正義と悪の共同生活!?
どこにでもいる小学校の同級生4人組。彼らは小学校卒業後に色々あり…ヒーロー、ダークヒーロー、怪人、怪獣となり、ある日、遂に敵同士として相対することとなる。壮絶な戦いの果てにそれぞれの正体を知った彼らは、本来は殺し合わなければならない関係であるにも関わらず、友情を選び、各組織の目をかいくぐり、ひとつ屋根の下でこっそりと共同生活を始める。予期せぬゲスト(幽霊、ヒロイン、UMA等)が訪れたりもする面白おかしいドタバタな暮らしの中で、彼らは話し合い、時に喧嘩をし、ガス抜きをしながら、避けられぬ戦いへと赴いていく。
■キャスト
オルタナ5:福士誠治
バールベア:滝口幸広
ブラックウッド:真山明大
ギャラクスス:村上 航
■スタッフ
監督:飯塚貴士
企画:山川典夫/岩﨑拓矢
スーパーバイザー:川崎由紀夫
脚本:熊本浩武
キャラクターデザイン:飯塚貴士
ロゴデザイン・メインビジュアル:モギコーキ
人形制作:寒河江弘/J-FACTORY(田中 淳、赤川典子、岡田しらん、坂倉圭一 、松永進二、野村一雅 、藤田幸雄)/atto.(田中淳美)
美術協力:マーブリング・ファインアーツ/リーメント/J-FACTORY/atto.
プロデューサー:村松紗也子/船田 晃
アソシエイトプロデューサー:松野明日香
照明・撮影:飯塚貴士
制作プロデューサー:山浦正裕
CGディレクター:杉本健一
CGデザイナー:澤出匡利
制作進行・オフライン:磯部知志
制作アシスタント:成田博之/釜井里佳
制作協力:DRAWIZ
音響効果:ムービック・プロモートサービス
劇伴制作:田中潤也
音楽協力:テレビ東京ミュージック/佐々木洋/日下裕香子
MA:TYOテクニカルランチ/村田雄司 /長谷川慎也/石ヶ谷宜昭
キャスティング:アウルム
番組宣伝:鈴木園子
製作:テレビ東京/ILCA
正義のヒーロー・オルタナ5、孤高のダークヒーロー・ブラックウッド、悪の怪人・バールベア、銀河怪獣・ギャラクスス。
偶然にもその場に居合わせた、それぞれ立場も所属する組織も違う4人は、バールベアの落とした見覚えのあるキーホルダーを目にしたことで…。
シェアハウスでの共同生活を始めた4人。
家事の割り振りなど、生活していく上での最低限のルールについて平和に話し合っていた4人だったが、家賃について話が及んだ時、現実的なそれぞれの収入格差が明らかになり…。
街に怪人が現れ、オルタナ5はすぐにでも出動しなければならなかった。
しかし、どうしても必要な“あれ”が見つからない。
4人は協力して何処かにあるはずの“あれ”を探すことになるのだが、なかなか見つからないことに苛立ちを隠しきれないオルタナ5は、ついに仲間を疑い始め…。
作戦の結果報告のため、悪の組織DW団本部に訪れた怪人バールベア。
報告を終え、仲間たちの待つシェアハウスに帰ろうとしたその時、背後から怪人へと改造される前の本名を呼ぶ声が。
そこには小学生の頃、4人から金をたかっていた高田センパイの姿があり…。
ブラックウッドを訪ね、シェアハウスにやってきた男…それは実の兄であった。
「いつまでそんなバカなことをしているんだ」と説教する兄に対し、ダークヒーローとしての信念を語るブラックウッドであったが、そこには周囲の想像通りこだわりなどなく…。
一人、家で留守番していたギャラクススの元へ“アポロ国際機密第二宇宙研究所”という謎の組織から研究者が訪問してくる。
ギャラクススが仲間達とシェアハウスで共同生活していることまで調べあげていた研究者。この地球のため、自分たちの研究に協力するよう依頼してくるが…。
オルタナ5の口から明かされた、正義の組織GACの司令官は小学校時代、自分達に算数を教えていた元木先生だという事実。
動揺を隠しきれない4人だったが、ちょうどそこへ泥酔状態の元木司令官がやってきて…。
ダークヒーローとしての活動意欲を失いつつあったブラックウッド。
自分に足りないものは何か?
