田舎町にある警察署の刑事課に入る事件の報せ。抜群の推理力を持つ優秀な刑事、黒川鈴木は部下の白石、赤木と共に事件現場へと急行する。事件が起きたのは高級ワサビ畑で、殺されたのは農園主の園山茂夫。茂夫が育てていたワサビは最高級の品種。それが全て盗まれていたため、白石は隣町の窃盗団の仕業だと推理するが…。
深夜の林の中で発砲事件が発生。事件現場を調べた黒川(板尾創路)は、犯人の逃走ルートを推理し、近くの湖へ。白石(田辺誠一)らを連れ、湖畔にあるレストランで聞き込みを開始し、釣りに訪れた暴力団員とボートの管理人・正木(阿部力)に疑いの目を向ける。
黒川鈴木(板尾創路)は、井波(遠藤章造)からのストーカー被害に悩む島洋子(佐藤めぐみ)の事件を捜査。 洋子の誕生日に何かが起こるとにらんだ黒川は、家の前で張り込む。予想通り井波はケーキを持って洋子の部屋に現れる。 住居不法侵入で井波を緊急逮捕しようとするが、井波は逃げて自殺してしまう。
早朝、静江(鶴田真由)からお使いを頼まれた黒川鈴木(板尾創路)は、近所のコンビニを訪れる。店内をのぞくと、覆面の男が銃を手に店員を恐喝していた。店内に飛び込んだ黒川は、もみ合いになり犯人を羽交い締めにするが、後ろから別の覆面男に殴打されて失神。人質になってしまう。
温泉旅館「月見草」で男性の絞殺死体が発見される。黒川鈴木(板尾創路)は死体が裸だったことから、風呂上りに殺されたと推測。第一発見者の女将、長崎ちひろ(笛木優子)は、発見する前にサングラスをかけた髪の長い女性を見たと証言。しかも、その特徴は世間を騒がせている連続絞首殺人犯と一致しており…。
亡き妻から相続した2億円のルビーが盗まれたと丸田真司(木村祐一)が黒川鈴木(板尾創路)らを呼びつけ、ルビーを探し出せと命じる。一方で警察を信用しない丸田は、ルビー探しに懸賞金をかけ、ルビー探しを公開する。翌日、器物破損事件が次々に発生し…。
大量の血を流した医師の遺体発見の報せを受けた黒川鈴木(板尾創路)ら。だが、現場に到着すると遺体がなかった。連絡を受け到着するまではわずか10分間。聞き込みをはじめた白石(田辺誠一)の元に、犯行時刻に有名な陶芸家を見たとの情報が…。
仲むつまじくバーベキューを楽しむ佐伯(品川祐)、倉持(大口兼悟)、渡部(瀬川亮)ら5人の男女。そんな中、突然倉持が苦しみ出し、死んでしまう。4人に事情を聴く黒川(板尾創路)は、渡部のケガに気付く。渡部は誰かに崖から突き落とされたと証言するが…。
団地で飛び降り自殺と思われる男性の死体が発見されるが毒殺後、自殺に見せかたことが判明。男性は有名なクレーマーで、多くの住民から恨まれていた。黒川(板尾創路)はクレームをつけられた家に聞き込みに回り、ある子供に疑問を抱く。
黒川(板尾創路)と妻の静江(鶴田真由)は、お寺の住職の結婚式に招かれ、白石(田辺誠一)と出席する。だが式が始まり誓いのキスをした途端、新郎の住職が急死してしまう。死因はピーナッツバター・アレルギーのショック死と判明するが…。
鮮魚店の女性主人が何者かに殺された。胸を撃ち抜かれていたが、銃弾は見つからない。一緒にいた息子は、銃声がしなかったと証言。黒川は(板尾創路)は、現場にあったイカが血まみれになっていることを不審に思い、鑑識に回す。一方、向かいの一軒家の2階の窓から視線を感じた黒川は、白川(田辺誠一)らとたずねると…。
本庁からエリート刑事の冬沢(佐野史郎)が赴任してくる。冬沢と同期だった黒川(板尾創路)は赴任の理由がわからず戸惑う。そこに、自宅のバスタブで手足を縛られ刺殺された男性が発見されたと一報が。妻、亜紀(野村真美)は、玄関の鍵が壊され、財布や貴金属が無くなっていると証言する。
資産家の妻、るみ(荻野目慶子)が夫と子供が誘拐されたと連絡してきた。黒川(板尾創路)らが事情を聴いていると、突然夫の良隆(西岡徳馬)だけが帰って来る。犯人から解放された良隆は、現金を持って指定された場所に急ぐ。