ある日、仁寺洞(インサドン)の骨董街を牛耳るギャラリーのオーナー ペ・テジン(オム・ジョンファ)は、朝鮮王朝期を代表する水墨画家 安堅の幻の名画「碧眼図(ビョガンド)」を手に入れる。修復に成功すれば、時価数千億にもなるというこの水墨画の発見は韓国内のみならず、世界的な注目を集める。この国家的な規模となる修復プロジェクトのために雇われたのが、神の手を持つと呼ばれながらもある事件により表舞台から消え去っていた天才修復士 イ・ガンジュン(キム・レウォン)。プロジェクトはイ・ガンジュンの登場により、更なる注目を浴びていく。しかし、その裏では、ペ・テジン、イ・ガンジュン、仁寺洞のギャラリーのオーナーたちなど様々な人物による、様々な思惑が蠢いていた・・・・。