グランドの使用をめぐって、大金有三の野球チーム「カネアリーズ」と野球で勝負をすることになったヒロシ&怪物くん。町の少年やドラキュラたちを入れて即席野球チーム「モンスターズ」をつくって試合をするが、負けてしまう・・。
ドクターノオの発明した吸悪銃は、うたれた相手の悪念を吸い取る銃。だが、吸い取りすぎて爆発して、肥大化した悪念が怪物となって町で大暴れ。
首を縮めて干し首ミイラにする、アマゾンの干し首男がやってきた。相手を見ると、やたら相手の首を縮めて干し首ミイラにしたがるので、皆迷惑・・・。
宇宙植物人間サボーラが地球にやってきた。生物の養分を吸収して成長する怪物で、口からトゲを吹く強敵。電流に弱い。怪物くんによって退治されたが、まだ他にも地球上に来ているようだ。
ムク犬を拾ったヒロシ。飼おうとするがアパートでは飼えないので、怪物くんに飼ってもらうことに。だが、ムク犬の正体はウラーという「人間の悪い心が乗り移る怪物」だった。
ヒロシという名の人だけが次々と蒸発しているが、それは蛇男のしわざだった。自分らの守り神「カーリー」に、ヒロシという名の人間がいたずら書きしたり、像の腕を折ったりしたから、その「ヒロシという名の犯人」を探しているのだった。
町で透明人間らしき者が色々と人に迷惑かけている。自分のせいにされて困った「本物の透明人間」が新犯人を捕まえようと怪物くんのところにやってきた。ニセ透明人間の正体は、ヒロシの友達「さえる君」の父親で、元素分解機の故障による出来事だった。
砂魔人がヒロシの部屋に現れた。怪物くんたちは退治しようとするが、なかなか弱点がつかめなかったが、ドクターノオが石膏を使い、相手は降参。話を聞いてみれば、砂魔人は故郷に帰る途中にヒロシの家に立ち寄っただけだった。
怪物大王の命令で怪物君の様子を見に来たミイラ男。だが、プロレスラーと間違えられ、プロレスをやることになってしまう。プロれスラーのミイラ男のほうは本来弱いはずなのに、怪物のミイラ男が出てるものだから、めちゃくちゃ強い。
生物を眠らせるのが仕事の怪物「ネムール」は、相手を眠らせ、相手に乗り移る生物。だが、借金とりに追われる中年男には効果がなかった。
人の影になりすまして(乗り移って)人を困らす影使いの悪魔「シャドー」とその部下(?)「影男」がやってきた。彼らは悪魔団「デモーニッシュ」の一員で、シャドーはその幹部の一人だった。怪物くんをやっつけようとするが、怪物くんの苦手なものが猫だと勘違いしてしまう。
風呂に入るのが嫌いな怪物くん。ある日、町にハエ男がやってきて、日頃人間がハエをハエ叩きで殺してることに対して、人間に復讐をはじめる。だが、怪物くんによって、弱点「消毒液」でやられてしまう。実はこのハエ男は、もとは風呂嫌いの不潔な人間だった。消毒液によって人間に戻った。
恐竜が今もいる・いないの論争になったヒロシとキザオ。怪物くんに頼んで恐竜系怪物ノンビラスを呼び出してもらったヒロシだが、現実に町に連れ出したら戦車などで攻撃されてしまう・・と思い、あえてキザオとの論争に負けたことにしてノンビラスを怪物ランドにかえすのであった。
ハイキングにいったヒロシと怪物くんたち。現地で神隠しにあった人物を共にさがすようにおまわりさんに依頼され快諾。山には大木の怪物ウドーがいて、彼が指先から液を発射すると、人間は木になってしまうのであった。 人間が手当たり次第に山の木を切り倒すために、人間と戦っていたのだった。
ある日、ヒロシの前に「魔法を教えてやる」といって現れた、サタンという男。実はこの男は、グリム婆さんの元・弟子で、大悪魔デモンにヒロシの心臓を渡すために現れたのだった。だが、サタンが十字架に弱いことを知ってるグリム婆さんが現れ、十字架をおでこに投げられ、サタンは灰になった。
地球征服に来た、ベラボー怪星人ベム。相手の頭に星型のマークをつけると、意のままにあやつれる。怪物くんたちは、ニセの星をつけ、相手の術にかかったふりをして、ベムの窺知ラドン1号に乗り込んだ。たくさんのロボット怪獣で怪物くんたちに襲いかかってきたが、巨大になる術で敵をやっつけた怪物くん。だが、この巨大になる術は、一度使うと怪物くんは丸一日しなびてしまうのであった・・。
怪しい絵師が怪物くんたちの似顔絵を描くために、怪物屋敷でもてなしを受け、そのまま泊った。だが、夜、起きたその絵師は、自分の描いた絵の中の怪物くんたちを自在にあやつるまじくペンシルという、デモーニッシュの幹部だった。
野球の途中、行方不明になったヒロシ。心配して探しに出かけた怪物くん。実はヒロシはひょんなことから地底世界にまぎれこんでしまってたのだ。その世界で恐竜に食べられそうになったところを、酋長サルーに助けられたのだった。
怪物くんの幼馴染、怪子がやってきた。怪子の父は、怪物ランドの公爵。
怪物くんの呼んだ怪鳥ヌラドンに乗って、アフリカにやってきた怪物くんとヒロシ。密漁の監視員とは名ばかりの悪人をこらしめたり、氷づけのヒョウ・アイスレオに会ったり。オオカミ男たちはアフリカで映画の撮影隊に出会い、急きょ彼らが出演することになった映画のロケ中だった。
こわれた人形を直してくれるクグツは、実は悪魔団デモーニッシュの一員で、人形使いだった。怪物くんの人形をあやつり、怪物くんを苦しめる。そこに怪物秘密諜報機関MBIのメンバー・透明人間があらわれ、クグツの正体は腹話術の人形のほうだったことを教え、形勢逆転。
オオカミ男の母が病気で、オオカミ男は一時里帰りすることになった。だが、オオカミ男が帰った後、料理できる人がいない。ドラキュラも、怪子もてんでだめ。そんなところに、「怪物お手伝い協会」から料理が得意の怪物ドタドンがやってきた。その料理はうまいのだが、材料費がかかりすぎて・・。
エジプトからピラミッドの王子がミイラ男を連れてやってきた。東京に住むためだ。ひょんなことからヒロシをねらうはめになったが、怪物くんに降参する。また、住むには東京は狭くて、あまりいい場所じゃないといいうことをさとされ、エジプトに帰っていった。
地球征服に来たベラボー星人。相手の頭を大きくする「頭デッカチ光線」や、相手を意のままにあやつる催眠光線を駆使して怪物くんたちを悩ませるが、5数えて大爆発した怪物くんのパワーに降参。許して宇宙に帰してやる怪物くんだったが、ベラボー星人は仕返しを考えてながら去っていった。
対戦相手を求めて、ケン星から地球にやってきた宇宙怪物ゴルゲン。ノンビラスやガブロやゴリラキングが、そしてドラキュラもやられた。だが、怪物くんにはかなわなかった。
人間たちを征服するために、死者を操る悪魔ブードーがやってきた。いけにえにしようと、アコの白い飼いネコ「タマ」をさらっていった。タマの捜索に、ヒロシになりかわって怪物くんが乗り出した。怪物くんはピンチに陥るが、ドラキュラの機転で無事奪回。そのあとは、怪物くんたちにゾンビもろともやっつけられるブードーであった。
ヒロシたちの前にアワールと名乗る謎のシャボン玉使いがあらわれて、ヒロシたちをそれぞれシャボン玉の中に閉じ込めた。アワールは実は悪魔団デモーニッシュの幹部で、そのシャボン玉は、閉じ込めた人を気持ちよくさせ、外に出るのがいやになり、無気力にさせてしまうものだった。
ヒロシのクラスに妙な転校生・埴輪君が入ってきた。彼は融通がきかないくらい極端な正義漢で、正義をおしつけてくる困った奴で、皆と折り合いがつかない。しかも正体は中魔人だった。だが怪物くんと戦って負けた後は、これからは仲良くしようと言い合う。
蚊男が現れた。同じ「血を吸う怪物」同士、ドラキュラと対決するが、蚊男のほうが強かった。だが、ドラキュラの血を吸った蚊男は食中毒になってしまう。仕方なく蚊男を介抱してあげた怪物くん。再度ドラキュラと蚊男の対決になったがまた蚊男の勝ち。そこで怪物くんが対決し、懲らしめたのだった。以後、血を吸うのは我慢してトマトジュースにさせるつもりだ。
どの怪物が一番強いかという怪物談義をしてたヒロシと怪物くんの前に、天才少年科学者アトム博士が現れた。アトムが言うには、最強の怪物は、アトムがもってる怪物ウラニドンだという。ウラニドンは殴られれば殴られるほど大きくなる怪物だった。ウラニドンを見せびらかすために町に出たら戦車などに攻撃され、超巨大に。やがてアトムのいうことも聞かなくなった。そこで怪物くんがアトムに変身し、超巨大化して、ウラニドンをおとなしくさせたのだった。
