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西部警察 PART-III  第54話 眼には眼を

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西部警察 PART-III
西部警察 PART-III (配信数70話)

警視庁西部警察署捜査課の大門部長刑事(渡哲也)を中心とした“大門軍団"の刑事たちと、それを見守る木暮課長(石原裕次郎)が凶悪犯罪に立ち向かう姿を描くポリスアクション作品。テレビドラマの枠を超えた派手なアクションシーンやカースタントなどは視聴者をクギ付けにした。

警視庁西部警察署捜査課の“大門軍団"が凶悪犯罪に立ち向かう!今ここに蘇るテレビドラマの金字塔!

シリーズ制作数…236話
平均視聴率…14.5%(関東地区)
出演俳優…12,000人
ロケ地…4,500箇所
封鎖した道路…40,500箇所
飛ばしたヘリコプター…600機
壊した車両の台数 約4,680台(1話平均・20台)
壊した家屋や建物…320軒
使用された火薬の量…4.8t
使用されたガソリンの量…12,000リットル
死亡した人…0人
負傷者…6人
始末書の枚数…45枚

■キャスト
渡哲也
三浦友和
柴俊夫
舘ひろし
峰竜太
御木裕
石原良純
小林昭二
高城淳一
登亜樹子
吉行和子
石原裕次郎
ゲスト: 根上淳
内田勝正
上原敏郎


■スタッフ
脚本:日暮裕一・宮田雪
監督:小澤啓一

製作著作:株式会社石原プロモーション

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次の話

話数一覧

あらすじを見る
  • 第1話 強行着陸!!
    第1話 強行着陸!!

    城西デパートの岡崎社長(根上)の娘・かおり(西)が誘拐され、張り込みを行う大門軍団だったが、かおりを乗せた犯人の車が追跡中に突然タイヤをパンクさせ、コントロールを失って崖から転落した! 結果、爆発炎上して二人の犯人とかおりが命を落とした。沖田は犯人の車が崖から落ちる際に大口径ライフルの銃声を耳にしていたが、現場から銃弾が出てこない。炸裂弾が使われている可能性もあり、弾丸は残らないという懸念が生まれる。狙撃手の正体と目的は……? 新聞が大門軍団の不祥事と書き立てる中、黒幕を追う捜査の中でプロの殺し屋・五十嵐(内田)という男が浮かび上がり別件逮捕したところ……。

  • 第2話 護送
    第2話 護送

    銀行強盗犯の三沢(森)を逮捕した沖田と鳩村。盗まれた金は全部戻ってきた。残るは共犯者の横井(遠山)と野山ユミ(野平)の逮捕だ。ユミの逮捕に成功する沖田と鳩村だったが、謎の男たちが襲いかかってきて、3人の逃避行が始まる。一方、帰りの遅い沖田たちを心配しつつ事件を洗い直していると、三沢たちが銀行を襲った際に、商事会社の社長・小坂(原田)の貸金庫から何かを持ち出したらしいことが判る。その小坂は、本庁が宝石密輸の疑いで内偵していた男であったため、貸金庫室に入ったユミが密輸された宝石を持ち逃げしたのではないかと大門は推測する。

  • 第3話 暴走!幻のシルクロード
    第3話 暴走!幻のシルクロード

    スクラップ工場の廃車から、3人の男の死体と高純度のヘロインが発見された。殺された三人は、レーサー堀田のメカニックを務めていたことがわかる。堀田によれば、三人は車を盗んで売り飛ばしていたらしい。やがて、高純度のヘロインを売りたがっている男がいるという情報が入る。その男とは、なんと堀田だった。

  • 第4話 兄妹
    第4話 兄妹

    刑事部屋では、沖田と明子が最近いい感じだともっぱらのうわさ。と、鳩村の情報屋から30丁の拳銃とその弾薬の密売ネタがもたらされ、逮捕に向かうが、まんまと犯人に逃げられてしまった。捜査の結果、犯人の末松(片桐)と山田(庄司)は運び屋で、黒幕が背後にいることが判る。末松を捕まえ、山田はブラジルへ高飛びしたことを突き止めるが、その黒幕であり末松の義兄の泉(田中)は、拳銃の在りかを知る末松を釈放させるために明子を誘拐した。泉はその模様を撮影したビデオテープを大門に送り付け、末松釈放の要求をしてくる。その事実を大門はひとりで抱え込むが……。

  • 第5話 生命果つるとも
    第5話 生命果つるとも

    人質を取っていきり立つ犯人に、命の大切さを真摯に説き、逮捕することに成功する沖田。その姿に南も大絶賛。しかし、沖田が西部署に来て1年、大門と木暮は沖田に迫り来る病魔を思い、やり切れない想いでいた。バースデイ・プレゼントを渡しパーティーをしようという明子に応えることもできず、ひとり最後の誕生日かとつぶやく沖田に無言電話がかかってくる。翌朝、沖田の情報屋だった男が死体となって発見された。そして、その死体には爆弾が仕掛けられおり、沖田の誘導も虚しく警官が二名死亡した。犯人を追い詰めるべく捜査を続ける沖田の体に、徐々に異変が現れ始める……。

  • 第6話 沖田刑事・絶唱!
    第6話 沖田刑事・絶唱!

    沖田の体は刻一刻と病魔に侵されていった。自覚症状が強くなっていく中、銀行強盗事件が起き、逮捕には成功するものの沖田の病状は大門、そして木暮も知るところとなる。あと数日の命だと悟った二人は、沖田の命ある内にこの事件解決をさせたいと願う。事件に使われたAK-47突撃銃=カラシニコフは、犯人たちがトラックから盗んだものだと判り、その残りの銃を積んだトラックを追う捜査が始まった。鳩村の情報屋から銀竜興業が銃の取引を行おうとしていることが判明し、現場を押さえようとするが、突然沖田が動けなくなり犯人の逃走を許してしまう。果たして沖田の命が尽きるまでに事件は解決できるのか!?

  • 第7話 “大将”がやってきた!
    第7話 “大将”がやってきた!

    宝石の密輸組織をあぶり出すために、鳩村が組織のバーにバーテンダーとして潜入し、捜査を開始。組織に取引を持ってきた山田と名乗る小売り店のバイヤーの写真を見た大門は、10年前に因縁のあった山県という元ボクサーではないかと気付き、調査を命じた。すると山県は、木暮が大門軍団に配属させた新任刑事であることが判る。山県は大門への手みやげに、組織のボスを捕えようと画策し、接触していたのだ。お互いの事情を知った鳩村と山県は、東邦美術館の"マリアの宝冠"を盗み出すべく組織と行動を共にし、機転を利かせた二人によってその目的が大門に伝わった。果たして作戦は成功するのか……?

