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軒轅剣・蒼き曜   第1話濫觴之故(らんしょうのゆえ)

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軒轅剣・蒼き曜
軒轅剣・蒼き曜 (配信数13話)

機関獣と、神秘的な古代のアイテムが織りなすバトル

太白歴96年、帝国軍の襲撃によって村と両親を失った姉妹、苻 殷(ふ いん)と苻 寧(ふ ねい)。妹の寧(ねい)は襲撃によって両方の腕を切られ失っていた。
二人は今、村々を回る旅芸人で生計を立てていた。旅の途中、姉の殷(いん)は偶然、数百年間置き去りにされていた『天書(てんしょ)』を手にする。太白軍の攻撃に出くわした姉妹は、天書から現れた不思議な少女『雲(ゆん)』と、伝説の剣『軒轅剣(けんえんけん)』で太白軍を撃退する。
一方そのころ、姉妹の幼馴染みの少年蒲 釗(ぷ しょう)は太白の奴隷となっていたが、機関術の才能を見出され、帝国内での地位を得る。釗(しょう)は、太白皇帝に取り立てられ、最強の機関獣の製作に没頭する。そして成果を上げた釗は、上将軍となって戦場におもむくようになる。
反抗軍に加わった殷と寧の姉妹。軒轅剣を持つ姉の殷と、戦闘義手をつけた妹の寧、そして雲の活躍で、反抗軍を次々と勝利に導く。
しかし、争いに疑問を感じながら妹をかばって戦う殷と、自立をあせって戦いたがる寧は、気持ちがすれ違っていた。
戦いの中、殷、寧、釗の再会の時が訪れる。敵同士として相対した時、互いに死んだと思っていた3人の運命の歯車が大きく回転する。

■キャスト
苻殷(フイン):水樹奈々
苻寧(フネイ):釘宮理恵
蒲釗(ブショウ):松岡禎丞(よしつぐ)
雲(ユン):能登麻美子
龍澄(ロンチョウ):上坂すみれ
項楚(コウソ):津田健次郎
檀越之(タンエツシ):東地宏樹
欒提熾(ランテイシ):堀井茶渡
慕輿柔(ボヨジュウ):青木瑠璃子
拓跋淵(タクバツエン):八代 拓
参狼(サンロウ):山谷祥生
墨衡(ボクコウ):牛山 茂
商嶽(ショウガク):千葉翔也
百里貞(ヒャクリテイ):金月真美
蒙忌(モウキ):白井悠介


■スタッフ
監督:わたなべひろし
シリーズ構成:高山カツヒコ
キャラクターデザイン:千葉道徳
美術設定:高橋武之
美術監督:三宅昌和
色彩設計:桂木今里
撮影監督:川口正幸
編集:小池祐樹
音楽:堀田星司
音響監督:ハマノカズゾウ
音響効果 :白石唯果
録音調整 :小笠原頌
録音助手 :吉沢咲
録音スタジオ :スタジオT&T
音響制作 :Ai Addiction
音響制作担当 :稲葉順一・金子森
アニメーションプロデューサー: 浦崎宣光
アニメーション制作 :スタジオディーン

©ソフトスター・軒轅剣製作委員会

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  • 第1話濫觴之故(らんしょうのゆえ)
    第1話濫觴之故(らんしょうのゆえ)

    旅芸人の殷(イン)と寧(ネイ)は、とても仲の良い姉妹だった。姉は、両腕のない妹をいたわりながら、剣術の踊りを披露しては村々を旅していた。二人は廃村を訪れると、そこで不思議な竹簡を見付ける。竹簡が光を放つと、中から不思議な少女と一振りの剣が現れるのだった。一方、神州大地を統一する太白帝国では、釗(ショウ)という少年が奴隸として働かされていた。独学で機関術を学んでいた釗は、ある夜一人の少女と出会う

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    三年前――遊牧民の集落で暮らす姉妹、殷(イン)と寧(ネイ)。そして同じ集落の少年・釗(ショウ)。三人は、仲の良い幼馴染みだった。姉妹は釗のことを兄のように慕っていたが、それがいつか恋心に変わる。いつものように草原で遊んでいた三人は、壊れた機関獣を見付ける。釗は、その未知の機械の仕組みに魅入られるのだった。一方、太白帝国では、首席機関師である墨 衡(ボク・コウ)が、最強兵器・征天(セイテン)の設計を開始していた。

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    第3話 悲嘆之刀(ひたんのかたな)

    天書(てんしょ)と呼ばれる竹簡から現れたのは、木甲術で作られた人形・雲(ユン)であった。雲は天書から現れた剣を、伝説の剣・軒轅剣(けんえんけん)と呼ぶ。殷と寧は、雲によって新しい力を得るのであった。一方、皇帝・澄(チョウ)の一言で太白帝国の機関師になった釗(ショウ)は、機関獣の開発にたずさわる事になった。その頃、反抗軍に寝返った墨 衡(ボク・コウ)も、新兵器・黒火の鎧を作ろうとしていた。

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    第4話 天命之戯(てんめいのぎ)