戦争ごっこをしてた怪物くんたちの前に、モンスター部隊の実践訓練でゴリラキングが現れた。モンスター部隊の死神将軍は、世界征服を企み、怪物くんをおびきだしておとりにして、怪物大王を意のままに操ろうとしていた。それを知った怪物くんたちと戦いがはじまるが、火炎放射であたりが火事になり、死神将軍は真っ黒焦げに。そんな時に怪物くんに殴られたら、あっさりバラバラにされてしまった。
四ツ浦海岸に遊びに行った怪物くんとヒロシの前に、貝殻城の王子と名乗るホラ貝の怪物ホーラが現れた。ホーラに共感した怪物くんは自宅に招いたが、わがまま放題。そこにKKK(海底怪物警察)の刑事が現れ、指名手配のヤドカリ怪物についての聞き込みに来た。実はホーラはヤドカリ怪物に手を貸した、大ボラふきで、王子という立場はすべてホラだった。
金山発見のニュースを聞いて、自分らも金の発掘を!と出かけた怪物くんたち。現地で掘ってたら、黄金怪物ゴールドフンガーを発見。300年の眠りから覚めたゴールドマンの垢をそって、その垢を金として狙うドラキュラたち・・・。
ゴールドマンを外に連れ出し、東京見物に連れていった、ヒロシやオオカミ男。だが、ゴールドマンの体が金であることが群衆に知れ、皆が金めあてでゴールドマンに殺到してきた。田舎に帰りたくなるゴールドマンであった。
うだるような夏の暑さで、道行く人はいらついており、ケンカをしたりしてる。だが、それは北極からマグロ船につっくいてやってきた氷の怪物・アイスマンだった。次々と人を氷にして悪事を働くアイスマンだが、怪物くんの念力「全身白熱」でこらしめられた。
ゴールドフンガーを削った金をメダル賞品にして、怪物大運動会を開催した怪物くん。ひょんなことから、宇宙怪物青年旅行協会から紹介されて地球にやってきた、ソー星人「ウル・マッスル」も運動会に参加。マッスルは筋肉を念力で自由に変える力を持っており、その能力ですべての競技で優勝。念力勝負なら負けない・・と怪物くんも競技に参加し、マッスルをやぶった。
ヒロシのクラスに美形の転校生、美戸君がやってきた。だが、この子の正体は悪魔メフィストで、かぶると怪力がでて、やたらと人を殴りたくなる帽子「サタン帽」をヒロシにあげ、その代わりヒロシと悪魔の契約を結ぶ。そうとは知らないヒロシは、サタン帽をかぶり、フランケンやオオカミ男やドラキュラを次々と殴ってしまう。
ヒロシと怪物くんが釣りをしてたら、半漁人とシーラカンスが現れた。怪物くんが「爺」と呼ぶシーラカンスは海の大統領だが、その地位を狙う怪物グラゴンに追われていた。グラゴンは電気を武器にする大クラゲ怪物。それに対抗するため、怪物くんたちは潜水艦でモウビディックという怪物を探しにいく。海底でモウビディックに会えた一行だったが、そこにグラゴンに味方する怪物ガメロが現れ、モウビディックと一戦。さらに、グラゴンも現れた。だが、ガメロはグラゴンを裏切る。怪物くんは電気を通さぬゴム服をきてグラゴンと戦い、こらしめた。
町にモクモク怪物(煙の怪物)が現れ色々悪さをしていた。そんな時、ドラキュラのパパが怪物屋敷を訪ねてきた。ヒロシを乗せて学校に飛んでいったドラキュラパパは、ひょんなことから学校に現れたモクモク怪物と戦うことに。
怪物学院時代の同窓会を開いた怪物くん。屋敷に学校時代の先生や学友、たくさんの怪物がやってきた。ドラキュラ・オオカミ男・フランケンの息子もいる。怪物くんは学院時代「チョビヒゲ」と呼ばれていたらしい。そんな同窓会に、怪物のお面をかぶってひそかに潜入。
ヒロシの姉が持ってた、カビのはえたケーキを食べた怪物くんは、顔にカビがはえてきた。くしゃみでカビを怪物くんの口から飛び出したカビは、これに触ると体がカビついてくる怪物・カビラになった。念力でドライヤーになってカビラを倒した怪物くんであった。
涼しい場所を求めて山奥に行った怪物くんたちは、謎の西洋城を見つけた。入ってみると、怪魚なら怪物蜘蛛やら、怪しい生き物がいっぱい。城の持ち主らしき男女が一行の前に現れた。実はこの二人は、おかしな顔をしており、自分よりもいい顔をしてる人がくると、拷問道具で相手の顔をめちゃくちゃにする男女だった。怪物くんのおかげで、美男美女の顔にされ、めでたし、めでたし。
兄弟がほしいな・・と思ってるヒロシの前に合体兄弟怪物キョウダイゴンが現れた。だが、この二人、いつもケンカしている。強い相手と戦いたくて地底世界から地上に来たので、フランケンと戦うが、兄弟ケンカばかりしてる相手と、フランケンは戦う気がしない。ひょんなことでプロレスのリングにあがった兄弟怪物に、怪物くんはわざと負け、兄弟仲良くすることの大事さを教えるのであった。
トラックにひかれてしまいそうなヒロシを、身を呈して守ったフランケン。入院したフランケンの見舞いに、怪しげな婆さんからバラを買ったヒロシだが、実はそのバラは人食いバラだった。また、老婆はデモーニッシュの一員で、トラックの運転手に金を渡して怪物くんたちを引き殺そさせようとしたのであった。
怪物ハンター・マダンがテレビを通じて怪物くんに勝負を挑んできた。マダンは実はデモーニッシュの悪魔で、相手の弱点を調べ上げてそれに応じた武器を駆使してくる悪魔だった。最初ドラキュラが偵察に行ったが、銀の玉の銃でやられた。マダンと戦うことになった怪物くん。相手は怪物くんの弱点雷であることを知っており、電光銃で挑んできたが、怪物くんはホウキとステッキで悪魔の弱点・十字架を作って、勝利した。
世界の白沢監督のメガホンで、怪物西部劇映画を撮ることになった。当初制作者側は怪物くんに本物の怪物を集めてもらいたいだけだったが、納得しない怪物くん。仕方なく、怪物くん主演の怪物西部劇を撮ることに。多数の怪物が登場するが、最後においしい思いをしたのは、のんびり屋のノンビラスだった。
あちこちの熱帯魚屋に怪しい爺さんフータンが現れ、ピラニアを次々とさらっていった。フータンがデモーニッシュの幹部の一人で、ピラニアをピラニア半魚人に変え、人間たちにかみつかせるつもりだった。ピラニアに変身した怪物くんによって撃退された。
鳥になって空を飛びたいと思ってた少年は、その執念が実ったのか、壮年になってなぜかコンドル魔人になってしまった。だが、人間らしい生活は失うわ、鳥には仲間に入れてもらえないわで大変。そこで、鳥に仲間に入れてもらおうち、鳥をいじめる人間をこらしめはじめた。しまいには機動隊においつめらてしまう。同じ怪物として同情した怪物くんは、怪物ランドに行くことをコンドル魔人をすすめ、めでたしめでたし。
ヒロシが臨海学校に行くことを知った怪物くんは、自分らも仲間と共に海に行くことに。途中、暴走族などをこらしめ、着いた海で泊った宿は、透明人間と半漁人がいた。怪物くんとの水泳競争で溺れたヒロシだったが、半漁人に助けられ、その泳ぐスピードで感心された。だがその速さは、半漁人がヒロシを背中に背負って泳いでいたからだった。
地球征服のために再度地球にやってきた、ベラボー星人のベム。今回は、おばけ豆の木を使ってきた。お化け豆の木は、豆をまくと異常な早さで成長し、しかも人間にまきついてくる。火で燃やして対抗した怪物くんたちだが、街中に豆をばらまかれ、大パニック。そこで、豆が大好物な怪物ハトドン(巨大ハト)を呼んで、食いつくさせた。
怪物屋敷に疫病神がやってきて、次々と皆に災難がふりかかる。事情を知ったヒロシは、福の神をつれてきた。疫病神の弱点は福の神だったのだ。疫病神は、福の神にはかなわなかった。
夏の暑い日、道でペングが倒れてた。ペンギンが進化した種族。ペンジン国のある南極が、人間によって観光地化され、平和が壊れてしまった。そこで、南極から人間に引き上げるよう交渉するため首相に会いに来たのだ。だが、とりあってもらえない。しびれをきらしていたら、ペンジン国の王(?)キングペンジンがやってきた。攻撃してくる人間に腹を立てたキングペンジンは大暴れしはじめた。そこで怪物くんが、キングのお腹に入り、電熱器になって、キングのお腹の冷凍室をあたためはじめ、おとなしくさせた。で、やっと首相でキングペンジンの面会になった。