  • 第8話 1983,西部署配属 -五代純-
    第8話 1983,西部署配属 -五代純-

    破天荒な山県に続き、またひとり新人が配属されるという。その新人刑事・五代は、出動した鳩村たちを尻目に、自前のパトカー"SUNDAY"を駆り郵便局強盗犯の米倉(草薙)を逮捕した。取り調べていると、現金輸送車が襲われるというネタと引き替えに、米倉は減刑を求めるが五代は突っぱねた。そして、その言葉通り事件が起きる。南は一本気な五代を諭し、米倉から襲撃犯が根来(吉沢)という男だと聞き出し、大門は五代の単独捜査とSUNDAYの使用を禁止した。しかし、ネタを売りにきた情報屋から得た情報を頼りに単独捜査に出た五代は、人質の子供を盾にされ、自分も捕らえられてしまい……。

  • 第9話 白銀に消えた超合金X!-福島・前篇-
    第9話 白銀に消えた超合金X!-福島・前篇-

    東都工業大学の研究室から重要な金属物質が盗まれたと匿名の電話が入る。しかし、大学側は知らぬ存ぜぬで要領を得ない。どうやら本庁が陰で動き、箝口令を敷いたらしい。警察学校同期の結婚披露宴のため会津にいた山県は、物理学者の大谷(下條)が何者かに拉致される現場に遭遇する。一方、東京では運河から東都工大の中山助教授の射殺体が引き上げられた。中山の自宅からは500万円の大金と謎の地図が発見されるが、遺体を本庁が持ち去ってしまう。木暮と大門は、毎朝新聞科学部の高木(外山)から、盗まれた夢の金属物質"メルカロイX"についてのレクチャーを受ける。開発者は誘拐された大谷だった。

  • 第10話 雪の会津山岳決戦!-福島・後篇-
    第10話 雪の会津山岳決戦!-福島・後篇-

    死の商人・ジェームス商会にメルカロイXと大谷を渡そうとしている組織と大門軍団の戦いは続く。白川でメルカロイXを積んだトラックを追跡し、組織の戦闘部隊と再び戦闘になるが、それは組織の陽動作戦だった。そして、ジェームス商会のものと思われる謎の潜水艦が行動を開始し、検問では南と五代が組織の一団を観光バス内で発見。五代が乗り込んでメルカロイXの捜索にあたる。そしてバスに積まれていることが判るが、容器のひとつが破損して爆発。逃げ遅れた五代は負傷する。大門たちは五代が運び込まれた病院で合流し、敵のアジトは日中ダムだと目星を付けるが、そこは組織の手で既に要塞化されていた!

  • 第11話 狙撃
    第11話 狙撃

    金融会社社長の中村が狙撃されて死亡した。犯人として太田という男が浮かぶが、逃げられてしまう。死んだ中村は、元総会屋・西岡とグルになって、資金繰りに苦しむ会社を食いものにしていた。太田もその犠牲者だった。太田は、西岡の一人娘を誘拐するが、当の西岡は、娘を犠牲にしても自分は助かろうとする。

  • 第12話 二人だけの戦争
    第12話 二人だけの戦争

    二人を殺し、1億円の保険金をだましとった神崎が、二人の共犯者がいたことを自供。しかし、その共犯者は何者かによって殺害されてしまう。実は、捜査の情報が、五代刑事から准看護婦の夏川いずみへもれていたのだ。このいずみ、腹違いの兄とともに、神崎に殺された父の復讐をしようとしていた……。

  • 第13話 追跡!1825日
    第13話 追跡!1825日

    銀行強盗犯に奪われた南刑事の拳銃が、ダイナマイト強奪事件に使われる。警察の拳銃が使われたことはマスコミに秘密にされたが、犯人が新聞社にこのことをしゃべってしまった。そして南は、拳銃を返すという犯人・高坂に呼び出され、捕まってしまう。高坂は、ダイナマイトを使って、銀行から金を奪う計画だった。

  • 第14話 マシンZ・白昼の対決
    第14話 マシンZ・白昼の対決

    西海銀行の現金輸送車が襲われた。この前にも二件同じ手口で襲われており、犯人はマシンガンを使用し、 フェアレディZに乗って犯行に及んでいた。軍団は手分けして現金輸送車に張り付くが、山県と五代が警護するルートにマシンガンを装備した本物そっくりのニセ"スーパーZ"が現れた! 二人はその後を追うが、圧倒的なマシンの性能とドライビング・テクニックにより逃げられてしまう。 スーパーZの設計図は本庁のコンピューターでしか閲覧できない。どうやって犯人はその設計図を手に入れたのだろうか? 西部署の懸命な捜査の末、かつて大門が逮捕した深町(長塚)という男が主犯であることが判り……。

  • 第15話 若き獅子
    第15話 若き獅子

    五代のボクシングデビュー戦はKO勝利を収めた。この試合は、元ボクサーから送られてきた告発テープを元に、ヤクザ系の総会屋・高見沢(川合)の一味に五代を潜入させるための餌だった。彼らは若いボクサーを仲間に引き入れては、高見沢が亡き者にしたい人物を殺させ利益を上げていた。大門の計画通りさっそく高見沢が五代に接触してきた。告発テープの指示通り、酒と女と博打に明け暮れる毎日を演じる五代に、高見沢がついに仕事を依頼してきた。しかし、これまでのものよりも明らかにスケールの小さな案件だった。しかも、ターゲットが判らぬまま、高見沢たちが姿を消してしまう。

  • 第16話 大門軍団フォーメーション
    第16話 大門軍団フォーメーション

    平和な日常が続く中、大門軍団では新しく配属されるニューマシンを交えたフォーメーション案作りに花が咲く。木暮の発案で最新科学の粋を集めた"スカイラインRSターボ"2台が新たに大門軍団に配備され、マシンRSは3台になった。そんな折、3台のオートバイに乗った男たちが、派出所やパトカーに火を放ち警官を殺害。そして、あるクレーン作業員が殺害されたことで、山県は過去の事件で追跡中に事故死した自動車窃盗犯の兄・小川(市川)のことを思い出す。小川は仲間内から"皇帝"と呼ばれるニュー・ジプシーで、仲間を呼び集めるとさらに暴れ始めた。果たして真のターゲットは山県なのか?