    殷と寧は、旅の途中で二人の青年・淵(エン)と參狼(サンロウ)に出会う。彼らは太白帝国に反旗をひるがえす反抗軍の一員であった。彼らは、姉妹にも反抗軍に加わるよう誘う。それは天書と軒轅剣を持つ者の天命だと言う。一方、太白帝国では、昇進した釗が機関獣の設計に没頭し、苦悩していた。そんな釗をねぎらう皇帝・澄は、気晴らしに外の世界を見せようと思い、釗に機関部隊の指揮権を与えて帝国中を旅させる。しかし――

  • 第5話雄飛之勇」(ゆうひのゆう)
    第5話雄飛之勇」(ゆうひのゆう)

    殷と寧は旅の途中、太白帝国の輸送部隊と遭遇する。部隊の後を追って村を訪れると、そこは作物の豊かな農村であった。しかしその村では、太白帝国の役人が私腹を肥やし、重い年貢によって村人を苦しめていた。村人を助けて戦いたいと願う寧。そんな寧を心配する殷。そんな殷のもとに、不思議な女性が現れる。一方、その役人の屋敷に、機関獣の部隊を指揮した釗が訪れる。役人は釗を歓迎するが、不正が暴かれる事を警戒し――

  • 第6話二人之絆(ふたりのきづな)
    第6話二人之絆(ふたりのきづな)

    殷と寧の姉妹に、反抗軍の一員である越之(えつし)と柔(じゅう)が合流した。寧は反抗軍に誘われて戦いに積極的だが、殷は妹の身を心配して反対する。そんな姉の気遣いに反発してしまう寧であった。一方、釗は皇帝・澄に悩みを打ち明ける。三年前の惨劇以来、釗は眠る事ができなくなっていた。そして、一度見たものは忘れる事ができなくなっていた。夜の間、惨劇の記憶に苦しむ釗。そんな釗に、澄は宮殿の秘密通路の案内を始める。

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    殷と寧たちは、新兵器を開発している墨 衡と合流するために、反抗軍の拠点を目指して旅を始める。一方、太白帝国では機関総帥・蒙 忌(もう き)が、独断で新型機関獣の増産を開始していた。釗は、まだ試作品だと増産に反対するが、蒙機関総帥は世界征服のために配備を急ぐと言う。それを聞いた皇帝・澄も、増産を命令するのだった。機関宮を部下にまかせた釗は、前回戦った法術を使う反乱分子を探して、機関遊撃隊で出撃する。

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    釗はより大きな力を求めはじめる。何でも手に入れられる力を。そして古代葵蠶(キサン)文明の遺跡から見つかった無限の力・黒火の研究に没頭する。何も知らない皇帝・澄は、熱心な釗に関内侯(かんだいこう)への昇級を約束するのだった。一方、寧の身を案じている殷。そんな殷を気づかう淵たちは、皆と義兄弟の契りを交わそうと提案する。一つの家族となり、共に力を合わせて戦おうと。しかし義父の項 楚(こう そ)は快く思わなかった。

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    黒火の鎧の戦闘力に感銘を受けた反抗軍だったが、まだ鎧は未完成で問題があった。目覚めた殷は黒火の影響で、戦っていた時の記憶がなかったのだ。墨 衡は鎧を完成させるべく調整を始める。一方、太白帝国では蒙機関総帥が、突撃隊が全滅した責任で位を降級されていた。皇帝・澄と釗に怒りを向ける蒙機関総帥。その頃、釗は黒火の研究に没頭していた。釗が留守で寂しい寧は、女中の梨香(リコウ)に反発する。そこに謎の敵が現れる。

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    太白帝国との戦いに備えて、黒火の鎧を仕上げる墨 衡。殷も、完成した黒火の鎧を身につけて法術の練習をする。一方、太白帝国に捕らえられた寧と、反乱軍をかくまった罪で逮捕された釗は、皇帝・澄と対面する。互いの想いがすれ違い交錯する。そして、寧と釗は思いも寄らない処分を受ける。その頃、釗の失脚を望む蒙機関総帥は、皇帝の座を狙う?(パン)夫人と接触していた。そして反乱軍の拠点に向けて討伐隊を差し向ける。

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    黒火の鎧の戦闘力に沸く反抗軍は、太白帝国に打って出ようと計画を立てる。殷は、寧を救い出そうと決意する。一方、太白帝国では機関要塞・征天(セイテン)の建造が進められていた。寧の身柄を心配する釗は、皇帝・澄に許してもらうために征天の完成を急ぎ、奴隷たちと共に自ら重労働に参加する。しかし、寧は心を失ってしまっていた。澄も心に傷を負い、部屋で一人塞ぎ込んでいた。蒙機関総帥と?夫人は、その好機を狙い――

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    征天の主砲・黒火砲の試射を行う太白帝国。蒙機関総帥は、その成果に満足する。皇帝・澄も、釗の功績を称えて褒美を与える。しかし澄は、皇帝の職務とは言え、愛する釗を幼馴染みたちと戦わせる事に心を傷めていた。一人悩んでいた澄だが、?夫人の娘・涓(ケン)と遭遇する。一方で、黒火砲の試射を聞いて、征天の存在に気付く墨 衡。反抗軍は、征天に対抗する策を検討する。殷は、寧と釗に再会するため、戦場へ赴く決意をする。

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