ベラボー星人のベムが再び現れた。地球人の奴隷を捕まえるためだ。今度は仲間のマイホ・ムーと一緒だ。マイホ・ムーは、家の形をした怪物で、ベムが営業して連れてきた人間を次々と呑み込んでいった。だが、ベムに扮した怪物くんがマイホ・ムーの中に入り、内側から暴れたりなどして、撃退。
転校生・豆夫を、チビだといって馬鹿にしていじめた番野。しかし、その後の決闘で、豆夫が勝ってしまった。それは、豆夫が番野にむけて撃った不思議な水鉄砲のようなピストルのせいで、番野は豆粒くらいの小ささになってしまったからだ。番野の身長をもとに戻してやろうと、グリム婆さんの魔法に頼ったが、魔法では元に戻らない。実は、豆夫の父は科学者で、人間を小さくする薬を発明しており、番野が小さくなったのはその薬のせいだった。魔法で小さくんり豆夫の家に忍び込んだ怪物くんたちだが、博士はまだ身長を戻す薬は発明してないらしい。だが、ショックを与えると番野の身長は元に戻る・・を通り越して、どんどんでかくなる。何度もショックを与え、元の身長に戻してやろうとするが、巨大になったり小さくなったりの繰り返し・・。
髪の毛を伸ばした怪物くん、自分ではかっこいいと思ってるが、周りの反応はイマイチ。町では、むしり魔の話題が。毛むくじゃらの怪物で、髪の長い人間の髪の毛をむしる奴。むしり魔は実は兄弟で、髪の毛が長いほどカッコイイとされてるらしい。兄弟で髪の毛の長さを競ってひっぱってるうちに、兄の髪の毛が抜けて、つるつるになってしまった。そこで、髪の毛欲しさに髪の毛をむしるようになったらしい。怪物くんが、自分の伸びた髪を念力であげて、一件落着。だが、
ある日、映画監督の白沢監督がフランケンに映画出演をもちかけてきた。映画は、プロレスラー・ジャイアント河馬が着ぐるみに入った「ガバゲボラ」とフランケンの対決。だが、フランケンが相手を殴ったら、相手の顔が変形して美男子に。その後、フランケンが監督の指示で湖に入ると、湖からノンビラスが現れた。ノンビラスも映画に出たくて、出てきたのだった。
ヒロシの学校でやる芝居の稽古をしてたら、怪物くんとヒロシ。屋敷で稽古しようと行ったら、屋敷ではドラキュラたちも野外怪物劇場でやる芝居の稽古をしていた。そこに現れた、自称怪物俳優のペラペーラ。無理やり芝居に割り込んできた。ヒロシの学校にも現れ、あれこれ芝居に口を出すが、やがて彼のせいで芝居はめちゃめちゃに・・。
怪物芝居コンクールに、どんな芝居で出演するか皆で意見を言い合うが、なかなか決まらない。そこに怪子が現れ「白雪姫」をやりたいといいだす。怪子の怖さ(?)を知ってる一同、しかたなく怪子を主役にした白雪姫をやることに。だが、誰もがカッコイイ役をやりたい皆は、ペラペーラに頼んで、皆がかっこいい役がやれるようにシナリオを変えることを提案。芝居ではおとなしく白雪姫を稽古した皆だが、本番では皆がかっこよくなれるように芝居を変更したから、さあ大変。
ある日、怪物大王そっくりの彫刻を見つけ、どうして、欲しくなった怪物くん。一方、ヒロシのクラスの呂団君は彫刻の名手で、芸術家タイプ。ある日、キザオと「生きた彫刻を作れるかどうかで賭けをした。そんな彫刻を作れたらキザオの財力でマンションをあげる・・ということになった。
キザオの別荘に行ったヒロシ、アコ、怪物くん。しかし、別荘は荒れ放題で、別荘近くの森は、森全体が怪物の「怪物の森」だった。人間が自然を破壊するので、居場所をなくした「怪物の森」と、その住人のウドーが、ここに住みついたのだ。怪物くんはウドーや森を怪物ランドに送ってあげ、一件落着。
不思議な森に住むゴーゴンは、美しい歌声で男を誘い、化石光線で次々と男を石に変えていった。素顔のひどさゆえボーイフレンドができないための、仕業だった。怪物くんたちも化石光線を浴びて石にされた。そこへ怪子が現れ、女同志の熾烈な戦いが・・。
弱虫のタカシ君は、謎のお面屋からヒヒの面をもらい、それを使って人を脅かし、少しでも強くなったような気分になろうとした。だが、その面は、「肉づきの面」で、かぶったらとれなくなり、やがて身も心もそのお面通りの怪物になってしまう代物だった。お面屋の正体は、デモーニッシュの幹部で、面作り悪魔・マスクフェレスだった。
怪物大王がある日、怪物くんに贈り物を送ってきた。それは、何でも好きな夢を見させるバクのパックだった。皆それぞれが好きな夢を見るが、乱暴な子供にはこらしめるような恐ろしい夢を見せる。ヒロシは、亡き(?)母の夢を見させてもらうのだった。
怪物くんのところに、使ってもらおうとミスタースケルトンがやってきた。骸骨の怪物だ。彼の得意なのは、骨ダンスだった。ドラキュラのツテで、テレビ局のモナサンを頼り、スケルトンを朝の番組に出させるが、人間の視聴者から大ブーイング。そこで、テレビ局を夜借り切って、怪物テレビをはじめることに。局長は怪物くんだ。
デパートのエジプト展でバイトをしてたミイラ男を屋敷に呼び寄せた怪物くん。それを機会に屋敷を修繕したオオカミ男とフランケンだが、怪我をしてしまった。医者を呼ぼうにもなかなか見つからない。やっとの思いで往診にきた医者「矢部板」は、ヤブ医者だった。だがそこに現れたミイラ男はエジプト流の骨つぎの名手だった。矢部板は、その腕を見込んでミイラ男の弟子になろうと言い出した。
怪物温泉にやってきた怪物くん一行。そこでは、主人に騙されてこきつかわれる怪物たちがいた。その扱われ方に腹をたてた怪物くんたち。主人をこらしめようとするが、これまでしいたげられてきた宿の怪物サカゲラとコケラは主人をかばうのであった。その姿に心をいれかえた主人であった。
どうも地震が多いと思ったら、それは地上人に攻撃をしかけようとする地底人モーグリ族の仕業だった。モーグリ族に捕虜になったフランケンたちを助けに、モグラ族の助けを借りて、地底に救出に行く怪物くん。光に弱いモーグリ族を、念力「顔電球」でやっつけた怪物くんであった。
怪しい老人が、皆に怪しい鏡を配っていた。その鏡は、映る者を限りなく美しく見せ、その反動で実際の顔はその分醜くなる代物だった。その鏡を見る者は、実際の鏡や窓が憎くなり、街の色んなものを破壊していってしまう。その老人は、実はデモーニッシュの幹部ミラーだった。怪物くんは念力で顔を鏡にして、ミラーの電撃二丁鏡を壊してやっつけた。
探検隊員がヒマラヤで雪男を見つけ、捕まえようとしてることをニュースで知った怪物くん。だが雪男は、雪オヤジや雪小僧という怪物仲間なので、彼らを助けるために怪物くんは仲間と共にヒマラヤに向かった。雪オヤジたちは、怪物くんの機転で救われた。
家出してきて、ヒロシの家に居候することになったエレキドンは、怪物くんにとっては苦手な雷怪物だった。そこで、雷に強いフランケンに戦わせ勝利。居候されてほんとは迷惑なヒロシは、エレキドンになんとか帰ってもらおうとするが、パパがエレキドンを許さなかった。そこで、一計を案じた怪物くんは、さらにエレキドンをいじめることで、エレキドンのパパを心配させ、パパにエレキドンを連れ戻させることに。
ある日、怪物くんの屋敷に無理やり住みついた宇宙人イタズラー。美女に変装してドラキュラを手玉にとったり、怪物くんの苦手な雷のたまごを持ってるうえに、体を変形さえたり、姿を消したりして手に負えない。ドクターノオの助言で、念力で扇風機になった怪物くんは、雷雲を吹き飛ばして撃退。
ある日、フランケンの前に彼の弟だと名乗る首が現れた。フランケンの生みの親が待ってるから・・と言って、フランケンを奇怪な家に連れてきた。そこにいたのは父と名乗る男だった。不思議な首はフランケン2号の首と名乗り、胴体とくっついた2号と、フランケンを戦わせようとするが、フランケンは戦わない。実は男の正体はベムで、怪物くんたちに復讐にきたのだった。事情が分かったら、一発でベムと2号をやっつけたフランケン。
人間の子供たちの間で大人気のマンガ「モンス太くん」。一方、怪物界で大人気のマンガ「コミックドン」。ある日、怪物屋敷に「コミックドン」の作者コミックドンという怪物がきた。人間界でマンガ家としての腕試しにきたのだ。だが誰にもツテがない。一方、空を散歩してたドラキュラが、ネタつまりで困ってるマンガ家フニャコ(モンス太の作者)を怪物屋敷に連れてきたら、コミックドンがフニャコに弟子入りすることになった。しばらくしてフニャコのところに行ったら、コミックドンが売れっ子になって、フニャコはアシスタントになっていたのだが、あまりの忙しさに根をあげるコミックドンであった。