  • 第17話 吠えろ!! 桜島-鹿児島篇-
    第17話 吠えろ!! 桜島-鹿児島篇-

    沖縄の米軍が輸送中の細菌兵器を盗まれた。主犯はロバート・カーソン(ランカスター)という男だった。そんな折、大島紬のデザイナー・松村隆(山本)が刺殺される事件が起き、被害者が現像に出していた写真の中から、カーソンの写った写真が1枚発見される。大門は一味との決戦も視野に入れつつ、まずは同じ日の写真に写っていた女性を割り出すために山県を博多へ向かわせ、残りはフェリーで九州に乗り込ませた。山県は女性が被害者の婚約者で、大島紬の織工・岸田里子(好井)であることを掴むが、組織は1000万ドルで細菌兵器を買い取れと、日本政府に脅迫電話をかけてきた。そして大門軍団も鹿児島へ飛ぶ!

  • 第18話 パニック・博多どんたく -福岡篇-
    第18話 パニック・博多どんたく -福岡篇-

    津川医師(北村)の息子・信彦が誘拐され、大門軍団が捜査を開始する。津川の運転手・荒木(剛)が信彦を連れているものと思われ、荒木の婚約者・清水香(佐藤)がいるという福岡に鳩村と五代を向かわせる。荒木とは別の男の声で身代金1億円の要求があり、居合わせた大門に福岡まで金を持って来るよう指示してきた。一行は福岡で鳩村たちと合流、誘拐犯のアジトを特定して踏み込むが、今一歩のところで逃げられてしまう。誘拐を仕切っているのは村田勇次(藤木)という男と判り、荒木は仕組まれた交通事故で彼の言いなりにさせられている疑いが浮上。身代金の受け渡しは博多どんたくで賑わう繁華街となった!!

  • 第19話 決戦!燃えよ玄界灘 -福岡篇-
    第19話 決戦!燃えよ玄界灘 -福岡篇-

    九州での事件を解決し、新聞でも賞賛され意気揚々の大門軍団。そんなとき、男たちに襲われたと助けを求めてきた川村今日子(松本)を救おうとした五代が共に拉致された。五代は今日子を人質に、密輸船の積み荷だった武器や宝石を倉庫から強奪する片棒を担がされる。ところが今日子は組織の協力者だった。本庁から木暮に事件解決の特命が下 造(黒部)と判明。岩城は警察に通報した漁師に報復を果たし、宝石をさばき始めた。さらに銃器を買った者が強盗事件を起こし、岩城が取引を焦っている様子がうかがえた。囚われた五代の安否は!?

  • 第20話 40億の罠
    第20話 40億の罠

    日本国際銀行に「10億円をデパートの屋上からまけ。さもないと幹部を殺す」との脅迫状が届く。それを無視すると、幹部二人が次々と射殺され、要求はさらに厳しいものになる。やがて狙撃犯・望月が割れるが、何者かに殺されてしまう。望月は、国際銀行の地下に保管される100億円のダイヤのことを言い残して死ぬ。

  • 第21話 PM3・消えた1億円
    第21話 PM3・消えた1億円

    建設会社社長の娘が誘拐され、犯人は1億円を要求してきた。犯人は、バーテンの江上を現金の運び屋に指定。大門は江上に1億円を持たせ、指定の喫茶店へ行かせる。大門軍団は江上をマークするが、途中でトランクがすり替えられ、1億円は奪われる。大門は、トランクすり替えのトリックを崩そうとする。

  • 第22話 最上川舟唄
    第22話 最上川舟唄

    モトクロスの大会に向けて練習する白バイ警官の池内(山西)と、その練習に付き合う鳩村。突然その二人をライフルで乱射して襲う男たちが現れた。二人は難を逃れるが、池内は襲われる心当たりはないという。だが、護衛に付いていた平尾たちをまいて、池内は姿を消す。池内のアパートに来ていた妹の厚子(伊佐山)に状況を訊くが要領を得ない。池内は麻薬組織と繋がっており、命を狙ってきた組織のボスである広田(山下)に取引の要求を突きつける一方で、鳩村に連絡を取り、広田を逮捕させようとする。だが鳩村が現場に駆けつけたときには、既に池内は撃たれて虫の息だった……。

  • 第23話 走る炎!!酒田大追跡 -山形篇-
    第23話 走る炎!!酒田大追跡 -山形篇-

    亜細亜重工の技師が水銀弾によって射殺された。この弾が日本で使われたのは、7年前に山形県酒田市で現金輸送車が襲われた事件で、犯人の前川良治(千波)は元防衛隊の特殊部隊員であり国外逃亡をしたとみられていた。被害者は3日前に最新鋭ミサイル「MX-83」1基と共に消えた5人の技師のひとりだった。その際、推進剤も奪っているため、国内での使用が目的と見られ、Xデーは近いと踏んだ大門たちだったが、最上川にまたひとり、水銀弾による死体が上がった。前川の背後にヘンリー野口(田中)という黒幕がいるとの情報がもたらされ、大門軍団は全員酒田市へと急行する。

  • 第24話 誘拐!山形・蔵王ルート -山形篇-
    第24話 誘拐!山形・蔵王ルート -山形篇-

    銃の密売人の取り調べで、矢島通(中田)という男が、政治家暗殺のテロを企てていることを知る大門たち。誰を狙っているのか見当もつかないが、保守党の小倉幹事長(外野村)が拉致された。木暮の指令で再び山形県に飛ぶ大門軍団。一方、東京に残って捜査を進める南が、犯人の目的は営利誘拐であるとの情報を得てくる。身代金は20億円。幹事長は人工透析が必要な身で、タイムリミットは明日の12時。大門も山形県に向かい、犯人の要求に従いつつ、平尾を幹事長の安否確認へ向かわせた。大門は身代金の受け渡しにタイムリミットを利用してくる矢島の背後に、幹事長のプライベートを知る黒幕の陰を感じ……。

  • 第25話 長いお別れ
    第25話 長いお別れ

    香港マフィアをバックにもつ岡本源三(睦)が覚醒剤を針尾商事や銀竜興業に流さないため、中毒者たちがパニックになっているという。岡本の情婦である小池礼子(中島)に身分を偽った木暮が接触する中、シビレを切らした針尾商事が、岡本の片腕である佐久間(岡崎)に脅しをかけた。佐久間はこれを返り討ちにするが、尾行していた鳩村と山県により、任意同行で引っ張られた。だが、クスリの切れた中毒者たちがあちこちで暴れ始めたため、大門は銀竜興業の社長(長谷川)を逮捕し、針尾商事との取引へ岡本を誘導する作戦を立てる。一方、木暮も礼子から、儲け話があるから組まないかと持ちかけられていた。