自問自答するうちにたどりついた答えは“癒し”であった。
ふとしたことから相棒という名の癒しを手に入れたことで、問題は解消されたかのように見えたブラックウッドだったが…。
過度な栄養を摂取した事で再び巨大化し始めたギャラクスス。
大切なシェアハウスさえも破壊しかねない、ただの怪獣に成り果てたギャラクススに仲間達の声は届かない。
そこへ雷鳴とともに現れたのは、4人が再会した時に出現したあの謎の巨人だった…。
ギャラクススが巨大化するたびに現れる“謎の巨人”について議論するバールベアとブラックウッド。
その時、偶然つけたテレビに街を元気に駆け回る巨大な柴犬と対峙する謎の巨人の姿が。しかもバールベアは謎の巨人と、ある人物の共通点に気づき…。
巨大化の影響で眠り続けていたギャラクスス。
目が覚めた時、頭に浮かんだのは宇宙飛行士に憧れ、独学で宇宙へと旅立ったあの日の記憶。銀河怪獣ギャラクスス誕生のきっかけがついに明らかに…
各々の経済的な事情が重なり、今月分の家賃が払えない状況に陥った4人。
それはバールベアも例外ではなく、近頃怪人としての任務が減っているため収入が激減しているらしい。
それを聞いたオルタナ5の「お前、怪人に向いていないんじゃないか」という一言がバールベアを精神的に追い詰め…。
オルタナ5は絶体絶命のバールベアを救い、その姿は世界中に配信されてしまった。世間はヒーローと悪の組織の癒着を疑い、疑惑を晴らすためオルタナ5とバールベアは世界中が見守る中、命を賭けて戦わなければならなくなる…。
自らの命を犠牲にシェアハウスを守ったバールベア。かけがえのない親友を失った仲間たちは生きる目的も…そして共に暮らす意味さえも見失っていた。そんな彼らにあまりにも過酷すぎる現実が突きつけられる!
バールベアがいなくなったことで、折半していた家賃の一人当たりの負担が増額。収入と家賃が見合わなくなり、このままではバールベアだけでなくシェアハウスさえも失ってしまうと危機感を募らせた3人。ついに新たな同居人を招くことを決断するのだが…。
新たなCEOを迎え、新生DW団が送り出す史上最強の怪人…その名もバールベア改。聞いたことのある名前と見覚えのあるビジュアルにかつての仲間を重ねる3人。だがなぜこのシェアハウスに帰ってこないのか?その疑問を明らかにするため、バールベア改の元へ向かう3人だったが…。
バールベア改は仲間達やシェアハウスの記憶も失っていた。3人は自分達の知るかつてのバールベアの記憶を取り戻すため、DW団に忍び込みSIMカード奪還作戦を決行する。厳重な警備をくぐり抜け、敵組織に潜入するオルタナ5だったが…
バールベア改は仲間達やシェアハウスの記憶も失っていた。3人は自分達の知るかつてバールベアも記憶を取り戻し、元の生活を取り戻したかに見えた4人。ところがバールベアのSIMカード奪還作戦の際、高田センパイを気絶させたまま物陰に置きっ放しにしていたことを思い出した一同。復讐を恐れる4人の元に高田センパイが現れるのだが…。
オルタナ5が仲間達にも秘密にしているもう一つの顔…謎の巨人“クラウドゴッデス”。2種類のヒーローを掛け持ちしている彼はゴッデスコーポレーションの博士から“オルタナ5”と“クラウドゴッデス”を天秤に掛けられ…。
近頃バールベアに付きまとっているという、ある女。それは4人が再会した日にバールベアが人質にとっていた恋愛子だった。あの日、ブラックウッドに助けられ一目惚れしてしまった彼女は、憧れの王子様にもう一度助けてもらうために、ことあるごとにバールベアの人質になろうとするのだという。思わぬ形で恋愛子の気持ちを知ってしまったブラックウッドは…。
ある日シェアハウスを訪ねてきた小さな一匹の怪獣。その姿はどこからどう見てもギャラクススと瓜二つであった。一切心当たりのないギャラクススだったが、その陰にかつてシェアハウスを訪ねてきたある組織の存在が浮かび上がり…。
再びブラックウッドに助けてもらう日を夢見て、バールベアの人質になるためストーカー行為を続けていた恋愛子。彼女はいつの間にかブラックウッドとイチャイチャする仲となり、シェアハウスに訪れるまでになっていた。4人の関係に不協和音をもたらす“女子”という存在に苛立つオルタナ5は、ついにブラックウッドと一触即発の状況に陥り…。
DW団に新卒怪人がやってくる季節。バールベアが新CEOに紹介された新たな怪人とは実の妹と弟であった。怪人の世界はそんなに甘いものではないと、妹弟の入団を認めないバールベアは何とか説得を試みるも、お互いの溝は深まるばかりで…。
ギャラクススの霊感は日に日に強くなっていた。あまりにも毎日大勢の霊たちがシェアハウスに押しかけることを疑問に思ったギャラクススは、この部屋が霊の通り道なのではないかと怪しむのだが…。
「世界を破滅させるレベルのヤバさ」霊の予言通り、姿を現したのはゴッデサミンVにより巨大化した高田センパイだった。自分達に直接火の粉がふりかかるまで知らぬ存ぜぬで突き通そうと心に決める4人だったが、意外と早く白羽の矢は彼らのシェアハウスに突き刺さり…。
巨大化した高田センパイによりシェアハウスが破壊されようとした時、オルタナ5は仲間達の前でクラウドゴッデスへと変身し立ち向かう。ゴッデス同士が戦えばただでは済まない。刺し違えることすら覚悟したオルタナ5の決意は高田ゴッデスを止めることができるのか!?
七夕の短冊に書く願い事を考えていた4人の元へ現れたのは見たことのない生物。まるで人間の手のような馬のような奇妙なビジュアルを持つその生物を“手馬”と名付けるのだった。