ある日、港でタランチュラの仲間である小さな雲と出会ったヒロシと怪物くん。だがその蜘蛛は、怪物プロダクションの大馬毛が、タランチュラ映画を作るために取り寄せたものだった。だが、その蜘蛛は、映画撮影になじめず、ヒロシのところに逃げてきた。怪物屋敷に蜘蛛を連れていったら、その蜘蛛は成長が早く、あっという間に大きな蜘蛛になってしまった。一方、大馬毛は機動隊をつかって蜘蛛を取り返しにきた。だが、蜘蛛は巨大になってたのであきらめた。怪物くんは蜘蛛をメキシコにかえしてあげて、めでたし、めでたし。
怪物生命保険の勧誘として、モンストロという人物がやってきた。口車に乗せて怪物くんたちを勧誘する。うっかりサインしてしまったオオカミ男、フランケン、ドラキュラは、毎月保険料を1万円ずつ支払わなければいけないことを、サイン後に知って困り果てる・・。実はモンストロはデモーニッシュの幹部で、怪物くんたちを長い時間かけて始末しようと企んで現れたのだった。
春休み。予定表をたてて、その通りに過ごそうと決意して、アコや怪物くんの誘いを断ったヒロシ。そんな時、妙なヒトデがあらわれて、まとわりついてきた。その生物が吐き出すガスを浴びたら、一気にグウタラになってしまった。
釣りに行き、釣れたのは大きなマリモだった。早速屋敷に持って帰って水槽にいれたのだが、実はこのマリモはヒゲマリモという怪物で、名前はモジャオだった。怪子が怒って髪の毛が逆立つ姿に、このモジャオは勝手にモジャコと名前をつけて、恋してしまったから、さあ大変・・。
怪物くんたちのところに、モンスターテレビ局のプロデューサーがチャンバラドラマ(時代劇)への出演を依頼してきた。怪物ランドで放送される番組だ。喜んで出る怪物くんたち。そのドラマは、怪物大王が怪物くん見たさで仕組んだものだった。
大きな手の形をした怪物「ビックハンド」が街に現れ、大暴れ。一度は怪物くんにこらしめられ、警察に引き渡されるが、その後動物園に寄付されることになり、かわいそうに思った怪物くんはビックハンドをひきとることを決意。翌日牢屋で眼が覚めたビックハンドは大暴れして、街に抜け出すが、非常線を張られ、ヒロシを人質にしたり、物を壊しまくって大暴れ。だがよく話を聞いてみたら、ビックハンドはミドリ星人で大工の息子なのだが、仕事がうまくいかずに地球に逃げてきたらしい。怪物くんはハンドをさとして、許して、ミドリ星に帰してあげるのだった。
街に怪物占い師ハッケイと、その下僕の黒頭巾が現れ、よく当たると大人気。早速怪物くんたちも見てもらおうと行くが、大行列。そこで、裏口から入ってみたら、黒頭巾は実はパリロンという「デモーニッシュの幹部で、ハッケイはパリロンの主人のようだった。怪物くんは、念力でハッケイをあやつってパリロンをやっつけた。
ある日、ゴキブリが怪物屋敷をはいまわり、オオカミ男が大騒ぎ。なかなか退治できない。怪物くんも加勢するが、気づけば大量のゴキブリが現れ、いっせいに行動して向かってくるので、歯が立たない。そこに現れたゴキブリ退治の五木泰冶が現れ、ラッパを吹くとゴキブリを退治。お礼に屋敷に泊めてもらうことになるが、実は正体はデモーニッシュの幹部で、ゴキブリ使いのラ・クカラチャだった。ドラキュラに正体を見破られたラ・クカラチャは、大量のゴキブリをあやつり1匹の巨大ゴキブリにさせた。念力で対決する怪物くんだが、相手は強く、念力を使い果たしそうになる。ドラキュラがコウモリに命じて、ラクカラチャからラッパを奪いとって、パワーダウンした巨大ゴキに念力を集中させて倒した怪物くんであった。
ドラキュラたち3人にお休みを与えることになった。大王が怪物くんに勧めたこともあり、ドラたち3人が先生であるガリガリ博士に会いたくなったからだ。ドラたち3人がいなくなり、ヒロシも用があり、怪物くんは遊び相手がいなくなった。そんな時、怪物くんのところにガリガリ博士が訪ねてきた。ドラたち3人は、怪物ランドでガリガリ博士と入れ違いになってしまったので、怪物くんのところに帰ってきた。
ビッグアイをボスとする宇宙怪物たちが、地球征服めざしてやってきた。まず手始めに、怪物ランドの場所を突き止め、怪物くんや怪物大王をやっつけようとする。ダイモン、ハンドン、マウスラ、ダイーノ、ドリロ、が選ばれた。その情報を、怪物くんはコンドルに託して怪物ランドに知らせた。だが、そのコンドルの後を、宇宙怪物たちは尾行していた。
怪物ランドに忍びこんだ宇宙怪物たち。闘技場に参加者として出場し、隙をみて怪物大王を始末しようとした。だが、大王は彼らの正体をとうに見破っていた。怪物ランドの怪物たちの反撃で、宇宙怪物たちを撃退。
怪子が家出をして、怪物屋敷にやってきた。探しにきたクロー婆さんから怪子の家出の話をきき、怪子をひやかしてしまった怪物くん。怒った怪子は、一人で街をあてもなく歩いていたら、怪しい男に「モデルにならないか」と声をかけられた。だが、この男はヤクザで、街から女の子をさらってきては外国に売り飛ばそうとしてる奴だった。閉じ込められた倉庫には、同じく騙されて連れてこられた少女が多数いて、怪子は髪の毛パワーで助けてやるのだった。
前の日に怪子をさらおうとして返り討ちにされたヤクザたちが仕返しにきて、怪子をさがしている。アコを人質にして怪子をよんでこいと伝えられたヒロシ。だが、怪子にばけた怪物くんにヤクザたちは撃退された。おさまらないヤクザの一人が街で怪物を見つけ用心棒にして、乗り込んできたが、その怪物は元々怪子の「お付き」の怪物トンコレラだった。結局、トンコレラに吹き飛ばされてしまったヤクザたち。
ヨットで世界一周をしてる冒険家・波島青年が海で遭難。そのニュースを知った怪物くんたちは、それが怪物のせいかどうかを確かめるために、潜水艦に乗って調査に行くことにした。
波島を探していたら、島を見つけた一行。だが、その島は、実は宇宙怪物「島怪物」だった。波島はその怪物につかまっていたのだ。波島は怪物くんに、その島怪物のの弱点が「こぶ」であることを教え、そのこぶを攻めて怪物くんの勝利。
アコとキザオがペアで出場予定だったテニス大会だが、キザオが出れなくなった。そこでヒロシは、怪物くんの「念力・吹き入れ」でマッケンローの能力を身につけ、キザオの代わりにアコのパートナーになって出場。だが、この念力は、力がきれると一気に疲れ果てるという弱点があった。
ヒロシの姉が怪物くんたちにケーキをつくってあげたのだが、もっと食べたそうにしてるので、ヒロシの姉にケーキの作り方を教わった怪子。さっそくケーキを作って皆にふるまおうとしたが、怪子の料理の腕のひどさを知ってる怪物くんたちを見て、不愉快になり暴れだし、屋敷を出ていく。そんな時、家事も料理も完璧な女の子がやってきた。その子は、怪子の母が怪子の代わりに怪物屋敷に派遣した、家事、も料理も完璧な少女だった。
百年に一度しか咲かない百年草が、この年は咲く年。怪物くんの誕生日に、この花を咲かせそうと、怪物くんに内緒で花の世話をするオオカミ男たち。百年草は、昔怪物同士の争いがあった時に、それを制圧した怪物大王の涙から生まれた、平和の花であった。
仲間たちが最近体がたるみ気味だったので、体をきたえるようにトレーニングをはじめさせた怪物くん。そんなところにスノー星のウルマッスルがやってきたので、怪物くんはウルマッスルにトレーニングのコーチを頼む。一方、絵のモデルを探してたいた怪子は、モデルとして目を付けたのは筋肉隆々のウルマッスルであった。だが、怪子の絵のモデルは、トレーニングより厳しい・・。
プロレス見物に出かけた怪物くんたち。有名レスラーが入り乱れて試合をしているところに、カミキル博士という怪物(?)が乱入して、かたっぱしからレスラーをやっつけはじめた。そこに怪物くんも参戦。念力でカミキルを撃退するが、怪物くんも試合中に虫歯が痛み初めてしまった。虫歯を気にせずに夕飯を食べてたつけがまわったようだ。