  • 第26話 ぼくらは少年探偵団
    第26話 ぼくらは少年探偵団

    飛び降り自殺をしようとする女性(岡本)を助けた鳩村。その姿を目撃した学校新聞委員の小学生3人が取材に訪れた。事件が起きて颯爽と出動していく鳩村の姿に、子供たちは大興奮。帰り際に少年たちは指名手配犯の矢野昭二(二瓶)を見かけ、鳩村に尾行中だと電話をしてくる。相手にしない鳩村だったが、矢野が凶悪犯であることを知り軍団総出で少年たちの後を追った。しかし、尾行がバレた子供たちは、目印にひとり残したリーダーの弟を除いて矢野に捕まってしまう。その後、矢野から西部署に身代金要求の電話がかかってきた。しかし、逃亡中の男が行う犯行にしては行き当たりばったりな行動に大門は疑問を持つ。

  • 第27話 銃撃
    第27話 銃撃

    総会屋や悪徳サラ金、暴力団の事務所を襲い、殺人と現金強奪をする事件が、たて続けに発生。折しも、女子大生が、あやしい男たちに襲われているところを鳩村が助ける。その際、賊が発射した拳銃弾が、一連の事件のものと同一であることが判明。やがて、捜査線上に浮かんだ男は、元東部署の捜査一係刑事だった。

  • 第28話 大将と二等兵
    第28話 大将と二等兵

    大将(山県)は西部署に柔道の稽古に来る小学生・鈴木洋介(六浦)を"二等兵"と呼んで可愛がっていた。情報屋のネタで、韓国から運ばれてくる麻薬の運び屋を追っていた鳩村たちは、運び屋の相馬二郎(関川)に気付かれ逃亡を許してしまう。相馬は公園のトイレに麻薬を隠し、職質された警官を撃って逃亡を続けた。麻薬の入っていたカバンが公園で発見されるが中身は空っぽ。捜査の結果、相馬が隠した所を見ていた洋介が中身を取り出した可能性が出てきた。山県は彼の実家のラーメン屋を訪ねるが、はぐらかされてしまう。だが、相馬のバックに志村登(石橋)という右翼系の総会屋が浮かび上がり……。

  • 第29話 生命尽きても!平尾一兵
    第29話 生命尽きても!平尾一兵

    「国家試験……」という言葉を残して、射殺された国松。大門は、刑務所で印刷されている医師国家試験や司法試験の答案用紙の漏洩ルートがあるのではないかと考える。その黒幕をあぶり出す役を、チョンボ続きの刑事・平尾一兵が買って出る。そして、背後の黒幕は、代議士・黒田であることがわかるが……。

  • 第30話 謀殺のタイムリミット
    第30話 謀殺のタイムリミット

    タンクローリーが強奪された。犯人の武藤は、車が停止すると爆発する風圧爆弾をタンクローリーにとりつける。武藤のねらいは、妹の交通事故死が、本当は拳銃密売組織による殺人であったことを証明するためだった。大門は、拳銃密売ルートを追わせるが、意外にも警視庁特捜部警備・野村が黒幕として浮かぶ……。

  • 第31話 思い出さがし
    第31話 思い出さがし

    木暮が妹のように可愛がっていた江波悠子(宇佐美)と10年ぶりに再会し、旧交を温めている頃、西部署では亜細亜商事の三田村社長(武藤)の娘・恵子(松田)が、誘拐後に殺害された事件の捜査に動いていた。身代金を運んだという江波(新海)という営業課長も行方不明になっていたが、現場から逃げた男のモンタージュが江波に似ていることが判る。彼が犯人なのか? その江波は悠子の夫だったが、ほどなく死体となって発見される。誘拐事件そのものが怪しいと睨んでさらに調査を進めると、殺された恵子が彼氏と組んだ狂言誘拐が発端で、亜細亜商事専務の倉本(太刀川)が犯行に絡んでいる疑いが浮上し……。

  • 第32話 杜の都・激震!! -宮城・前篇-
    第32話 杜の都・激震!! -宮城・前篇-

    核燃料を搭載したトラックが武装した謎の一団に襲撃された。盗まれたトラックは見つかったが、実験用の高濃縮ウランが盗まれており、犯人が核爆弾を製造する可能性も出てきた。手配していた保冷車が仙台市に現れたという目撃情報がもたらされるが、原子物理学の中里圭一郎助教授(広瀬)が息子の雅也(斉藤)と共に誘拐された。大門たちは宮城県警に急行して捜査を開始。誘拐の際撃たれて負傷した中里の婚約者である相原杏子(三浦)の証言で誘拐犯の正体が割れ、溝口(片岡)という男をカーチェイスの末に追い詰めるが、人質を取って立てこもってしまう。果たしてウランの行方は……!?

  • 第33話 仙台爆破計画 -宮城・後篇-
    第33話 仙台爆破計画 -宮城・後篇-

    ウランを奪った犯人は滝沢礼次郎(小野)と伊庭亮(南城)というアナーキストとその一味だった。滝沢から送られてきた声明文には、本日4時に仙台市内で製造した核爆弾を爆発させると書いてあった。中里親子は発見されるが爆弾の設置場所は判らない。タイムリミットまであと4時間、手掛かりは雅也が見たクレーン車という情報のみ。一方、滝沢はこれまで誰も為し得なかった犯罪を成功させると言って不気味に笑う。だが、大門軍団の執念の捜査により居所を突き止められた滝沢たちは、護身用に作った爆弾の誤爆により爆死してしまう。万事休す! これで核爆弾設置場所への手掛かりは消失したのか!?

