卍山会の芥川善二は、大平会との勝負の代打ちとして、かつて【氷の女】と呼ばれた水無月冬子に白羽の矢を立てる。夫・和馬が死んでから牌を持つこともなかったが、対戦相手が夫の死の真相を知る人物だと聞き、7年ぶりに牌を打つ決意をする冬子。そして、再び麻雀に魅せられた冬子の前に、闇の代打ち組織【蛇の牌】の刺客《牧村・京墓・幽谷》が立ちはだかる!はたして、冬子は亡き夫の復讐ができるのか?
夫の敵であった、闇の代打ち組織【蛇の牌】の刺客《京墓・幽谷》に勝った【氷の女】水無月冬子は、二人の他に《牧村》という男の存在を知る。夫を殺した犯人が牧村だと確信した冬子は麻雀での復讐を誓うが、【蛇の牌】には牧村をも操る《黒幕》の存在があった…そして代打ち勝負と同時進行する卍山会の2大勢力《常盤組VS金子組》の抗争は激化の一途をたどり、冬子の義弟・和也やその兄貴分・司にも危険が迫っていた!
夫を殺した闇の代打ち組織【蛇の牌】の刺客《牧村》に勝った【氷の女】水無月冬子。一方、卍山会の2大勢力《常盤組VS金子組》の抗争に乗じて卍山会の乗っ取りを企む金子組の若頭・鬼頭と【蛇の牌】の《頭》は、ヒットマンを雇い常盤組長の命を狙う。その流れ弾が冬子の腹部に命中するが、冬子は怪我を隠してまでも勝負に臨む・・・そして遂に、【蛇の牌】の《頭》との直接対決が冬子を待っていた!