虫歯の怪物くんを歯医者(ハヌキ)に連れて行った仲間たち。歯医者には、先生のハヌキと患者のハイタ氏がいたが、ハイタも怪物くんも歯医者が苦手で逃げ出した。その後、街ではアコが謎の噛みつき魔カミキルにさらわれて、噛みつかれそうになった。そこに怪物くんが現れてカミキルをやっつけた。虫歯だったカミキルは、怪物くんの念力トンカチによる打撃で、虫歯が全部とれた。実はカミキルは、歯医者の痛み止めの成分が怪物になる作用を起こしたのだった。
怪物プラモを怪物くんにプレゼントされたヒロシ。そのプラモは、人間を乗せて空を飛べるシロモノだった。一方街では、動物を捕まえて剥製にして売り飛ばす悪者がうろついていた。ひょんなことでその悪者と出会ったことがあるヒロシは、鳥の怪物プラモに乗って空を飛び悪者を探す。街でヒロシの乗る鳥プラモを空に見つけた悪者は、プラモを鷹と間違え撃ち落としてしまう。するとプラモはバラバラになり、ヒロシは悪者の上に落下し助かった。怪物くんが悪者を捕まえ留置場に運び、めでたしめでたし。
キザオにハングライダー大会に出ることを自慢されたヒロシは、怪物くんに頼んでフランケンにハンググライダーを作ってもらう。翌日ハンググライダーの会場に行ってみると、大会は中止になったという。原因は、飛行怪物が現れたからだ。だが、実はその飛行怪物は、イカイダーという鳥怪物で、人間のハンググライダーと一緒に空を飛びたかっただけであった。
怪物くんにスキーに連れていってもらったヒロシ。現地では雪がなかったが、あらかじめ怪物くんが雪小僧を呼んでいたので、雪小僧によって雪を降らしてもらい、また、雪小僧のコーチでスキーにはげむ一行。そこに宇宙怪物スノーマンが現れ、怪物くんはピンチに陥るが、ヒロシノ助言で念力火の玉で敵を粉砕。
空に謎の飛行船が現れ、飛行機などが立ち往生。だが、飛行船の正体は、幻の空を飛ぶ怪物「飛行船怪物プワプワ」だった。人間たちは大騒ぎで捕まえようとしてるところに、怪物くんがプワプワを保護。プワプワは空を飛んでるうちに人間たちが怖くなって、飛ぶ勇気がなくなっていたが、怪物くんがなだめてめでたしめでたし。
地球征服を企む宇宙怪物の組織BEMが、地球怪物の組織MBIに挑戦してきた・・という報告を透明人間から聞いた怪物くん。さっそくBEMの怪物H2Oが酒に化け、ウッドンガーが電信柱に化け、街に現れた。立ち向かう怪物くんたち。
植物怪物ウッドンガーは怪物屋敷につかまっている。一方、H2Oは、水になってヒロシの家にいる。ヒロシはたくみにH2Oを冷蔵庫に誘い込み閉じ込めて凍らせた。一方、ウッドンガーが見張りのオオカミ男に巧みに水をねだる。すると水によってパワーアップしたウッドンガーは巨大化して怪物くんたちに襲いかかる。怪物くん対ウッドンガーの対決。枝でしめつけられた怪物くんだが、透明人間の光線銃でひるんだウッドンガーを念力鋼鉄パンチ、念力回転プロペラ、そして最後に念力マサカリで切って、大勝利。
伊豆沖の離れ島にニセ怪物ランドがあることを知った怪物大王は、怪物くんにそのニセ怪物ランドをたたきつぶすように手紙を書いた。その手紙を運ぶコンドルは、怪物屋敷に行く前に、ニセランドのニセ大王につかまって、情報を知られてしまった。そのあと解放されたコンドルは改めて手紙を怪物くんに届けた。父の命令でニセランドに乗り込もうとする怪物くんだが、怪物くんの身を案じたドラキュラは、仲間の怪物を集めた。
仲間を連れてニセ怪物ランドに向かおうとする怪物くんに、漁師が船を貸してくれた。漁師はニセランドの秘密の入り口も知っていたので、一行はそこから侵入。ニセランドの怪物たちと、怪物くん軍団の怪物たちとの戦いが始まったが、怪物くん側の怪物のほうが強い。そこで、ニセ大王は催眠高周波を発射し、怪物くんたちを意のままにあやつろうとした。だが、怪物くんが怪物大王に変身して一喝すると、皆は我に返った。ニセ大王を倒してみたら、実は正体は先ほどの漁師だった。実は漁師はモンスター博士で、人間にうらみをもっていた。怪物を使って人間に復讐しようとしてたのだが、モンスター博士の境遇を聞いた怪物くんは、島に地震がきて崩れそうな時に博士を助けてあげたのだった。
学校で「怪物っ子」と言われていじめられてるサトル。サトルをかばったヒロシは、サトルの家に呼ばれ、サトルを育てた父母にもてなされる。実はサトルは、赤ん坊の時に小型ロケットに地球にやってきたのを、見知らぬ父母に育てらてたのだった。同じ怪物として、サトルを怪物くんに引き合わせたヒロシ。サトルの本当の親を探さそうとしてたら、宇宙人ウル星人が現れた。サトルは、ウル星人の親が地球征服のために、地球調査のために送り込んだウル星人だった。
サトルの本当の親のことをサトルに話したヒロシ。ウル星人はサトルを連れ戻しにきている。育ての親をとるか、本当の親をとるか悩むサトル。地球のことを知っているサトルをウル星人に帰したら、地球は大変なことになる。サトルは育ての親にこれ以上迷惑かけられないと思い、本当は帰りたくないのだが、仕方なくウル星の親のところに帰ろうとする。そこにサトルに化けた怪物くんが現れ、ウル星には帰らないという。怪物くんの念力と、ウル星人の念力対決。怪物くんの勝ち。結局サトルは地球人になることを選ぶのだった。あきらめて去ってゆくウル星人。
マタクル三が久々にやってきた。風一族として、春の嵐をおこす仕事をしたら、怪物屋敷の庭が桜の花びらでいっぱいになった。その掃除を命じられたドラキュラは、マタクル三を呼び、ご褒美をあげるからと言って庭の花びらを吹き飛ばさせ、自分は仕事をさぼって花見に行ってしまった。それを知った怪物くんは、ドラキュラにアルバイトをさせ、マタクル三にご褒美を買ってあげるように命じるのだった。
怪物将軍と名乗るマルボンが現れ、手下(3人いる)を使って怪物くんに戦いを挑んできた。怪物のくせに怪物くんを知らない彼ら。マルボンは実は悪魔軍団デモーニッシュの幹部だった。怪物の名を語って、人間に脅しやタカリをするつもりだったのだ。敵のトゲミサイルに苦戦した怪物くんだが、ヒロシの助言で土管の中に入ってタンクのような状態になって相手を撃退。
ひょんなことで助けた子犬は、すっかり怪物くんになついてしまい、屋敷で飼うことになった。そこにデモーニッシュの幹部ハンニャラが現れた。一度は子犬がハンニャラに噛みつきマントを食いちぎって撃退。その後、ハンニャラは住みかで怪物くんを呪い殺そうとしはじめる。正体不明の体調不良に見舞われる怪物くん。ドクターノオでも原因がわからない。ハンニャラの仕業ではないかと思い、子犬に匂いでハンニャラの住みかを発見させ、フランケンたちが怪物くんになりかわってハンニャラを捕えた。
海で小判が発見されたニュースを聞き、自分らも小判さがしに行こうとしてた怪物くんのところに半魚人がやってきた。親友の「小判鮫のジョージ」は金が大好物で、金を目の前にすると見境がなくなってしまう。で人間に迷惑をかけるかもしれないので、連れ戻すのに協力してほしいとのこと。見つけてみれば、小判探しに来た人間・金造に攻撃していたジョージ。念力でジョージをこらしめ、半魚人と一緒にアマゾンに帰るよう諭すのであった。
山にハイキングに行ったヒロシと怪物くんたち。山にはアコとキザオもいた。お店で缶ジュースを買おうとするが、入っているはずの中身がなくて、どれも空き缶になっている。また、空き缶を捨てようとすると、空き缶が戻ってきて頭にぶつかる。不審に思った怪物くんが調べてみると、それはサカキという三角山守り神・ヤマガーミに仕業だった。人間たちが山に空き缶を捨てるので、こらしめてたのだった。ヤマガーミの立場に同情した怪物くんが念力で辺りの缶を集めて、反省した皆で捨てにいく。
ドラキュラの誕生パーティに、怪物ランドの名ラッパ奏者ガラヤンを招待した怪物くん。ガラヤンには、怪物ランドに二つとない名ラッパ・ガラクータを怪物くんから贈られ、名演奏家になったのだった。だが、なかなかガラヤンがやってこない。心配して探しにいったドラキュラはガラヤンを見つけたのだが、ガラヤンは何か事情があって、怪物屋敷に行きたくなさそうだった。実は、ガラヤンは、壊してしまっていたのだった・・。
怪物ランドで、怪物大王の誕生日祝いが行われている。最近、男爵の地位についたエーベンバッハだが、この怪物は金の力で男爵の地位を買ったという噂のある人物。エーベンバッハは、伯爵の地位にあるドラキュラじいさんを侮辱。そこで、決闘をすることになった。決闘の方法は野球。だが、怪物の野球は鉄の球を使うスポーツだった。