  • 第34話 特番燃える勇者たち
    第34話 特番燃える勇者たち

    通常の1時間枠を倍に拡大した新春スペシャル版。名古屋の日銀支店から、100億円相当の金塊が盗まれた。事件解決を一任された木暮は、大門軍団を名古屋に向かわせる。犯人の一味で拘置所に拘留されているパイロット・日高を脱走させ、背後関係を突き止めようとするが……。勝新太郎などがゲストで出演。

  • 第35話 刑事無情
    第35話 刑事無情

    ディスコの客が射殺されたが、目撃者も多く事件は早期解決かと思われた。しかし、犯人・飯沼彰(内藤)と一緒にいた女が本庁四課の鬼刑事・田代栄治(神山)の娘・純子(澪)であることが判り田代に確認を取るが、頑として否定され捜査は難航していく。情報漏洩により四課が追う秘密カジノが巧妙に摘発を逃れ続けており、その内通者が田代ではないかという情報を木暮が掴んできた。一方、情報屋から得た情報で、山県は犯人と関係のある平和金融に捜査のため単独で動くが、逆に平和金融の梅沢孝志(鹿内)が率いる組織によって捕らえられてしまう。

  • 第36話 灼熱の拳銃
    第36話 灼熱の拳銃

    2億数千万円が、ダイナマイトをくくりつけたラジコン飛行機に襲われ、輸送車ごと奪われてしまう。が、実は、現金は無事だった。南刑事が新聞紙とすり替えておいたのだ。犯人側は、現金を得るため西部署を脅迫してくる。そして、派出所が爆破され、「もっと大規模にダイナマイトを仕掛けた」と予告してくる……。

  • 第37話 対決!マグナム44
    第37話 対決!マグナム44

    大量のヘロインを持ち込んだ香港マフィアのビル山田を追う大門軍団。ところが、当の山田から「消される。保護してほしい」との連絡が入る。しかし山田は狙撃され即死。五代は、正確なその狙撃の腕前に、元防衛隊の射撃の名手・中森を思い出す。中森は犯行を認めたものの、人質をとって逃走をはかった……。

  • 第38話 さよならに接吻を―
    第38話 さよならに接吻を―

    星野弁護士(相原)の射殺現場に居合わせたナイトクラブの歌手・佐藤真紀(麻丘)の証言で犯人は橋本達男(山西)と判明。早期逮捕に至る。しかし、真紀に面通しをさせると別人だと証言し、橋本は釈放となった。大門は橋本に殺人を依頼した人物と物証の割り出しを指示し、鳩村には真紀が証言を覆した謎を追わせた。捜査の結果、笠原組を元顧問弁護士である星野が強請っていたことが判り、殺しの依頼はその組長・笠原(福山)からだと思われた。命を狙われた真紀のガードに付いた鳩村だったが、真紀は誘拐されてしまう。そこで笠原に揺さぶりを掛け、橋本との接触を促し、捜査を進めていくのだが……。

  • 第39話 長さんと泥棒
    第39話 長さんと泥棒

    武蔵野刑務所を出所した日下寅吉(玉川)を出迎えた南は、足を洗う決心をしたと語る寅吉の言葉を聞いて安心する。3日後、極東商事の松岡常務(小林)が射殺される事件が起き、目撃者の情報から松岡家に侵入した賊は寅吉であることが判明する。何か裏があると考えた南は、出所時に迎えに来ていた元暴走族の明(河西)を捜し出して問い質す一方、捜査の結果、松岡家からは常務が日頃持ち歩いていた鞄がなくなっており、東京地検の特捜部もその鞄を追っていることが判明。原子炉がらみの巨大汚職がその裏には隠されている事実も明らかに。明の自白でその鞄は寅吉が盗み出したことも判るのだが……。

  • 第40話 激闘!!炎の瀬戸内海 -岡山.高松篇-
    第40話 激闘!!炎の瀬戸内海 -岡山.高松篇-

    凶悪犯・阿久根忠行(伊吹)が武蔵野刑務所から脱獄し、岡山県へ逃亡した。山県は阿久根の目的が、山県の元上司で今は下津井電鉄に勤める元警部補の栗原重吉(佐藤)の殺害にあると踏む。阿久根を逮捕したのがその栗原だったからだ。平尾と共に岡山へ向かった山県は、下津井電鉄のタクシーが爆破される事件に遭遇。刑務所仲間だった成毛久(上原)というマッドボンバーと他二名の存在も浮かび上がる。岡山に結集した大門軍団だが、今度は下津井のバスが爆破され、社長(中山)宛に12億円を要求する脅迫電話がかかってきた。さらに、捜査を進めていた山県と栗原が捕まり、拳銃で撃たれた上に二人に爆弾がセットされた!

  • 第41話 激突!!壇ノ浦攻防戦 -岡山.高松篇-
    第41話 激突!!壇ノ浦攻防戦 -岡山.高松篇-

    下津井電鉄の事件を解決し、岡山での休暇を楽しんだ軍団の面々は高松市へ移動。ひとり別行動の五代は、知り合いになった朝倉洋子(五十嵐)と歩いているところを、謎の男たちに襲われる。標的は洋子だった。なぜゴルフボール工場の研究員である洋子が襲われるのか? 犯人達が使った拳銃は米軍から盗まれたもので、犯人も割れた。しかも犯人グループと香港マフィアの黒幕・楊竜光(睦)が繋がっていることも判明する。とてつもなく大掛かりな犯行が、四国高松で進められているとみた大門らは、その裏に今年の秋から新デザインになる紙幣と交換される、120億円にも及ぶ旧紙幣の強奪計画が隠されていることを知り……。

  • 第42話 幻のチャンピオン
    第42話 幻のチャンピオン

    キャバレーのボーイ・通称グッチがからまれていたのを助けて以来、平尾刑事はグッチに慕われていた。グッチはボクサーを夢見ていたが、玲子に惚れて以来、地道に働くようになる。平尾はライフル強奪事件の捜査に追われていたが、捜査線上に東内という前科者が浮かんだ。東内には情婦がいたが、それは玲子だった。

  • 第43話 少年Aの2時間
    第43話 少年Aの2時間

    目黒区の西中学校で、少年による猟銃乱射立て籠もり事件が発生する。犯人は3年生の辺見辰男(番場)で、4人の女子生徒を人質に体育館に立て籠もっており、そこへテレビ東洋のカメラを入れさせ、全局での全国放送を要求してきた。さらに、校長とPTA会長に謝罪させろと言う。一見、常軌を逸した要望を繰り返す辰男だったが、捜査の結果、大門らは辰男が父親達が企てている銀行強盗計画を止める目的で行っている可能性があるという疑いを持つ。この事件の放送を観た父親の辰治(石浜)が、この現場へ来て犯行を実行させないようにと、子供ながらに必死に考えた狂言だったのだ。