エーベンバッハのチームと、ドラキュラチームの野球対決が始まった。エーベンのチームは、怪物大リーグから金で呼んできたプロの投手スグルトンなどの活躍もあり、最終回まで4対ゼロでリード。打席にたったドラキュラじいさんに、大王がペンダントを見せる。それは若いころ、大王と一緒に平和のために戦った時の大事なペンダント。発奮したドラじいは、身を呈してデッドボールで出塁。最後のバッターボックスにたった怪物くんが逆転満塁サヨナラホームランで、勝利。
デモーニッシュの落ちこぼれ、ブラックバットは、頭に角が生えていない。怪物くんに油断させて倒そうと、デモーニッシュはブラックバットを怪物くんを倒させるために派遣。だが、怪物くんをやっつけようとしても、やることなすこと怪物くんの役に立ってしまう。ついには、自分の入れた毒入り鍋を自分で食べて倒れたところを怪物くんに助けてもらう始末。それに感激して自分の正体を明かしたブラックバットだったが、最後まで悪魔とは信じてもらえなかった。
遊園地に行き、「恐怖の館」に入った怪物くんだが、ちっとも怖くない。連れていってもらえなかったドラキュラが散歩中に妙な古い館を見つけて入ってみると、そこはポルターガイストが住みつき、来訪者を驚かせていた。ドラキュラの案内でその館に行ってみた怪物くんだが、館内ではポルターガイストとの念力対決になった。だが、怪物くんのパワーは、館を崩してしまった。行き場をなくして困ったポルターガイストを、遊園地「恐怖の館」に紹介したら、そこでポルターガイストは持ち前の念力を発揮し、大人気アトラクションになっていた。
ある日怪物屋敷に忍び込んで写真を撮ってる者がいる、かけだしカメラマンのしん平だった。そこに怪物ランドのカメラマン怪物「カイシャーン」が現れた。その腕にほれこんだしん平は、カイシャーンの弟子になり、ついてまわる。カイシャーンは写真を撮るため、ゴミの「夢の島」に辿り着き、ごみを積み上げている。積み上げたゴミの山に光線を当てたら、崩れて大騒ぎになった。カイシャーンとしん平はその下敷きに。怪物くんのおかげで救出されたが、騒ぎを起こしたことを平謝り。
ある日、デザイナー志望のミナリッチという怪物がやってきた。ピーコックの弟子だったのだが破門になったので、自力で人間界で勉強しようという。だが、彼のデザインした服はいっこうに人気がでない。怪物くんたちもモデルとして「協力したが、自分の服が人気がでないのはモデルのせいだという。頭にきた怪物くんはミナリッチを見放した。その後、彼は屋敷を飛びだし、しばらくたったらテレビなどで彼の服が話題になっている。彼がデザインした服は、怪物くんたちのコスチュームをパクったものだった。怪物くん、激怒。ブティックを開業したものの、人が入りすぎて店はオシャカに・・。
悪魔王子デモキンがやってくる。犬が嫌いな彼は、怪物屋敷に行く前に、ヒロシに犬を撃退してもらい、ヒロシとも友達に。一方、デモキンの持ってるペンダントを狙うグロンもやってきた。そのペンダントは、悪魔王子の印であった。
デモキンのペンダントを狙い、グロンは様々な手を使ってくる。最後は怪物くんがデモキンに力を貸し、グロンを撃退。
サーフィンに行った怪物くんたち。大きな波がきたと思ったら、その波には眼があった。調べてみたら大波怪物ビッグウェイブらしい。8つの波を乗り切ると、9番目の波の中に潜んでいるという。念力で8つの波をクリアした怪物くんは、ついにビッグウェイブに会うことができた。どうやら、ヘドロだらけで海が汚れているために暴れているらしい。今度ビッグウェイブが来るまでに海をきれいにしておく・・と怪物くんが約束し、ビッグウェイブは帰っていった。
怪物ランドと中国の友好で怪物ランドにきたことがある北京原人怪物ニイハオーが人間界の動物園に現れた。怪物屋敷に遊びにきたのだが、その前に幼馴染のパンダがいる動物園にきて、大騒ぎになった。ニイハオーを保護した怪物くんだが、ニイハオーの体調が悪い。空飛ぶ絨毯に乗って空気のきれいなところに連れていったら、そこで絨毯が雷にうたれ、皆落下して怪我してしまう。ニイハオーは持ち前の自然の知恵で、皆を介抱してくれた。保護したつもりで逆にニイハオーの世話になった怪物くんたちであった。人間界にいると騒ぎになるから、怪物くんはニイハオーを故郷に帰らせた。
フランケンの前に謎の女性アシュランが現れ、フランケンをしゃべれるようにした。実はアシュランはデモーニッシュの幹部で、フランケンに恩を売り、怪物くんの弱点を聞き出すのが目的だった。しゃべれるようになったフランケンは、ミカという女の子と友達になることができた。だが、アシュランが怪物くんと戦う時に、ミカの飼い犬が怪物くんの助太刀をしたので、犬はやられてしまった。対決でアシュランは怪物くんにやられそうになる。フランケンはアシュランを助けてくれと怪物くんに頼む。犬を助けたかったからだ。でもその代償として、フランケンは元通りにしゃべれなくなってしまった。
怪物屋敷の庭に女の子の捨て子があった。可愛いので屋敷で育ててやることにした怪物くんたちだが、女の赤ん坊はやたらとミルクを飲むので、ミルクと命名。大量に飲み、しかもあっという間にグングン成長していく。実はミルクは銀河系かぐや星の宇宙人の子供で、かぐや星にはミルクがないので、地球にあずけられたのだった。怪物くんは、自分に妹ができた気分だった。だが、ひととおり大きくなると、ミルクはかぐや星に帰っていった。
かつて怪物くんたちにやられた宇宙怪物総司令官が宇宙一のコンピューターを味方にして、怪物大王や怪物くんの命を狙ってやってきた。万全の警備をしいてランドには手を出せず、怪物屋敷には仲間怪物が勢ぞろいして待ち構えていて、またヒロシにも護衛がついてて、ビッグアイはうかつに手を出せない。宇宙一コンピュータは、ヒロシのガールフレンド、アコを操り、ヒロシを連れ去った。
ビッグアイはコンピューターの作戦で、ヒロシを人質に怪物くんをつかまえ、さらに怪物くんを人質に怪物ランドにやってきた。コンピューターの作戦は、怪物くんと大王を戦わせ、両者が共倒れになったところを攻撃するつもりだった。コンピューターは、てっきり大王は手加減して戦うだろうと予想してたが、大王は本気で戦いはじめ、怪物くんはやられそうになる。だが、それは大王の作戦だった。計算が狂ったコンピューターは狂いはじめ、そのすきに大王はヒロシを助け出した。怪物くんも無事だった。最後、ビッグアイを許して宇宙に帰してあげた怪物くんだった。
街にテッカメンという怪物が現れ、大暴れ。実はテッカメンは、鉄山博士が廃品利用で作ったロボットだった。博士は、人間がモノを簡単に捨ててしまうのに心を痛め、それを人間の役にたてようとして、作ったのだった。だが、テッカメンは暴走を始め、モノをすぐ捨てる人間に復讐を始めたのだった。やむなくテッカメンと戦うことになった怪物くんは、テッカメンを念力でやっつけた。研究の失敗におちこむ博士に怪物くんは、もう一度研究を続けるように頼む。その結果、テッカメンは、テレビや車を修理するロボットに生まれ変わった。
怪物カゼラがやってきて、カゼのビールスをまきちらし、オオカミ男はひどいカゼになってしまった。実はカゼラはベムと組んでおり、カゼをひいた者を皆カゼラに変身させてしまうつもりだった。ベムはドクターノオに化け、皆を集めカゼをひかせようとしていた。そこにヒロシが本物のノオを連れてきた、にせノオの正体を見破った怪物くんは念力注射器でカゼラを撃退。ベムは逃げていった。
ある日、ヒロシのクラスで、ヒロシ以外の生徒が皆突然勉強ができるようになった。級友ガリベン君の話によると、皆「悪魔塾」に通うようになってから急に勉強ができるようになったらしい。ヒロシもその塾に入ることにした。しかし、その塾はどうも怪しい。謎のジュースを飲むと、確かに頭はよくなるのだが、反面老人みたいになってしまう。デモーニッシュの仕業かもしれないと思って、怪物くんは調べてみることにした。
やはり悪魔塾の塾長はデモーニッシュだった。怪物くんはガリ野君になりすまし、塾に潜入。フランケンたちは塾長の子分をやっつけ、怪物くんは塾長をつかまえ、その正体を皆に明かす。さらに、ジュースを飲むとヨボヨボになることをも皆に明かし、生徒たちは我に返った。普段勉強ができるガリ野くんは、勉強を気にしないヒロシにあこがれていたことを明かす。
カゼをひいた姉さんを見舞いにきた田中を見て、姉さんの恋人かと思ったヒロシ。ヒロシは田中を快く思わないながらも、姉さんに気を使って一人で生きていこうとする。だが、田中は、姉さんの世話で別の女性と婚約したので、見舞いをかねて挨拶にきただけであった。
クラスにいる、粘土のうまい少女。その粘土の腕前に嫉妬した番野とキザオは、その粘土を少女から奪ってグチャグチャにして投げ捨ててしまった。投げ捨てられた粘土は、雨にうたれ怪物ネンドラになった。ネンドラは少女のかわりに、番野やキザオをつけねらうようになり、やがてキザオの家に現れ、キザオたちをおいつめた。そこにヒロシから連絡をうけた怪物くんたちが現れた。ヒロシは怪物くんに頼んでホウキで少女の元へいき、ネンドラの前に少女を連れてきた。少女がネンドラに「(キザオたちを)許してあげて」と言うと、ネンドラは元の粘土に戻った。
怪物屋敷に、不思議なドアが現れた。怪物くんがそのドアの中に入ると、闇に吸いこまれ落ちていった。で、ついた先の世界は、いつもの街そっくりで、城もある。そこには怪物くんそっくりの王がいて、妃は怪子そっくり。ドラキュラたちのそっくりさんもいた。どうやらその世界では、王が歯痛のために、世界に笑い禁止令をだして、笑った人は捕まってしまう決まりがあった。怪物くんは、念力「腕ヤットコ」で腕をヤットコにして王の口につっこみ、虫歯をとってあげたら、王の痛みは消え、その世界にも笑顔が戻った。城のトイレに行こうと、ドアをあけたら再び真っ暗の空間に落下。で、元の世界に戻ったのであった。
ある日、怪物屋敷に、怪物ランド警察の馬であるモンスターペガサスがやってきた。聞くと、怪物ランド警察をくびになったという。今後はモンスターカーを使うためだ。怪物馬に同情した怪物くんはランドに行き大王に、怪物馬のくびをとりけすように頼むと、怪物馬とモンスターカーで競争をして勝ったほうを使うということになった。かくして怪物馬とモンスターカーの競争が始まった。競争はデッドヒートだったが、ゴール直前でペガサスはレースを離れて去ってしまい、レースはモンスターカーの勝利。実はペガサスは、川でおぼれている子供怪物を助けにいったのだった。大王の裁定で、怪物馬の勝ちということになり、めでたし。
街にパニックマンが現れ、デマを流しては人を混乱させている。怪物くんがパニックマンをこらしめようと対決するが、パニックマンの口からでる超高周波にやられてしまった。ドクターノオに治療された怪物くんは、ノオにパニックマンの高周波対策として、高周波を出すと喉が痛くなる薬を作ってもらった。再度パニックマンと対決した怪物くんは、その薬をパニックマンの口の中にほうりこみ、こらしめた。
オオカミ男やフランケンは、街で軟弱な男の子を見て嘆かわしく思い、怪物くんにそうなってほしくないので、特訓をさせ、怪物くんは大弱り。一方、街に怪しい老婆が現れ、皆に不思議な「夢見るリンゴ」を配っている。このリンゴを食べると、夢に不思議な少女マコが現れ、リンゴを食べた人を骨抜きにしてしまう。実は老婆はデモーニッシュの幹部マジョリカだった。マジョリカと対決した怪物くんはリンゴを食べピンチに陥るが念力「夢やぶり」で勝利。そのリンゴを、オオカミ男たちに食べさせ、特訓の難を逃れた。
草野球してて怪物くんの打った打球が雲にあたり、雲から孫悟空の孫の孫「孫小空」が落ちてきた。鼻っ柱が強いので、怪物くんと対決するが、なかなかいい勝負。だが、念力で手から発射したビームで怪物くんの勝ち。怪物やしきで孫小空を介抱してあげ、話を聞くと、小空はお師匠さんから何か買い物を頼まれていたことを思い出す。だが、なにを買うことを頼まれたが忘れてしまった。何を買えばいいのか思い出させようとする怪物くんたち。電卓を触ってるうちに、小空は「電子ゲーム」を買うのを頼まれたことを思い出した。
赤面怪物ハズカシラーが、父母に怪物くんに預けられた。ハズカシラーの「恥ずかしがり病」を直すためだ。だが、何をやっても、誰にあっても恥ずかしがり、アコに頭を撫でられたら、あまりの赤面で赤くなり、燃え始めてしまった。そこで一計を案じた怪物くんは、屋敷で、ハズカシラーに聞こえるように賑やかなレコードを流し始めた。それにつられて皆の輪の中に入ってきたハズカシラーは、皆と一緒に踊り始めた。どうやら音楽で恥ずかしがり病は治ったようだが、今度は逆に「馴れ馴れしい病」になってしまったようだった・・。
アコの誕生日に呼ばれたヒロシは、プレゼント用に買った安物の髪飾りを、キザオや番野に笑われてしまった。本当は高いフランス人形を買ってあげたかったのだが、そんなお金はない。また、フランス人形は見知らぬ紳士が買ってしまった。誕生日会に現れたヒロシは、その高いフランス人形をプレゼントに持ってきた。ヒロシが財布を道で拾うのを見てたキザオや番野に疑われた。実は、ヒロシが拾って交番に届けた財布は、先ほどの見知らぬ紳士のものだった。紳士はそのお礼に、自分が買ったフランス人形をヒロシにプレゼントし、ヒロシはもらった人形をアコにプレゼントしたのだった。実はその紳士はアコの親戚で、アコの誕生祝いにやってきたその紳士のおかげで、ヒロシの疑いは晴れた。
ある日、着地に失敗した円盤を見つけ、怪物屋敷に運んだところ、円盤の中に何者かが乗っていた。現れたのは、プッパーという名前のガラガラ星人だった。ガラガラ星は文明の発達と共に草や花が死滅してしまったという。そこで、花を求めに地球にやってきたらしい。皆で手分けしてプッパーのために花を集めてくる怪物くんたち。桜も欲しがってたが、あいにく桜の季節は過ぎている。そこにタイミングよく、桜怪物チェリートリーがやってきた。チェリートリーから桜の苗木をもらい、プッパーはガラガラ星に帰っていった。
友達と一緒にキザオの別荘に遊びに行ったヒロシたち。別荘でかくれんぼをすると、いつしか友達が消えてゆく。それは、別荘にある「呪いの柱時計」に住みつくオオカミの仕業だった。怪物くんが来てくれて、オオカミをやっつけ、皆無事に戻ってきた。
あまりに暑くて、ノンビラスがすっかり弱っているらしい。そこで、ノンビラスから空気を抜きプールに連れていき、プールでノンビラスに再び空気をいて、ボートのふりをさせて、プールでノンビラスを冷やすことにした。皆でノンビラスと共にプールで遊んでると、暴走族がやってきて、皆に迷惑をかけはじめた。ノンビラスと怪物くんは、暴走族をこらしめて、そのお礼に夜のプールは怪物たちに解放されることになった。
ガメル、ガメロン、フニャラ親子、モギラなどの怪物が、それぞれの理由で家を追い出され(出ることになり)たが、住める場所がないので、怪物くんを頼ってきた。ほっとけない怪物くんは、屋敷に皆をひきとることにしたが、やがて、庭に怪物マンションを建てようとということになった。作業員たちは怪物を怖がって話にならないので、怪物たち自らが力を合わせてマンションを建てようと、皆おおはりきり。だが、資材は何者かに奪われ怪物マンションの建設は中止になったが、一生懸命働けば怪物くんを頼らなくても生きていける・・ということに気付いたのだった。
ある日、怪物大王から怪物くんに水晶玉ごしにメッセージが届く。なんでも、怪物ランドに運びこまれた大量の野采に毒が入っており、たくさんの死者が出たらっしい。それらの野采が育っている場所を捜し出し、根っこを絶ってほしいという。宝探し怪物ナンデンナと共に怪物くんたちは森林に捜索にむかった。そこには不気味な穴があり、どうやらそこに大量の野采の倉庫になっていた。毒の菜の根っこは、手にしたものは世界一のパワーをもつ怪物を手に入れたも同然という伝説があるので、デモニーニッシュたちが根っこを探しながら、野菜に毒を盛りこみ、怪物ランドに送りこんでいたようだった。やがてデモーニッシュがみつけた根っこは、大根怪物になって襲ってきた。デモーニッシュは逃げたが、怪物くんが念力「大根おろし」になって退治。