  • 第44話 走れ一兵!成田発PM3
    第44話 走れ一兵!成田発PM3

    のどかな昼下がり、女子大生の車が爆破された。結婚を3日後に控えた持ち主の神崎由美子(神保)はその車を友人に貸していたため難を逃れたが、借り主は爆死。平尾と五代が警護に就く中、由美子が拳銃を持った男に襲われた。犯人は由美子に横恋慕する村岡栄治(矢野間)と判明するが行方不明。囮の結婚式で彼を誘き出すことに成功するが、追跡途中に転落死してしまう。村岡が犯行に使用したIC爆弾とイタリア製の拳銃から彼の背後に何者かの影を感じる大門軍団。実は由美子は神崎の本当の娘ではなく、政治家・金子研三の隠し子で、彼女に譲渡される遺産を狙った黒幕の存在が判明する。

  • 第45話 幻の銀バッジ
    第45話 幻の銀バッジ

    サラ金強盗犯・川口が射殺され、彼が奪った1000万円が消えた。その頃、川口を子分扱いしていた暴力団の取り立て屋・岩見が、猛烈に金を集め始めた。大門は、殺された川口のために金を集めていると判断。あるいは岩見は、川口を殺した相手を知っているのか……。一方、岩見の動きに、旭会の望月は不審を抱く。

  • 第46話 さらば友よ
    第46話 さらば友よ

    殺人事件の現場で、山県は港南署時代の同僚である寺光祐司(目黒)と偶然再会。被害者は安井五郎(若尾)というチンピラだったが、目撃者の証言から犯人は寺光である可能性が浮上し、山県は古巣の港南署に向かった。ところが寺光は既に刑事を辞めており、さらに4日前に妻が自殺したらしい。山県は寺光の自宅を訪ねるが、そこに掛かってきた電話の主は寺光で、犯行を認めた上、これからも殺しを続けると宣言する。山県は港南署の奥村刑事(美木)から寺光が武器密売組織を追っていた事実を聞かされる。妻の由起子(堀江)は組織の元運び屋で、寺光は妻の敵討ちを行っていたのだ。山県は親友の凶行を止められるか?

  • 第47話 冬の軍団長
    第47話 冬の軍団長

    半導体会社の女性研究員が死んだ。大門は、過去2件の似たような迷宮入り事件を思い出すが、それらには、野上経済研究所がからんでいると見られた。数日後、木田という男が殺されるが、これは経済研究所の野上のしわざだった。実は木田は、野上の殺しの計画を知って、野上を脅迫したために殺されたのだった。

  • 第48話 戦士よさらば
    第48話 戦士よさらば

    西部署から出て来た出前持ちが、犯人によって故意に轢き逃げされる。追跡した北条と山県は、マシンXと見紛うほどの性能の車とドライビングテクニックにより取り逃してしまう。実は、5日前に本庁からマシンXが盗み出されていたのだ。そして犯人達は少女・池田由美(中曽根)を誘拐し、1億円の身代金を要求。見せしめにパトカーを爆破し、二名の巡査を殺害した。その手口などから、すべての犯行は西部署への挑戦であると推察され、しかもマシンXは無線誘導で動いていることも確認された。北条は以前轢き逃げで捕まえた尾崎浩一(林)という仮出所中の男の仕業であるのを突き止めるが、人質の爆発予告まで残り30分と迫っていた……!

  • 第49話 激追!!地を走る3億ドル -大阪・神戸篇-
    第49話 激追!!地を走る3億ドル -大阪・神戸篇-

    3年前に手配されていたニセドル札を持つ、米国の保健Gメンが殺された。その妹・夏川エリ(小野)の足取りを追って、鳩村と平尾は大阪へ向かった。Gメンは元FBIの捜査官で、ニセ札事件のボスを取り逃がしていた過去があった。彼は消えたボスと原板は日本だと突き止めて来日。エリは兄の無念を晴らすべく行動していたのだ。近く米国の暗黒街にニセ札が大量に出回る、という情報を得た大門軍団は大阪へと出動。組織のボスはジェームス・勝田(深江)だと判り、エリを拉致した勝田らを追って大門軍団は急ぎ神戸へ飛んだ。組織は神戸発展に尽くした巨大施設を利用し、ニセ札を港に運ぼうとしていた!

  • 第50話 京都・幻の女殺人事件 -京都篇-
    第50話 京都・幻の女殺人事件 -京都篇-

    ファッションモデルの島本冴子(浅野)が会見場から姿を消した。その夜、京都で冴子が殺人事件を起こしたとされ、大門たちは京都へ向かった。事件は、宝酒造の中央研究所から二年前に盗まれた「A-60」という酵母菌を巡って複雑な展開を見せ始める。A-60は国家規模の発見で、海外流失するとその損失は計り知れない。その犯人に疑われ、二年前に冴子の姉・律子が自殺していた。さらに冴子が追っていたと思われる二人が殺され、現場から冴子の指紋が付いた拳銃が発見された。これは敵討ちなのか? 真実を掴んだ大門達は、一連の黒幕と目される堂島(神田)を追い詰めるべく冴子の協力で囮捜査を開始。木暮が堂島に接触し……。

  • 第51話 爆発5秒前!琵琶湖の対決 -大阪・大津篇-
    第51話 爆発5秒前!琵琶湖の対決 -大阪・大津篇-

    盗まれたダイナマイトから還元されたニトログリセリンを積んでいたトラックが、大阪で爆発事件を起こした。大門はそんなことができるのは、日本では爆弾魔の坂本(内田)だけだと思い至り捜査を開始すると、千里のレストランチェーン店に脅迫電話をかけてきた小泉(大下)という共犯者が捜査線上に浮かぶ。大門らの捜査で、坂本の狙いが琵琶湖で行われる船上結婚式の船をシージャックすることにあると判明するが、時既に遅く小泉たちにジャックされた後だった。決死の潜入を果たした鳩村は、船内でニトロ爆弾を発見するが捕らえられてしまう。姿を見せない坂本は一体どこに!?

  • 第52話 ターゲット・X -鳩村、絶体絶命!-
    第52話 ターゲット・X -鳩村、絶体絶命!-

    日本警察官射撃競技大会での優勝祝賀会が鳩村のために開かれた。しかし、その夜から鳩村の行方が判らなくなる。一方、インターポールの捜査官、C・H・ハミルトン(エス)の遺体が見つかり、日本のどこかに暗殺者を養成する機関があるという信じられない情報がもたらされる。ハミルトンはその調査のために日本に来ていたのだ。しかも目撃情報などから、鳩村はその組織に拉致された可能性が高いことも判ってきた。さらに捜査線上には陳(千波)という黒幕の存在が浮かび、捜査が続けられるが、鳩村は幻惑剤を打たれて徐々に暗殺者へと仕立て上げられていく。そしてそのターゲットは西部署の……!?