怪物くんが怪物ランドに用事があって行こうとしてるところに、ドラキュラ・オオカミ男・フランケンの息子たちが遊びにきた。ランドには怪物くん一人でいくことにして、ドラキュラたちは屋敷に残り、息子たちの夏休みの相手をする。通信簿のことで、親子ケンカしたドラキュラ息子たちは屋敷をでていくと、怪しい男ゲルンに言葉巧みに誘拐されてしまう。連れていかれた洋館には、デモーニッシュの幹部ティータンだった。水晶玉で息子たちの行方を知ったドラキュラたちは、洋館に乗り込む。カリカリ博士の発明した生物改造装置で悪魔にされようとしてた息子たちを助けるために。息子たちの奮闘、そしれドラキュラたちの奮闘で、怪物くん抜きで無事に敵をやっつけた。
怪物くんに海釣りに連れていってもらったヒロシ。ところが、海には竜巻怪物グルルーンが現れ、竜巻で皆を巻き上げ、さらに雷で攻撃してくる。だが、雷に強いフランケンにはやられてしまった。屋敷に帰った怪物くんのところに、グルルーンがフランケンにリベンジしようと再び現れた。怪物くんが相手をしようとしたが、相手は雷を使ってくるので、フランケンにバトンタッチ。結局またしてもフランケンにやられてしまうのだった。フランケンは雷にうたれて誕生した怪物なので、雷はきかないのだ。
怪物として最近凄みがなくなってきたドラキュラ、オオカミ男、フランケンを、怪物くんは特訓するために「地獄谷の怪物トレーニングセンター」に連れてきた。現地では様々な困難や怪物が現れた。ドラキュラは火の鳥に追いかけられ怪物くんのところに逃げてきた。火の鳥にやられそうになった怪物くんを見て、オオカミ男、フランケン、ドラキュラの3人は野性を取り戻したかのように精悍に戦い撃退。、
怪物ランドの国会議員に立候補したドラキュラだが、怪物たちからの人気がない。そこで怪物くんに推薦してもらうことにした。怪物ランドの国会議事堂で演説をするドラキュラだが、大王のいびきのあまりのすごさに建物が壊れはじめた。選挙は懲りたドラキュラであった。
家事に目覚めた怪物くんは、自分で料理を作ったのだが、ヒロシ、ドラキュラ、フランケン、オオカミ男が食べたところ、めちゃくちゃまずい。だが、怪物くんは翌日も作ろうとはりきっている。怪物くんの料理を食べたくないドラキュラは、怪物コックを集めて料理コンテストを開催。コックたちの料理を食べれば、怪物くんが自分の作った料理がいかにまずいかに気付いてくれるだろう・・と思ったのだった。しかし、怪物コックたちが作った料理は、とんでもない料理ばかりだった・・。
怪物ランドを騒がしている怪盗18面相が、怪物くんの水晶を盗むにくると予告してきた。18面相は変装がうまいので、ランドからやってきた刑事ドケチ刑事を最初は皆が18面相ではないかと疑った。だが実は18面相はドラキュラに変装して、水晶玉のある部屋に、怪物くんたちと一緒にいた。ドケチ刑事が持ってたニンニクを見ても偽ドラキュラはニンニクを嫌がらない様子から、怪物くんは偽ドラキュラが18面相だと見破った。その後怪物くんに変装した18面相を、怪物くんは偽者に向かって「お前にこんなことができるか」といって、念力光線でやっつけた。
イースター島から、リトルモアイが父・ビッグモアイを探しにやってきた。父は石人形作りの名人で、日本の石造を調べにやってきたらしい。リトルモアイが街に出ると大騒ぎになり、街の住人がリトルモアイを捕まえようとして、リトルモアイが探してる。怪物くんは住人にわけを話し、理解してもらった。さらにリトルモアイの父を見かけなかったか聞いてみると、堤防のところにいるという。堤防に行ってみたら、父はいたのだが、周りの住人に川の水の氾濫をふせぐ守り神にされていた。そこで、父に代りの石造を作らせ、それを守り神にすることにした。これで、父は動けるようになり親子でイースター島に帰っていった。
怪物くんと怪子が婚約したという記事が、怪物ランドの雑誌に載っているらしい。だが、怪物くんと怪子は意地をはりあってケンカしてしまう。そんな時。デモキンが遊びにきた。デモキンは怪子を気にいったようで、ドライブにさそう。意地ははってみたものの、怪子とデモキンのデートが気になり、落ち込む怪物くん。そんな怪物くんを心配したヒロシは、デート帰りのデモキンに、怪物くんと怪子の仲を取り持つように頼む。事情を察したデモキンは快く承諾し、一計を案じる。デモキンとドラキュラたちが謎の覆面の悪人に化け、怪子をさらい、怪物くんを呼び出す。怪物くんの目の前で、縛られた怪子を殺すふりをしたところ、怪物くんは怪子を助けるために、相手の言いなりになろうとする。そんな時に、怪物くんと怪子は、さっきのケンカのことを互いに謝った。そこで、デモキンたちは正体を明かし、めでたしめでたし。
怪物屋敷の裏庭で考古学の調査で、あれこれ掘り起こしていたら、ヒロシは怪鳥モアのタマゴを見つけた。タマゴからかえったモアは、ヒロシになつくし、大昔に絶滅した動物なので、ヒロシが育ててやろうとした。だが、モアを見た番野とキザオがマスコミに知らせ、マスコミが押しかけた。怪物くんは、以前に掘り起こした怪鳥モアの化石を見せることで、マスコミをごまかした。結局、モアのヒナは怪物ランドに送ることにした。
デモーニッシュの幹部キャンドルマンが、呪いのろうそくで怪物くんを殺そうとして、手下に呪いのろうそくを怪物屋敷に買い取らせようとした。だが、ろうそくはすでに屋敷にあるし、買おうとしないので、屋敷のろうそくを逆に全部ひきとってしまって、街を停電させた。そこに再び手下が怪物屋敷に現れ、まんまと呪いのろうそくを買い取らせる。実は、呪いのろうそくは、溶けてその火が消えると、相手は溶けて死ぬという代物だった。自分で消そうとしても消えない。現れたキャンドルマンに対して、念力で自分も呪いのろうそくになった怪物くん。キャンドルマンを捕まえ、相手も呪いのろうそくで溶かそうとしたら、キャンドルマンは降参した。
怪物くんがあまりにわがままで、フランケンもオオカミ男もドラキュラも困り果てていた。怪子が現れ、怪物くんに「屋敷を出たら、一人じゃ何もできないくせに」と言われ、意地を張って一人で屋敷を飛び出した怪物くん。だが、街では、色んな人から怪物くんが盗みの疑いをうける。どうやら、それは怪物くんそっくりのサブというかっぱらい男の仕業だった。
カッパライの「地下鉄のサブ」は、みなし子だった。それに同情した怪物くんはサブを弟分にするが、サブのかっぱらい癖がなおらない。そこで念力「かっぱらい封じ」で、左手がかっぱらいをしようとすると、それを右手が邪魔をする・・という念力だった。やがてサブは怪物くんと間違えられ、オオカミ男の頼みで屋敷に戻ることに。屋敷に行ったサブは、怪物くんそっくりではあっても、どこか怪物くんと違うので、怪訝に思う怪物たち。一方本物の怪物くんはおまわりさんにサブと間違えれらて捕まるが、のったパトカーが事故でおまわりさんは大けがをする。おまわりさんの治療のためにドクターノオのところに行ったら、ノオは怪物くんの存在を屋敷に伝え、皆が迎えにきて、皆の嘆願で屋敷に戻った怪物くんであった。サブはおまわりさんの養子になり、めでたしめでたし。
怪物大王が、そろそろ怪物くんをランドに戻すことにした。王位を譲るためだ。ドラキュラ、フランケン、オオカミ男は大喜び。最後にヒロシに別れをいうように言われ、なんとか今日一日だけはヒロシと遊ぼうとしたが、ヒロシは野球の約束がある。試合はなかなか終わりそうもないので、怪物くんの念力パワーで試合をスピーディーに進ませ、勝たせて、ヒロシの野球を終わらせた。だが、なかなか別れを切り出せない・・。
別れを口に出せない怪物くんは、ヒロシの夢の中に念力を送って別れを知らせた。その夢からさめ、屋敷にヒロシが駆け付けると、ちょうど怪物くんたちはランドに帰ろうとしてるところだった。で、涙の別れ。別れ際に、初めて帽子を脱いでヒロシに見せた怪物くん。ランドに戻った怪物くん一行。ドラキュラ、フランケン、オオカミ男は大王からそれぞれ褒美をもらった。怪物くんは、「幻の園」に行くように大王に言われ、行ってみると、そこには初めてみる母がいた。怪物ランドの王子は、人間の国を見て帰るまでは母親のそばを離れていなければならない・・という掟があったのだ。怪子は、ゆくゆくは怪物くんのお妃になることを諭される。怪物くんはランドで、ヒロシは人間界で、それぞれ同じ満月を見て、お互いのことを思うのであった。