  • 第53話 北帰行
    第53話 北帰行

    シャブの運び屋を尾行していた南と五代の目の前で、運び屋を射殺して麻薬を強奪したのは菅野辰郎(佐藤)という指名手配犯だった。菅野が逃げ込んだ団地を捜査するが、その姿は見つからない。実は菅野は、母子家庭の今井初江(山口)の部屋に潜んでいた。菅野は銀竜会に取引を持ち掛け、初江を代理で向かわせるが、南の姿を見掛けて引き返す。今度は南がそれに気付き、菅野の潜伏を確認した。本庁からは見つけ次第射殺せよという指令が出ており、何とか人質を菅野から引き離したい大門だったが、初江と菅野は次第に心を通わせ始めていた。それを知った大門は、単身菅野と対話するのだが……。

  • 第54話 眼には眼を
    第54話 眼には眼を

    「服役中の金井を釈放しろ」と脅迫電話が大門にかかり、犯人は、都内各地で爆弾を爆発させた。やむなく金井は釈放されるが、狙撃されてしまう。山県は、金井が書いた銀行の防犯装置のノートを発見。「奴は銀行を襲うつもりだ」と大門。しかし、これは陽動作戦だった。やがて大門は、金井の狙いをみごと見ぬく。

  • 第55話 妹
    第55話 妹

    OLの殺人事件と東部署管内で起きた森山達夫(畑中)という自動車修理工の殺人事件。二人の近辺を謎の男が探っていたことが判るが、その男は射殺体として発見され、保険Gメンであることも判明した。先の二人の被害者には保険金が掛けられており、受取人は両方共に高見沢義一(長谷川)という弁護士になっていた。高見沢が悪徳弁護士だと判り、保険金殺人ではないかと疑いを持った大門軍団は捜査を続けるが、明子の幼馴染みで森山の妹であるかずみ(永田)も射殺され、事件の実行犯も口封じのために殺された。かずみが殺されたことに責任を感じた明子は、兄と兄が率いる大門軍団を信じ、自ら囮捜査に志願する!

  • 第56話 80通の脅迫状
    第56話 80通の脅迫状

    超豪華マンションの住人80世帯に、1000万円を払わないと殺すと脅迫が。そして、住人二人が殺される。大門は、同マンションの土地をだましとられ死んだ、高木の遺児・英雄と由紀子にたどりつく。その後、犯人から、住人の一人・関東競馬会理事長の郷田に、「レースを工作しろ」と脅迫電話がかかってくる。

  • 第57話 帰って来た逃亡者
    第57話 帰って来た逃亡者

    山県の恋人・由美がニューヨークから帰国。しかし、山県に別れを告げた直後、爆死する。その後の調べで、由美はなんとヘロイン患者であったことが判明。一方、由美と一緒に帰国した町田という男を追及すると、意外な事実が。町田は、ある手段で金を得て、由美のヘロイン中毒を治そうとしていたのだ……。

  • 第58話 5分間の逆転!!
    第58話 5分間の逆転!!

    チンピラ東祥二の情婦だった美雪が、鳩村の協力でシャブ中毒から立ち直り、故郷へ帰ることになった。その美雪を送って羽田空港へ向かった鳩村。だが、二人が乗ったモノレールは、祥二によって乗っ取られてしまう。祥二は50万ドルを要求し、金の受け取りに成功。しかし、なぜかモノレール内で自殺してしまう。

  • 第59話 さらば老兵
    第59話 さらば老兵

    東洋デパートの課長が射殺体で発見され、凶器の銃は一年前に長野県警の派出所から奪われた二挺の拳銃のうちの一挺だと判明。盗んだ犯人は三沢幸司(森)という男だった。捜査協力で長野県警から権藤庄一(花沢)という老刑事が西部署に派遣されてきたが、迎えに出た平尾に捜査はひとりですると告げ、取り付く島がない。だが献身的な平尾に、次第に頑固な態度が軟化していく。三沢の女だった久保加代子(野平)を見張り続ける平尾と権藤だったが、その途中で権藤は定年退職の時を迎えてしまう。老刑事の無念を知った平尾は大門に権藤の定年を伸ばすように懇願するが、大門は権藤のある決意を読み取っていた。

  • 第60話 跳べ! 探知犬リュウ
    第60話 跳べ! 探知犬リュウ

    神山経済省長官が園遊会で爆殺された。以前東部署管内で使用された特殊爆弾と同じであり、その犯人は伊庭亮(成瀬)と徹の兄弟で、兄の亮はいまだ逃亡中であった。調べてみると徹は獄中で自殺しており、今度は徹を逮捕した巡査が爆殺された。捜査の結果、伊庭亮は羽田空港に爆弾を仕掛けに向かったことが判った。国立は二年間掛けて育て上げた爆弾探知犬・柴犬のリュウを捜査に起用してほしいと大門に直訴して羽田へ向かうが、徹に死刑判決を下した裁判長が爆殺されてしまう。責任を感じ肩を落とす国立に、大門は失敗を恐れずリュウを育てることを希望する。次の標的は誰か!? 今こそリュウの真価が問われる!

  • 第61話 父と子の激走! -ニューマシン・刀R-
    第61話 父と子の激走! -ニューマシン・刀R-

    香港マフィア一掃が目前の西部署だが、白バイ警官を殺害する殺人ライダーが現れた。スズキの刀1100を駆るライダーに鳩村が遭遇するが、追跡途中に鳩村のバイクは転倒炎上、同行していた高森巡査(菊川)は死体で発見された。フルチューンされた犯人のマシンに対抗すべく、鳩村は四時間耐久レース用のスズキ刀1100Rを、土方モータースの土方忠男(玉川)に警察車輌として完成させてほしいと頼む。しかし土方は、何故か頑なに聞き入れない。犯人は元レーサーで土方の息子・英一(氏家)であることが判るが、英一は香港マフィアによって麻薬中毒にさせられ操られていた。起死回生の鍵はハトの刀1100Rなのだが……。

  • 第62話 幻のチェッカーフラッグ
    第62話 幻のチェッカーフラッグ

    三人のガードマンが射殺され、500キロの金塊が盗まれた。殺されたガードマンの竹田を探ると、通帳に200万円の金の出し入れがあることが判明。竹田の弟で、大事なレースを控えたカーレーサーの和人は、兄の無実を主張する。やがて真犯人がわかるが、和人はレースをあきらめ、自らの手で真犯人を追っていた。

  • 第63話 母と子の約束
    第63話 母と子の約束

    武蔵野刑務所を出所した女スリ"ジャガーの常"こと河合常子(菅井)を出迎えた北条は、常子の頼みで捜し出していた生き別れの息子・竜治(佐藤)と再会させた。一方、大門軍団は銀竜会のシャブの運び屋が殺された事件を追っていたが、竜治は常子の息子ではなく、シャブの運び屋だということが分かった。銀竜会に補填する金の工面のために、二千万円を持っているという常子に近づいたのだ。それを知ってなお、常子は余命三ヶ月のガンに冒された体を引きずり、竜治の代わりに東京港資材埠頭へシャブを取り返しに向かった。たったひと晩、親子の契りを結んだ母子のために、北条は現場へ急行する!

  • 第64話 愛と哀しみの銃弾
    第64話 愛と哀しみの銃弾

    沖縄那覇中央署から指名手配犯の黒崎年男・信二兄弟(竹下・柳田)の資料が送られてきた。その頃、木暮は北海道へ引っ越す、旧知の間柄である田島竜吉(内田)の娘・泰子(森)の送別会を行っていたのだが、そこへ竜吉が殺されたという急報が入った。使用された拳銃は黒崎兄弟が使っていたものと判り、しかも竜吉は重度のヘロイン中毒だったことも判明する。だが、そこには木暮と竜吉の過去に因縁のある深いドラマがあった。当初は木暮が過去に捕まえた黒崎兄弟の父親が獄中死した復讐がらみかと思われたが、捜査線上に中光商事の木村(亀石)という男が浮かび、単純な復讐劇ではない可能性が浮上する。

  • 第65話 14年目の賭け
    第65話 14年目の賭け

    5億円のダイヤが強奪された事件に、大門らは振り回されていた。折しもダイヤのカット技師・古賀が、彼の恋人の中西美紀が出演するクラブの近くで、射殺死体となって発見された。古賀を撃った拳銃は、14年前に美紀の親が被害者になった強盗事件で使われたものだった。南刑事は一味のアジトに潜入するが……。

  • 第66話 鮮血の絆!
    第66話 鮮血の絆!

    麻薬Gメン四人が射殺された。使われた銃を買ったのは、刑務所を出所したばかりの大貫。その大貫の女・千恵は、血液鑑定の権威・桐原の娘だった。個人的に桐原教授と親しい北条は、大貫を捕えるが、千恵は大貫の銃弾で死ぬ。娘の復讐のために立ち上がった桐原は、驚くべき方法で大貫の釈放を要求してくる。

  • 第67話 たった一人の挑戦
    第67話 たった一人の挑戦

    東南アジア系の若い女が絞殺された。彼女が勤めていたクラブの佐竹裕子が参考人として呼ばれた。実は裕子はルポライターだったが、頑として口を割らない。調べると、2年前、彼女は、妹をヘロイン組織の一味として警官に射殺されていた。しかも裕子は、恨みのあるヘロイン組織のボス、高沢を追っていたのだ。

  • 第68話 真夜中のゲーム
    第68話 真夜中のゲーム

    独り寝の淋しい鳩村に旧友の星野良一(三好)が、山崎悦次(草薙)という前科者に婚約者の鳥越みどり(風間)を連れ去られたと相談を持ち掛けてくるが、翌日、交通事故を起こして星野が死亡した。腑に落ちない鳩村は、休暇を取って独自に調査を始めるが命を狙われる。撃たれた弾丸を調べた結果、拳銃は山崎のもので、国立の調べで星野は事故ではなく殺害された事実が明らかに。みどりからの電話で鳩村は救出に向かうが、彼女は殺されてしまう。調べてみると彼女はフィリピン人であり、木暮は山崎と星野で麻薬の取引相手である彼女を取り合っていたのではないかと推察。鳩村もある重大なことに思い至り……。

  • 第69話 愛の旅立ち
    第69話 愛の旅立ち

    五代が国家公務員上級職試験に合格した。これで警部補となりキャリア組の仲間入りだ。本庁からも捜査一課への転属という打診がきているという。当の五代は非番で明子とのデートを楽しんでいたが、急報を受け殺人事件の現場へと向かった。殺されていたのは麻薬組織の捜査をしていた東部署の遠藤刑事だった。生前遠藤が接触したと思われる岸本三郎(秋山)という元麻薬の売人を当たるが口は重い。大河内剛三(宍戸)という麻薬取引のボスが、大門に直々に面会を求めてくるなど、徐々に内情が明らかになっていく麻薬組織に、囮捜査で揺さぶりを掛けることになり、大門は五代をその囮に指名した!

  • 第70話 大門死す! 男達よ永遠に…
    第70話 大門死す! 男達よ永遠に…

    パリで開かれた国際刑事警察機構のシンポジウムに出席した大門は、国際テロリストの首領・ガストン・レグレス(ウルフ)の凄絶な逮捕劇に立ち会い、ガストンはその場で射殺された。それから五ヶ月後の東京で二人のフランス人が殺害された。二人は"ブラッド(血)"と呼ばれる人物を追っていた事実が判明。木暮はブラッドが国際テロリスト・藤崎礼次のコードネームで、ガストンの後継者となるべく、日本で行動を起こす可能性が大きいことを大門に示唆。その企みを叩き潰せと本庁からの特命を伝える。大門は唐沢(原田)というルポライターから、藤崎に関する情報を得て北海道へ向かうが、正体不明の男らの襲撃を受け、五代が撃たれてしまう。大門がこれは自分たちを狙った計画ではないかと感付いた頃、防衛隊基地が襲撃され大量の武器弾薬が強奪された。五代を明子に任せて東京へ帰った大門は、唐沢に接触を試みるが、その正体は予想通り藤崎だった! 五代が一命を取り留めた頃、「鷹の目」と名乗る藤崎の組織が亜細亜電気にテロ活動を開始。瀬戸内海放送で武田鉄矢(本人)の報道番組をジャックした藤崎一味は、亜細亜電気の佐伯会長(山村)と少女を人質にし、同時に亜細亜電気の社員を乗せたバスもジャック。警視庁刑事部長の戸ヶ崎稔(中丸)に直接交渉を持ち掛け、大門軍団を捜査から外せと要求してきた。

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